デオンテイ・ワイルダー選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、強打健在のヘビー級の強豪選手・デオンテイ・ワイルダー選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ワイルダーのその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前デオンテイ・ワイルダー
生年月日1985年10月22日
デビュー2008年11月15日
出身地タスカル―サ(アメリカ)
身長201cm
リーチ211cm
タイプ右ボクサー
階級ヘビー級 (90.72キロ以上)
実績オリンピック銅メダル(2008・北京)

タイソンフューリーとの第3戦、ダウンを何度も奪われKO負け。この敗北があまりにも痛かった。引退するとまで言われたワイルダーだったが、1年間のブランクをあけリングに戻ってきた。

復帰戦の相手はロバートヘレニウスだったが、3分を持たせずに右の一撃で失神KO勝利。素晴らしい復活となった。今後もヘビー級を盛り上げてくれることに期待したい。

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戦績

アマ戦績  35戦30勝5敗
プロ戦績  47戦43勝(42KO)3敗1分
世界戦戦績 13戦10勝(9KO)2敗1分
※2023年12月23日時点

試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12008年11月15日2R 2:54TKOイーサン・コックスアメリカ合衆国プロデビュー戦
22009年3月6日1R 2:12TKOシャノン・グレイアメリカ合衆国 
32009年3月14日2R 0:11TKOリチャード・グリーン・ジュニアアメリカ合衆国 
42009年4月24日1R 2:33KOジョセフ・ラボットアメリカ合衆国 
52009年5月23日1R 0:55KOチャールズ・ブラウンアメリカ合衆国 
62009年6月26日1R 1:13KOケルシー・アーノルドアメリカ合衆国 
72009年8月14日1R 1:30TKOトラヴィス・アレンアメリカ合衆国 
82009年11月28日1R 1:02KOジェリー・ヴォーンアメリカ合衆国 
92010年4月2日1R 0:33KOタイ・コブアメリカ合衆国 
102010年4月30日3R 1:23TKOアルバロ・モラレスメキシコ 
112010年7月3日1R 終了TKOダスティン・ニコルズアメリカ合衆国 
122010年9月25日1R 1:04KOシャノン・コードルアメリカ合衆国 
132010年10月15日4R 1:09TKOハロルド・スコニアーズアメリカ合衆国 
142010年12月2日1R 1:48KOダニー・シーハンアメリカ合衆国 
152011年2月19日2R 1:23TKOデアンドレイ・アブロンアメリカ合衆国 
162011年5月6日1R 2:03TKOレジー・ペーニャアメリカ合衆国 
172011年6月18日2R 2:59KOデイモン・リードアメリカ合衆国 
182011年8月27日2R 2:02TKOドミニク・アレクサンダーアメリカ合衆国 
192011年11月5日3R 2:55KOダニエル・コタメキシコ 
202011年11月26日1R 1:17KOデビット・ロングアメリカ合衆国 
212012年2月25日4R 終了TKOマーロン・へイズアメリカ合衆国 
222012年5月26日1R 0:26TKOジェシー・オルトマンズアメリカ合衆国 
232012年6月23日3R 終了TKOオーウェン・ベックジャマイカ 
242012年8月4日1R 2:10TKOカートソン・マンスウェルトリニダード・トバゴ 
252012年9月8日2R 0:55KOデイモン・マクリアリーアメリカ合衆国 
262012年12月15日3R 0:51KOケルビン・プライスアメリカ合衆国WBCアメリカ大陸ヘビー級王座決定戦
272013年1月19日2R 1:16TKOマシュー・グリアアメリカ合衆国 
282013年4月27日1R 1:10TKOオードリー・ハリソンイギリス 
292013年8月9日1R 1:43KOセルゲイ・リャコビッチベラルーシWBCアメリカ大陸防衛1
302013年10月26日4R 1:26KOニコライ・フィルタアメリカ合衆国WBCアメリカ大陸防衛2
312014年3月15日1R 1:36KOマリク・スコットアメリカ合衆国 
322014年8月16日4R 終了TKOジェイソン・ガバーンアメリカ合衆国 
332015年1月17日12R判定3-0バーメイン・スタイバーンカナダWBC世界ヘビー級タイトルマッチ
342015年6月13日9R 1:03KOエリック・モリーナアメリカ合衆国WBC防衛1
352015年9月26日11R 0:55TKOヨハン・デュオパフランスWBC防衛2
362016年1月16日9R 2:24KOアルツール・スピルカポーランドWBC防衛3
372016年7月16日8R 終了TKOクリス・アレオーラアメリカ合衆国WBC防衛4
382017年2月25日5R 1:45TKOジェラルド・ワシントンアメリカ合衆国WBC防衛5
392017年11月4日1R 2:59KOバーメイン・スタイバーンカナダWBC防衛6
402018年3月3日10R 2:05TKOルイス・オルティスキューバWBC防衛7
412018年12月1日12R判定1-1タイソン・フューリーイギリスWBC防衛8
422019年5月18日1R 2:17KOドミニク・ブラゼールアメリカ合衆国WBC防衛9
432019年11月23日7R 2:51KOルイス・オルティスキューバWBC防衛10
442020年2月22日×7R 1:39TKOタイソン・フューリーイギリスWBC陥落
452021年10月9日×11R 1:10KOタイソン・フューリーイギリスWBC世界ヘビー級タイトルマッチ
462022年10月15日1R 2:57KOロバート・ヘレニウスフィンランド 
472023年12月23日×12R判定0-3ジョセフ・パーカーニュージーランドWBCインターナショナルヘビー級王座決定戦
WBOインターコンチネンタルヘビー級タイトルマッチ
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ファイトスタイル・能力

ワイルダーは、右オーソドックススタイルのボクサータイプだ。

200cm越えの大きな体格、長いリーチを活かした、いかにもヘビー級らしい恵まれたボクサーフィジカルである。客を魅了する派手なボクシング、迫力のある攻撃が凄まじい。ベテランになった今でもボクシングファンを楽しませてくれる期待の選手だ。

オフェンス

伸びる右ストレート、左フックが強力だ。長いリーチを活かし、ヒットするまで追いかけながらハンマーのようなパンチを振り回す。

もちろん威力は非常に高い。相手の脳を揺らし、失神、痙攣させたこともある程だ。脅威的な破壊力である。

彼のオフェンスは、雑に見えることもあるが、ワンツーや連打フックが非常にまとまっている。強引に倒しにかかることもあれば、スマートなワンツーで仕留めることもある。

ディフェンス

ディフェンスは主に両手ガードが主体だ。

テクニカルなディフェンスはあまりおこなわない印象だ。バックステップは距離が浅く、被弾が多い。ボディはもはやノーガードである。

フィジカル面からオフェンスには有利だがディフェンスには不利な体格である。

また、近距離になればすぐにクリンチをする。手足が長いため、インファイトには明らかに不向きである。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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