テオフィモ・ロペス選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、若手の新たな支配者The take over・テオフィモロペス選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ロペス選手のその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前テオフィモ・ロペス(Teofimo Lopez)
生年月日1997年7月30日
デビュー2016年11月5日
出身地ブルックリン(アメリカ)
身長173cm
リーチ174cm
タイプ右ボクサーファイター
階級ライト級 (61.23キロ)
スーパーライト級 (63.50キロ)
実績世界2階級制覇
主要4団体統一(ライト級)

若手ながらも、引けを取らない実力者である。

アマチュア時代からその才能を開花させ、スター街道を駆け上がっていくと思われた若者は、山あり谷ありの激しい浮き沈みを経験している。

高い身体能力と当てるテクニックでKOの山を築き、  2020年10月、あの世界最高峰のテクニシャン・ワシル・ロマチェンコに競り勝ってライト級4団体統一を見事達成。

しかし、その後行われたジョージ・カンボソスとの防衛戦では彼らしくない程の惨敗。多くのダウンを奪われ、スターの記録はすぐに滑落した。

スーパーライト級に上げて再起し、メキシコのペドロ・カンパを冷静に倒しKO。続くサンドル・マルティン戦でも、少し劣勢な場面はあったがなんとか判定勝ち。そして迎えた2023年6月、4団体統一王者同士の対決。相手は当時無敗のジョシュテイラー。前半、テイラーに若干押されたものの、後半に怒涛の追い上げを見せ、見事に判定勝利。事前予想を覆す大きな勝利となった。

現在は、WBO世界スーパーライト級王者を保持している。

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戦績

アマ戦績  170戦150勝20敗
プロ戦績  20戦19勝(13KO)1敗
世界戦戦績 4戦3勝(1KO)1敗

※2023年6月10日時点

試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12016年11月5日2R 2:03KOイシュワー・シクェイロスメキシコプロデビュー戦
22017年2月24日4R 0:58TKOフランシスコ・メデルメキシコ 
32017年3月17日2R 0:39KOダニエル・バスティエンメキシコ 
42017年4月21日2R 0:48TKOホルヘ・ルイス・ムンギアホンジュラス 
52017年5月20日2R 2:21KOロナルド・リバスアメリカ合衆国 
62017年7月7日6R判定3-0クリスチャン・サンティバニーズアメリカ合衆国 
72017年10月13日2R 1:57TKOジョシュ・ロスアメリカ合衆国 
82018年2月3日6R判定3-0フアン・パブロ・サンチェスメキシコ 
92018年5月12日1R 1:04KOビトー・ジョーンズブラジル 
102018年7月14日6R 0:15TKOウィリアム・シルバブラジルWBCアメリカ大陸ライト級王座決定戦
112018年12月8日1R 0:44KOメイソン・メナードアメリカ合衆国NABF北米ライト級王座決定戦
USBA全米ライト級王座決定戦
122019年2月2日7R 1:08KOディエゴ・マグダレノアメリカ合衆国NABF防衛1・USBA防衛1
NABA全米ライト王座決定戦
132019年4月20日5R 1:32KOエディス・タトリフィンランドNABF防衛2
142019年7月19日12R判定3-0中谷正義(井岡)日本IBF世界ライト級挑戦者決定戦
152019年12月14日2R 1:13TKOリチャード・カミーガーナIBF世界ライト級タイトルマッチ
162020年10月18日12R判定3-0ワシル・ロマチェンコウクライナWBA・IBF・WBO世界ライト級王座統一戦
IBF防衛1
172021年11月28日×12R判定1-2ジョージ・カンボソス・ジュニアオーストラリアWBA・IBF・WBO王座陥落
182022年8月13日7R 2:14TKOペドロ・カンパメキシコNABFスーパーライト級王座決定戦
WBOインターナショナルスーパーライト級王座決定戦
192022年12月10日12R判定2-1サンドル・マルティンスペインWBOインターナショナル防衛1
202023年6月10日12R判定3-0ジョシュ・テイラーイギリスWBO世界スーパーライト級タイトルマッチ
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ファイトスタイル・能力

ロペスは、オーソドックススタイルのボクサーファイタータイプだ。

上体が柔らかく攻撃の当たる瞬間のスピードが非常に速い。両手を下げるトリッキーな動きをすることも見られる。癖のあるスタイルであることから対戦相手によっては、非常にやりにくいと感じるボクサーも多いのではないだろうか。

オフェンス

相手をよく見つつ、スピードのあるコンビネーションを得意としている。

時折みせる、タイミングの絶妙な右ショートパンチなどのカウンター攻撃も非常に強力だ。

ディフェンス

L字ガード気味の構えからステップバック、ダッキングなど多彩なディフェンステクニックを持っている。相手の動きをよく見て、冷静に攻撃を見切る。反射神経が良く、また身のこなしも非常に良い。

両手を下げて、リラックスした体勢から冷静なペースメイクも可能。無駄な動きが少なくペース配分のコントロールも上手く調整している。

まさに巧みなディフェンステクニックである。この完成度の高いディフェンスができるからこそ、カウンター攻撃に繋げられるのではないだろうか。

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