本記事では、Prime Videoで9月18日(月・祝)に配信された「Prime Video Presents Live Boxing 5」のWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ中谷潤人VSアルヒコルテスの試合結果などをレビューしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
中谷選手プロフィール
渡米前日本でのラスト練習でした🥊
— 中谷潤人 JUNTO NAKATANI (@BoxerJunto) March 28, 2023
ロサンゼルスでしっかり仕上げて、
ラスベガスへ、気合い入れて頑張ります
感謝!感謝!
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名前 | 中谷潤人 |
生年月日 | 1998年1月2日 |
出身地 | 三重県東員町 |
身長 | 172cm |
リーチ | 170cm |
タイプ | 左ボクサーファイター |
階級 | フライ級 (50.80キロ) スーパーフライ級 (52.16キロ) |
実績 | 世界2階級制覇 |
コルテス選手プロフィール
名前 | アルヒ・コルテス |
生年月日 | 1994年12月8日 |
出身地 | メキシコ |
身長 | 159cm |
リーチ | 166cm |
タイプ | 右ボクサーファイター |
階級 | スーパーフライ級 (52.16キロ) |
試合結果レビュー
前評判では、中谷有利との声が多くありましたが、想像以上にコルテスの中谷対策に苦戦した場面もあるハラハラとした試合だったかと思います。
前半ラウンド
立ち上がり、やはりフィジカルの差で有利な中谷選手の右のリードジャブが良く当たっていました。
コルテス選手は、待ちの姿勢が多くあり、相手の打ち終わりを狙っているような戦い方をしていました。
試合が動いたのは5ラウンド目でした。
中谷選手から仕掛けた右ジャブから、大きく踏み込んだ左ボディのコンビネーションがコルテス選手を捕え、1度目のダウン。マウスピースを吐き出すほど強烈なボディ攻撃でした。
その後、立ち上がったコルテス選手を上下のコンビネーションの連打で、すぐさま2度目のダウンを奪いました。
しかし、決して簡単に終わる相手ではありませんでした。コルテス選手は、ボディを効かされながらも、その後の距離のとり方が非常に上手く、ダウン後も中谷選手の攻撃の後、必ず攻撃を打ち返してくるタフさがありました。
6ラウンド目では、中谷選手の打ち終わりからコルテス選手が右ストレートを当てて、中谷選手がふらつきました。
そんな危ない場面もありましたが、前半戦は2度のダウンを奪った中谷選手が、試合内容、ポイントにおいても圧倒していたと感じました。
後半ラウンド
7ラウンド目以降も中谷選手のリードジャブによって優勢に試合を進めれていたと思います。
時折みせる中谷選手の逆ワンツーも非常に有効な攻撃でした。外から内からと色々な攻撃を入れ、コルテス選手の勢いを封じていました。
そして、9ラウンド目にも動きがありました。
コルテス選手が攻撃姿勢になり体を入れてきたところに中谷選手がカウンターのボディをいれ3度目のダウンを奪いました。
3度のダウンを奪われてもなお、コルテス選手は、中谷選手のうち終わりを狙った攻撃をしかけ続け、とてもタフな強さを見せつけました。
しかし、やはり序盤から終盤に掛けて、積極的に攻め続けた中谷選手が試合を支配し続け、そのまま12ラウンドが終わりました。
試合結果
結果は、3-0で中谷選手の大差判定勝利となりました。
非常にタフな相手でしたが、リードジャブから優勢に試合を進め、さらには3度のダウンまで奪った中谷選手の素晴らしいファイトでした。
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