サニー・エドワーズ選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、KO率最底辺の世界王者・サニー・エドワーズ選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、サニー・エドワーズのその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前サニー・エドワーズ
生年月日1996年1月1日
デビュー2016年9月24日
出身地イギリス
身長160cm
リーチ?cm
タイプ左右ボクサーファイター
階級フライ級 (50.80キロ)
スーパーフライ級 (52.16キロ)

エドワーズのボクシングは、人気が乏しい。理由は明白。KO率がワーストクラスに低く、派手さやアグレッシブさが感じられない。しかし、才能が抜群に高いのも事実だ。もっと存在をアピールしたいと考える陣営は、フライ級での統一戦をおこなうように動いた。勝てば、評価・人気を一気に上げられるチャンスとなる。

迎えたフライ級王座統一戦。相手はアメリカの超エリートボクサー・WBO王者ジェシー・ロドリゲス。試合は、結局、強打のジェシー・ロドリゲスのパワーに飲み込まれてしまった。蓋を開ければ、9ラウンド終了時点で心を折られ、TKO負け。エドワーズにとって非常に痛い初黒星となった。

フライ級で元IBF王者として、華麗に復帰を果たしてほしい。今後の彼の動向に注目してみてほしい。

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戦績

プロ戦績  21戦20勝(4KO)1敗
世界戦戦績 6戦5勝1
※2023年12月16日時点

試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12016年9月24日4R判定3-0セルゲイ・タシモフロシア 
22016年10月13日4R判定3-0ブレット・フィドーイギリス 
32016年12月9日4R判定3-0クレイグ・ダービーシャーイギリス 
42017年5月20日1R 0:58TKOジュラ・ドドゥハンガリー 
52017年7月22日4R判定3-0ホセ・アギラールニカラグア 
62017年11月27日4R 2:59TKOロス・マレーイギリスWBO欧州スーパーフライ級王座決定戦
72018年3月3日2R 2:18TKOパトリック・バルトスチェコ 
82018年6月30日6R判定3-0クリスティアン・ナルバエスニカラグア 
92018年10月26日10R判定3-0ライアン・ファラグイギリスWBO欧州防衛1
102018年12月15日10R判定3-0フニオル・グラナドスメキシコWBOインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦
112019年4月27日8R 0:23TKOペドロ・マトスポーランドWBO欧州防衛2
122019年7月13日10R判定3-0イラム・ガジャルドメキシコIBFインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦
132019年9月14日10R判定3-0ロセンド・ウーゴ・グアルネロスメキシコIBFインターナショナル・WBOインターコンチネンタルフライ級王座決定戦
142019年12月21日12R判定3-0マルセル・ブレイスウェイトイギリスBBBofC英国スーパーフライ級王座決定戦
152020年8月29日12R判定3-0トーマス・エソンバカンボジアIBFインターナショナルスーパーフライ級タイトルマッチ
162021年4月30日12R判定3-0モルティ・ムザラネ南アフリカ共和国IBF世界フライ級タイトルマッチ
172021年12月11日12R判定3-0ジェイソン・ママフィリピンIBF防衛1
182022年3月19日12R判定3-0モハメド・ワシームパキスタンIBF防衛2
192022年11月11日12R判定3-0フェリックス・アルバラードニカラグアIBF防衛3
202023年6月10日12R判定3-0アンドレス・カンポスチリIBF防衛4
212023年12月16日×9R終了TKOジェシー・ロドリゲスアメリカ合衆国IBF・WBO世界フライ級王座統一戦
IBF陥落
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ファイトスタイル・能力

エドワーズは、非常に珍しい左右のスイッチスタイルのボクサータイプである。

高いステップワークディフェンスを武器としながら、とにかく前後左右とよく動く。さらに底なしのスタミナも持ち合わせている。しかし、彼のボクシングにはパワーが感じられない。よく動き、とにかくよく動きまくり相手に何もさせずポイントアウトによる勝利へと持っていくボクシングが得意な選手だ。

オフェンス

エドワーズは、明白なカウンタータイプのボクサーだ。アウトボクシングから相手の攻撃を交わしては、絶妙なタイミングでカウンターを打ち込む。サイドステップのクロス攻撃やスピードジャブなど、パンチを当てることに関して、非常に精度が高い。

また、インボクシングにおいては、両手フック攻撃、アッパー打ちで応戦する。スピードがあり、相手をよく見て着弾率の高い攻撃を狙っている印象だ。

しかし、大きな欠点がある。それはパワーの少なさだ。相手をいなす高いディフェンス能力を持ちながら、攻撃をよく当てるのだが、常に守備に重きをおいているためなのか、パンチに重さが感じられない。そのため、戦績も明らかにKO率が低い。明白な彼の課題と言えるだろう。

ディフェンス

とにかくよく動くステップワークディフェンスが非常に良い。前後左右にステップし、距離間のコントロールをおこなう。

相手の攻撃に対応したうえで、隙を伺いコンパクトなパンチを打ち込む。威力はないものの、そういった攻撃を積み重ね、ラウンドの多くを確実にポイントアウトし、判定勝利を何度も奪ってみせた。

ディフェンスから繋げる勝利への執念が素晴らしい。KOがなく派手なダウンの演出はないが、ボクシング界の優秀なポジションにパワーを武器とせずに登りつめたのは非常に素晴らしいことだ。

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