本記事では、Prime Videoで9月18日(月・祝)に配信された「Prime Video Presents Live Boxing 5」のメインイベント、WBC・WBA統一世界ライトフライ級タイトルマッチ寺地拳四朗VSヘッキーブドラーの試合結果などをレビューしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
寺地選手プロフィール
今日もお疲れ様でした😊 pic.twitter.com/i9AMrdTEP6
— 寺地 拳四朗 (@KenshiroooooKen) February 15, 2023
名前 | 寺地拳四朗 |
生年月日 | 1992年1月6日 |
出身地 | 京都府城陽市 |
身長 | 165cm |
リーチ | 163cm |
タイプ | 右ボクサーファイター |
階級 | ライトフライ級 (48.97キロ) |
実績 | 主要2団体統一(ライトフライ級) |
ブドラー選手プロフィール
名前 | ヘッキー・ブドラー |
生年月日 | 1988年5月18日 |
出身地 | 南アフリカ |
身長 | 160cm |
リーチ | 165cm |
タイプ | 右ボクサーファイター |
階級 | ミニマム級 (47.62キロ) ライトフライ級 (48.97キロ) |
実績 | 世界2階級制覇 主要2団体統一(ライトフライ級) |
試合結果レビュー
オーソドックス同士の強豪対決は、とても白熱する激しい試合となりました。
前半ラウンド
1ラウンド目立ち上がり、寺地はリング中央、ブドラーはリングの周りを回るような展開から試合が始まりました。かなり均衡した立ち上がりで、運動量のあるブドラーの手数の多さが際立っていました。
2ラウンド目からは寺地は、右の攻撃を良くだし始め、踏み込みからのワンツーをヒットさせる攻撃も打ちだしました。
ここでも際立っていたのがブドラーの手数の多さです。寺地も避けていましたが、あれだけ攻撃の数が多いと非常にやりにくかったのではないでしょうか。
3ラウンド目からは、寺地の右のボディブローが有効打となっていました。ブドラーも変わらずよく前に出てきていましたが、寺地のバックステップで全て処理していました。
4ラウンド目から6ラウンド目まで、寺地の右ショートストレートをクリーンヒットさせたり、上下へのコンビネーションでブドラーの体力を削りますが、中々倒れませんでした。そればかりか、ブドラーの手数は中々減らず、常に攻撃を返してくるため寺地は相当苦戦していた印象です。
後半ラウンド
試合後半になり、少し状況が変わってきました。
7ラウンド目、前半からここまで手数を多く出してきたブドラーでしたが、疲れてきたのか、一気に手数が減りました。寺地は逃げるブドラーに対してリードジャブで試合を優位に進めていきました。
8ラウンド目、ブドラーが足を使い、打っては離れる戦法に切り替えました。明らかに前半のアグレッシブさがなくなりましたが、ヒットアンドアウェイを繰り返し手数はそこまで減ったわけではありませんが勢いは衰えました。
9ラウンド目、ブドラーをロープ際に詰め、寺地のワンツーコンビネーションを何度も叩き込みました。ブドラーの顔面にヒットさせ続け、ブドラーの動きが止まり、レフェリーストップで試合終了となりました。
試合結果
寺地選手の見事な9ラウンドTKO勝利となりました。
前半にブドラーの豊富な攻撃に苦戦しながらも、最後までしっかりと寺地選手らしい、しつこいリードジャブと多くのコンビネーション攻撃により、試合を制す素晴らしいファイトでした。
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