シャクール・スティーブンソン選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、強豪乱立のライト級へ挑戦する名ボクサー・シャクールスティーブンソン選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、スティーブンソン選手のその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前シャクール・スティーブンソン
生年月日1997年6月28日
出身地ニューアーク(アメリカ)
身長170cm
リーチ173cm
タイプ左ボクサー
階級フェザー級 (57.15キロ)
スーパーフェザー級 (58.97キロ)
ライト級 (61.23キロ)
実績世界3階級制覇
主要2団体統一(スーパーフェザー級)

順調にスターダムを駆け上がってきたスティーブンソンだったが、思わぬ形で失速することとなった。世界王者として初めて故郷に凱旋したロブソン・コンセイサンとの試合で体重超過を犯し、王座を失う。その後、2023年11月におこなわれたエドウィンデロスサントスとのタイトルマッチに勝利し、現在はWBC世界ライト級王者となっている。この勝利により、世界3階級制覇を達成した。

エドウィンデロスサントスの記事はコチラ↓
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戦績

アマ戦績  140戦122勝18敗
プロ戦績  21戦21勝(10KO)無敗
世界戦戦績 5戦5勝(1KO)無敗

※2023年11月17日時点

プロ戦績は20戦20勝無敗と好成績を収めているが、2022年9月23日にコンセイサン戦で犯してしまった体重超過はキャリアに傷をつけることとなり、世間に悪い印象を与えてしまった。今後は、強豪乱立のライト級で、ガーボンタ・デービスを始めデビン・ヘイニーワシル・ロマチェンコなど新クラスの強者を倒し、世間のイメージを払拭することができるか非常に注目の選手だ。

試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12017年4月22日6R負傷判定 3-0エドガー・ブリトーアメリカ合衆国プロデビュー戦
22017年5月20日1R 2:35TKOカルロス・ガストン・スアレスアルゼンチン 
32017年8月19日6R判定 3-0ダビド・ミチェル・パスアルゼンチン 
42017年12月9日2R 1:38TKOオスカー・メンドーサアメリカ合衆国 
52018年2月16日8R判定 3-0ファン・タピアアメリカ合衆国 
62018年4月28日2R 1:35TKOパトリック・ライリーアメリカ合衆国 
72018年6月9日2R 1:45TKOエリオ・メスキータブラジル 
82018年8月18日8R判定 3-0カルロス・ルイスメキシコ 
92018年10月13日9R 終了TKOビオレル・シミオンルーマニア 
102019年1月18日4R 1:29TKOジェシー・クリス・ロサレスフィリピンIBFインターコンチネンタルフェザー級王座決定戦
WBCアメリカ大陸フェザー級王座決定戦
112019年4月20日10R判定 3-0クリストファー・ディアスプエルトリコNABO北米フェザー級王座決定戦
IBFインターコンチネンタル防衛1
122019年7月13日3R 2:37KOアルベルト・ゲバラメキシコNABO防衛1
132019年10月26日12R判定 3-0ジョエト・ゴンサレスアメリカ合衆国WBO世界フェザー級王座決定戦
142020年6月9日6R 1:31KOフェリックス・カラバージョプエルトリコ 
152020年12月12日10R判定 3-0トカ・カーン・クラリーアメリカ合衆国 
162021年6月12日12R判定 3-0ジェレマイア・ナカティラナミビアWBO世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦
172021年10月23日10R 1:30TKOジャメル・ヘリングアメリカ合衆国WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦
WBO防衛1
182022年4月30日12R判定 3-0オスカル・バルデスメキシコWBC・WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦
WBC獲得・WBO防衛2
192022年9月23日12R判定 3-0ロブソン・コンセイソンブラジル体重超過により王座剥奪
202023年4月8日6R 1:35TKO吉野修一郎(三迫)日本WBC世界ライト級挑戦者決定戦
212023年11月16日 12R 判定 3-0 エドウィン・デ・ロス・サントスドミニカ共和国WBC世界ライト級王座決定戦
試合結果の記事はコチラ↓

スティーブンソンvsデ・ロス・サントス【試合結果】
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ファイトスタイル・能力

スティーブンソンは、サウスポースタイルのアウトボクシング型ボクサーだ。

オフェンス

アウトボクシングを得意とし、常に間合いを空けた状態からストレート系を軸に攻撃を行う。右ジャブ、右フックから常に間合いをコントロールするのが上手い。

彼の最も優れた強みとしては、両手ハンドスピードが非常に速い点だ。

左の攻撃のバリュエーションが多くあり、ショートストレート、フック、アッパーカットなど様々な角度から散らして攻撃を打つことが可能。中でも左のショートパンチは強力で、ノーモーションから突然打つこともある。

しかし彼には一発で沈めるほどのパワーはそこまでないのではないか。ハンドスピードの速い攻撃を散らして打ち、ポイントを重ね、優勢勝ちを狙いに行くようなファイトを得意としているテクニカルな選手だと思われる。

ディフェンス

バックステップ、スウェー、ダッキングなどディフェンステクニックが非常に高い

集中を切らさず、常に相手の動きを観察しながら、パンチをもらわない冷静なペースメイクが可能な選手だ。

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ライト級主要選手
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最後までご覧いただきありがとうございました。

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