スーパーライト級 ボクシングランキング【リング誌】

ボクシング特集
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本記事では、アメリカのボクシング専門誌「The Ring」に収録されているボクシング・スーパーライト級 (63.50キロ)の認定王座及びランキングTOP3の選手を紹介します。

The Ring誌 ランキングとは

「The Ring」では、リング誌編集委員会や各国のボクシング記者、ランキング諮問委員会等のボクシング各界の著名人によって選考をおこない、毎月独自に各階級およびパウンド・フォー・パウンド(世界10位まで)の選手をランク付けした順位を発表している。

ランクは3つの要素によって決定される。

① 結果

最も明白で客観的な基準であり、ほかのすべての基準よりも優先される。

② パフォーマンス

ボクサーが勝敗の中でどのようなパフォーマンスを見せたか。支配率や圧倒的なシチュエーションなど、試合内容によって評価される。

③ 実績

ボクサーの最近の実績はランキングの順位を決める要因になる。倒してきた対戦相手のランクや質なども評価に含まれる。

※米専門誌「ザ・リング」の各階級TOP3を紹介しています

The Ring誌 認定タイトルとは

「The Ring」では、ボクシング専門誌独自の認定王座を定めている。認定王座とは、各階級の「真の王者」を認定するタイトルベルトである。

The Ring誌タイトル認定条件

The Ring制定ランキングの同階級1位と2位が対戦すること。

1位と2位の対戦が実現せず、1位が3位と対戦する場合、編集部が3位のファイターが王座にふさわしいと判断した場合、その勝者にベルトが与えられる。

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スーパーライト級 (63.50キロ)

認定王座 テオフィモ・ロペス

名前テオフィモ・ロペス(Teofimo Lopez)
生年月日1997年7月30日
デビュー2016年11月5日
出身地ブルックリン(アメリカ)
身長173cm
リーチ174cm
タイプ右ボクサーファイター
階級ライト級 (61.23キロ)
スーパーライト級 (63.50キロ)
実績世界2階級制覇
主要4団体統一(ライト級)

戦績

アマ戦績  170戦150勝20敗
プロ戦績  20戦19勝(13KO)1敗
世界戦戦績 4戦3勝(1KO)1敗

※2023年6月10日時点

ファイトスタイル・能力

ロペスは、オーソドックススタイルのボクサーファイタータイプだ。

上体が柔らかく攻撃の当たる瞬間のスピードが非常に速い。両手を下げるトリッキーな動きをすることも見られる。癖のあるスタイルであることから対戦相手によっては、非常にやりにくいと感じるボクサーも多いのではないだろうか。

詳しい記事はコチラ↓

テオフィモ・ロペス選手の戦績と強さ分析

1位 デビン・ヘイニー

名前デビン・ヘイニー(デヴィン・ヘイニー)
生年月日1998年11月17日
デビュー2015年12月11日
出身地サンフランシスコ(アメリカ)
身長173cm
リーチ180cm
タイプ右ボクサーファイター
階級ライト級 (61.23キロ)
スーパーライト級 (63.50キロ)
実績主要4団体統一(ライト級)
世界2階級制覇

戦績

アマ戦績  146戦138勝8敗
プロ戦績  31戦31勝(15KO)無敗
世界戦戦績 9戦9勝(1KO)無敗

※2023年12月9日時点

ファイトスタイル・能力

デビンヘイニーはボクサーファイタータイプの右オーソドックススタイルだ。

アウトボクシングとインファイトの両スタイルを可能とする選手ではあるが、基本的には相手の懐に入らず、中間距離から遠い距離のアウトボクシングを得意とする選手だ。

詳しい記事はコチラ↓

デビン・ヘイニー選手の戦績と強さ分析

2位 ジョシュ・テイラー

名前ジョシュ・テイラー(Josh Taylor)
生年月日1991年1月2日
出身地エディンバラ(スコットランド)
身長178cm
リーチ177cm
タイプ左ボクサーファイター
階級スーパーライト級 (63.50キロ)
実績主要4団体統一(スーパーライト級)
WBSSスーパーライト級優勝(2019)

戦績

アマ戦績  125戦103勝19敗1分
プロ戦績  20戦19勝(13KO)1敗
世界戦戦績 6戦5勝(1KO)1敗

※2023年6月10日時点

ファイトスタイル・能力

ジョシュテイラーは、ボクサーファイターのオールラウンダー・万能型サウスポーだ。

スーパーライト級という中量階級にいながら、まるで軽量級にいるような動きができる選手。豊富な運動量を持つタフなファイターでもあり、無敗相手に6戦連続勝利するなど、それだけ気持ちが必要な試合を乗り越えてきた経歴もあるため、メンタル的な強さも彼の強みの1つだと思われる。

場面に応じて必要なパンチを打てるのに加え、常に冷静にカウンターを狙える選手。4団体統一を成し遂げ、自身も持っている。無敗の相手を倒し続けている大記録を残したのは強者の証である。

詳しい記事はコチラ↓

ジョシュ・テイラー選手の戦績と強さ分析

3位 スブリエル・マティアス

名前スブリエル・マティアス(Subriel Matías)
生年月日1992年3月30日
デビュー2015年12月19日
出身地プエルトリコ
身長175cm
リーチ180cm
タイプ右ボクサーファイター
階級スーパーライト級 (63.50キロ)

戦績

プロ戦績  21戦20勝(20KO)1敗
世界戦戦績 2戦2勝(2KO)
※2023年11月25日時点

ファイトスタイル・能力

マティアスは、右オーソドックススタイルのボクサーファイタータイプである。

180cmと非常に長いリーチを活かした伸びのある攻撃が魅力的だ。KO率が脅威的な数字を叩き出しているのは、彼の優秀なオフェンス能力の高さによる結果なのだろう。ロペス、テイラー、ヘイニーと強豪がひしめくスーパーライト級でどこまで良い成績を伸ばせるか非常に注目の選手である。

詳しい記事はコチラ↓

スブリエル・マティアス選手の戦績と強さ分析

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※米専門誌「ザ・リング」の各階級TOP3を紹介しています

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