ジェシー・ロドリゲス選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、軽量級に現れた天才ボクサー・ジェシー・ロドリゲス選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ジェシー・ロドリゲスのその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前ジェシー・ジェームス・ロドリゲス・フランコ
生年月日2000年1月20日
デビュー2017年3月10日
出身地テキサス州(アメリカ合衆国)
身長164cm
リーチ170cm
タイプ左ボクサーファイター
階級フライ級 (50.80キロ)
スーパーフライ級 (52.16キロ)
実績世界2階級制覇
主要2団体統一(フライ級)

幸運が舞い込み、それを努力でつかみ取った天才だ。2022年スーパーフライ級タイトルマッチにて、出場が不可能になったシーサケットの代役として、本来の階級のライトフライ級から2階級も上げて王座決定戦に出場した。さらにその相手は、経験豊富であり、なおかつ、高い勝率を残す強豪、カルロス・クアドラス。流石に厳しい試合になるかと思われたが、なんとダウンまで奪って大差の判定勝利。ローマンゴンサレス、シーサケットと注目された選手のいる階級だっただけに、この勝利により一躍世界にその名を知らしめた。

スーパーフライ級で2度の防衛を成功させ、その後、スーパーフライ級世界タイトルをあえて返上し、本来のベストな体重であるフライ級に転向した。 フライ級初戦でいきなり、クリスティアン・ゴンザレスとの世界タイトルマッチが組まれ、見事に判定勝利。世界2階級制覇を達成した。

2023年12月26日、当時20戦無敗のサニーエドワーズと主要2団体統一戦が行われた。試合はロドリゲスの見事なカウンター攻撃がヒットし、ダウンを奪い、9ラウンドに相手が棄権しTKO勝利。無敗の世界王者相手に、力の差を見せつけ、さらにロドリゲスへの評価は高くなった。

この勝利により現在は、WBO・IBF世界フライ級主要2団体統一王者である。

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戦績

アマ戦績  90戦77勝13敗
プロ戦績  19戦19勝(12KO)無敗
世界戦戦績 5戦5勝(2KO)無
※2023年12月16日時点

試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12017年3月10日4R判定3-0マウリシオ・クルスメキシコ 
22017年4月28日1R 1:39TKOエリック・ホバーニ・ネグレテメキシコ 
32017年6月10日4R判定3-0ロバート・レデスマアメリカ合衆国 
42017年11月17日2R 1:22KOホルヘ・モスケイラメキシコ 
52018年3月9日1R 1:33TKOサンティアゴ・サンチェス・バヤルドアメリカ合衆国 
62018年5月5日3R 2:18KOアルマンド・バスケスメキシコ 
72018年9月30日8R判定3-0エドウィン・レイエスアメリカ合衆国 
82018年12月1日6R判定3-0ジョスエ・モラレスアメリカ合衆国 
92019年3月16日3R 2:50TKOラウフ・アガエフアゼルバイジャン 
102019年7月27日3R 2:23TKOセサール・ガルシア・トリホスメキシコ 
112020年2月29日8R 1:10TKOマルコ・サステイタアメリカ合衆国 
122020年9月5日1R 2:03KOハニエル・リベラプエルトリコ 
132020年12月12日2R 2:05KOサウル・フアレスメキシコ 
142021年10月16日4R 1:23KOホセ・アレハンドロ・ブルゴスメキシコ 
152022年2月5日12R判定3-0カルロス・クアドラスメキシコWBC世界スーパーフライ級王座決定戦
162022年6月25日8R 1:50TKOシーサケット・ソー・ルンヴィサイタイWBC防衛1
172022年9月17日12R判定3-0イスラエル・ゴンザレスメキシコWBC防衛2
182023年4月8日12R判定3-0クリスティアン・ゴンザレスメキシコWBO世界フライ級王座決定戦
192023年12月16日9R終了TKOサニー・エドワーズイギリスIBF・WBO世界フライ級王座統一戦
IBF獲得・WBO防衛1
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ファイトスタイル・能力

ジェシーロドリゲスはサウスポースタイルのボクサーファイターである。

上下へのスピードのある攻撃、反応・タイミング共に抜群なカウンターでダウンを奪ってみせる。また、サイドのステップワークを駆使し、角度を作る技量もある。年齢がまだ若いが、それを感じさせないほど完成されたテクニックを持つボクサーだ。

オフェンス

タイミングを合わせたカウンター攻撃が非常に強力である。両フック、両ストレート攻撃とどの角度からでもカウンター攻撃を狙う。タイミング、威力ともに非常に高く、非常に高いテクニックである。

また、カウンター攻撃がなくとも、相手が出てこなければ、みずからラッシュをかけるコンビネーションも素晴らしい。豊富な運動量のあるラッシュで動けなくなるまで追い込む気迫ある攻撃が非常に強力である。

スタミナ、威力、テクニックと全てを凌駕するまさに天才的なオフェンス能力である。

ディフェンス

ディフェンスにおいては、強固な両手ガードが印象的である。常に相手の攻撃を警戒し、しっかりと両手でガードする。非常に丁寧なディフェンスである。

また、ステップワークによるディフェンスも素晴らしい。バックステップ、サイドステップを駆使し、的を絞らせないようによく動く印象だ。そのため、スタミナも十分に備えており、ディフェンス面においても穴のない選手である。

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