ワシル・ロマチェンコ選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、技巧派ボクシングの天才ワシル・ロマチェンコ選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ロマチェンコのその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前ワシル・ロマチェンコ
生年月日1988年2月17日
出身地ドニストロフスキー(ウクライナ)
身長170cm
リーチ166cm
タイプ左ボクサーファイター
階級フェザー級 (57.15キロ)
スーパーフェザー級 (58.97キロ)
ライト級 (61.23キロ)
実績世界3階級制覇
主要3団体統一(ライト級)

現在は無冠だが、かつては元WBO世界フェザー級王者、元WBO世界スーパーフェザー級王者、元WBAスーパー・WBC・WBO世界ライト級3団体統一王者という華々しい成績を残している選手だ。

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戦績

アマ戦績  398戦396勝1敗1分
プロ戦績  20戦17勝(11KO)3敗
世界戦戦績 16戦13勝(9KO)3敗
※2023年5月20日時点

アマチュアでも輝かしい成績を誇り、北京オリンピックはフェザー級、ロンドンオリンピックはライト級で金メダルを獲得し、オリンピック2連覇を果たした。アマチュア時代の戦績は396勝1敗と2007年の世界選手権の決勝で一度敗戦して以降、全勝記録を残している。アマチュア時代からここまで黒星がない選手は相当珍しい逸材である。

プロ転向後もその活躍は続き、世界最速で3階級制覇を果たし、ボクシング界は彼の時代になると期待されていたが、2020年10月18日テオフィモロペスとの4団体統一戦にてまさかの敗北を喫し、ロマチェンコの勢いに赤信号が灯った。

さらに自国の問題が原因で試合間のブランクが多くあったため、近年では全盛期よりも少し衰えを感じるボクシングになってしまっている。

10ヶ月ぶりの復帰戦ジャメイン・オルティス戦では、判定勝ちとはなったが、全盛期ほどのステップワークやオフェンス面の良さはあまり感じられず、苦しい戦いとなっていた。

最近では右肩を痛めるなどの怪我もみられ、心配な点が多くある。

だが、かつてのボクシング最前線を走っていた姿は、いつか帰ってくると期待しているファンは多い。年齢は決して若くないが、あくまで今は調整期間なので、試合を重ねていけば感覚は戻ってくるのではないだろうか。

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試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12013年10月12日4R 2:59KOホセ・ラミレスメキシコプロデビュー戦
22014年3月1日×12R判定1-2オルランド・サリドメキシコWBO世界フェザー級タイトルマッチ
32014年6月21日12R判定2-0ゲーリー・ラッセル・ジュニアアメリカ合衆国WBO世界フェザー級王座決定戦
42014年11月22日12R判定3-0チョンラターン・ピリヤピンヨータイWBO防衛1
52015年5月2日9R 0:50KOガマリエル・ロドリゲスプエルトリコWBO防衛2
62015年11月7日10R 2:35KOロムロ・コアシチャメキシコWBO防衛3
72016年6月11日5R 1:09KOローマン・マルチネスプエルトリコWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
82016年11月26日7R 終了TKOニコラス・ウォータースジャマイカWBO防衛1
92017年4月8日9R 終了TKOジェイソン・ソーサアメリカ合衆国WBO防衛2
102017年8月5日7R 終了TKOミゲル・マリアガコロンビアWBO防衛3
112017年12月9日6R 終了TKOギレルモ・リゴンドウキューバWBO防衛4
122018年5月12日10R 2:08TKOホルヘ・リナレス(帝拳)ベネズエラWBA世界ライト級スーパー王座決定戦
132018年12月8日12R判定3-0ホセ・ペドラザプエルトリコWBA・WBO世界ライト級王座統一戦
WBA防衛1・WBO獲得
142019年4月12日4R 0:58KOアンソニー・クローライギリスWBA防衛2・WBO防衛1
152019年8月31日12R判定3-0ルーク・キャンベルイギリスWBC世界ライト級王座決定戦
WBA防衛3・WBC獲得・WBO防衛2
162020年10月18日×12R判定0-3テオフィモ・ロペスアメリカ合衆国WBA・IBF・WBO世界ライト級王座統一戦
WBA・WBO王座陥落
172021年6月27日9R 1:48TKO中谷正義(帝拳)日本 
182021年12月12日12R判定3-0リチャード・カミーガーナWBOインターコンチネンタルライト級王座決定戦
192022年10月29日12R判定3-0ジャメイン・オルティスアメリカ合衆国 
202023年5月20日×12R判定0-3デヴィン・ヘイニーアメリカ合衆国WBA・WBC・IBF・WBO世界ライト級タイトルマッチ
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ファイトスタイル

ロマチェンコはボクサーファイターのサウスポースタイルだ。

ボクシング界のハイテクマシーンと言わた逸材、その技術力の高さはトップレベルだ。

相手の視界から消えてしまう程の左右への大きなステップワークからフック、ストレート、アッパーなど四方八方から攻撃を打つことができる非常にテクニシャンな選手

インファイトでは、至近距離からも瞬時にスペースを作り、イレギュラーな角度の攻撃を打つことがでる。さらに彼のディフェンスの強みとしては、とにかくパンチをもらわないことである。

スウェー、ブロック、ダッキング、ガードとどれも一級品。

数ラウンド重ね相手の動きを見切るようになると、攻撃を全て交し、逆に自分の攻撃は高い命中率でヒットするようになっていく。

そんなことを可能にしてしまうのがロマチェンコのボクシングだ。

ロマチェンコに支配された相手は八方塞がりになるだろう。自分の攻撃は当たらないのに、ロマチェンコの攻撃は全て当たってしまうため、相手は戦意喪失し棄権する選手すらいるほどだ。(海外では、相手が棄権することをロマチェンコ勝ちと言われていたそうだ。)

今は、全盛期よりも少しキレは無くなったが、また調整し試合を重ねていけば、またあの最強のロマチェンコの姿を観れると期待している。

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本記事は以上になります。ロマチェンコ選手のいるライト級は、大物選手がゴロゴロいる激戦階級ですので、今後のライト級戦線の動向にぜひ注目してみてください。最後までご覧いただきありがとうございました。

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