ガーボンタ・デービス選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、激戦区ライト級の最強ボクサー・ガーボンタ・デービス(ジャーボンテイ・デービス)選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、デービスのその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

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プロフィール

名前ガーボンタ・デービス(ジャーボンテイ・デービス)
生年月日1994年11月7日
デビュー2013年2月22日
出身地ボルティモア(アメリカ
身長166cm
リーチ171cm
タイプ左ボクサーファイター
階級スーパーフェザー級 (58.97キロ)
ライト級 (61.23キロ)
スーパーライト級 (63.50キロ)
実績世界3階級制覇

現在は、WBA世界ライト級レギュラー王者である。

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戦績

アマ戦績  221戦206勝15敗
プロ戦績  29戦29勝(27KO)無敗
世界戦戦績 12戦12勝(11KO)
※2023年4月22日時点

プロ戦績は全勝。さらにKO率も90%越えと超一流。現ボクシング界で才能だけならトップ3に入るほどの天才ボクサーだ。

2017年、当時無敗のホセペドロザ選手を7ラウンドTKOと圧勝した内容でスーパーフェザー級のタイトルを獲得、さらには2021年にも無敗王者マリオ・バリオスを11ラウンドTKOに沈めスーパーライト級のタイトルを獲得するなど、その戦績の中でも実力者を次々と倒している。

最近の試合では、無敗のライアンガルシアを7RTKOで倒すなど、実力差を見せつけた内容で圧勝した。

しかし、その戦績とは裏腹に、プライベートはかなりのトラブルメーカー。暴力事件を何度も起こしてしまった問題児でもあり、多くのボクシングファンがいる一方で、悪童とも言われている。

試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12013年2月22日1R 1:29KOディシー・ウィリアムスアメリカ合衆国プロデビュー戦
22013年4月20日2R 2:04TKOジャコブ・ニナウアメリカ合衆国 
32013年6月8日1R 1:36KOジョナサン・ギアースアメリカ合衆国 
42013年7月20日2R 2:26TKOラファエル・カシアスアメリカ合衆国 
52013年10月17日4R 1:55TKOエリック・ジャマール・グッドオールアメリカ合衆国 
62013年12月14日2R 2:29TKOジェームス・フランクスアメリカ合衆国 
72014年5月16日2R 終了TKOジョシュア・アローチョアメリカ合衆国 
82014年8月1日1R 1:16KOヘクター・ロペスアメリカ合衆国 
92014年10月8日6R判定3-0ジャーマン・メラズメキシコ 
102015年2月20日1R 0:47KOイスラエル・スアレスプエルトリコ 
112015年5月22日1R 1:14TKOアルベルト・モーラメキシコ 
122015年9月12日1R 1:34TKOリッキー・ドーレイフィリピン 
132015年10月30日3R 1:31TKOクリストバル・クルスメキシコ 
142015年12月18日9R 2:05KOルイス・サンチェスメキシコ 
152016年4月1日6R 0:29TKOギレルモ・アヴィラメキシコ 
162016年6月3日1R 0:41KOマリオ・アントニオ・マシアスメキシコ 
172017年1月14日7R 2:36TKOホセ・ペドラザプエルトリコIBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
182017年5月20日3R 2:11TKOリアム・ウォルシュイギリスIBF防衛1
192017年8月26日8R 0:39KOフランシスコ・フォンセカコスタリカ体重超過により王座剥奪
202018年4月21日3R 2:45TKOヘスス・クエジャルアルゼンチンWBA世界スーパーフェザー級スーパー王座決定戦
212019年2月9日1R 2:59TKOウーゴ・ルイスメキシコWBA防衛1
222019年7月27日2R 1:33TKOリカルド・ヌニェスパナマWBA防衛2
232019年12月28日12R 1:17KOユリオルキス・ガンボアキューバWBA世界ライト級王座決定戦
242020年10月31日6R 2:40KOレオ・サンタ・クルスメキシコWBAスーパー・世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
WBA防衛1(ライト級)
252021年6月26日11R 2:13TKOマリオ・バリオスアメリカ合衆国WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ
262021年12月5日12R判定3-0イサック・クルスメキシコWBA防衛2(ライト級)
272022年5月28日6R 2:39TKOロランド・ロメロアメリカ合衆国WBA防衛3
282023年1月7日9R 0:13TKOエクトール・ルイス・ガルシアドミニカ共和国WBA防衛4
292023年4月22日7R 1:44KOライアン・ガルシアアメリカ合衆国 
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ファイトスタイル・能力

ガーボンタデービスは、ボクサーファイタータイプのサウスポースタイルだ。

対戦者の動きを読み、攻撃や防御のスキを瞬時に見極めタイミングをズラしたパンチを打ち込み相手を圧倒してしまうボクサーだ

パワー・オフェンス・スピード・スタミナ・バトルプラン(戦略力)に関して、どれも一流で天才的。彼の一発で終わらせるボクシングを好きなファンは、たくさんいるだろう。

オフェンス

爆発的な攻撃力を兼ね備えつつも、試合中は冷静に相手をよく観察しパンチを丁寧に見切ることが可能

ノーモーションからの飛びついたストレートや相手の踏み込みに合わせたカウンター攻撃、角度のついた左アッパー、スイング軌道の右フックなど、戦術が多彩であり、非常に美しいボクシングをする。

ディフェンス

攻撃も超一流だが、守備も非常に素晴らしいテクニックを持っている。試合の中でかなり近い距離をキープしていることもあるが、スウェーやダッキングなど他の選手よりも勘が鋭くスピードが速い

しかし、本当にわずかだが、正面に体を向けたときに、時折ストレートの攻撃をもらうシーンを見受けられることがある。ディフェンス面に関しては少し穴があるように思われる。

欠点

彼のファイトスタイルは判定決着に適していない。理由は戦い方の丁寧さが故に、手数が少なくなりがちだからだ。これまでの試合はKO勝利ばかりなので観ていて本当に面白いのだが、今後、強豪と戦い、もし判定決着となってしまった場合には、手数の差で敗北してしまう恐れがあるのではないだろうか。

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