ジョシュ・テイラー選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、スコットランドのタータントルネード・ジョシュテイラー選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ジョシュテイラー選手のその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前ジョシュ・テイラー(Josh Taylor)
生年月日1991年1月2日
出身地エディンバラ(スコットランド)
身長178cm
リーチ177cm
タイプ左ボクサーファイター
階級スーパーライト級 (63.50キロ)
実績主要4団体統一(スーパーライト級)
WBSSスーパーライト級優勝(2019)

2018年から2019年にかけて開催されたワールドボクシングスーパーシリーズシーズン2のスーパーライト級トーメントに出場し、決勝でレジスプログレイスを僅差判定で破り、見事優勝。更には、2021年にホセカルロスラミレスと4団体統一戦をおこない大差判定勝利を収め、男子ボクサー史上5人目の主要4団体統一王者となった。

このままスター街道を駆け上がっていくかと思われたジョシュテイラーだったが、様々な問題でまさかのボクシング人生に赤信号がともる。

2021年に膝の怪我、その後、集めた王座のWBAスーパー・WBC・IBFを次々と返上、さらに2023年には足底筋膜を断裂し試合延期と、元気のない期間が続いてしまう。

2023年6月に行われたWBOの防衛戦では、テオフィモロペスと試合をおこない、ロペス選手のテクニックに飲まれ、まさかの3-0の大差判定負けを喫し初黒星となった。

この試合により、ジョシュテイラーは唯一持っていたベルトも失い、現在は無冠となっている。

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戦績

アマ戦績  125戦103勝19敗1分
プロ戦績  20戦19勝(13KO)1敗
世界戦戦績 6戦5勝(1KO)1敗

※2023年6月10日時点

危ない試合もありながらも、プロ戦績19連勝と輝かしい成績を残している。

更にロペス戦前の戦績は、ライアンマーティン(22戦全勝)、イバンバランチク(19戦全勝)、レジスプログレイス(24戦全勝)、アピヌンコーンソーン(16戦全勝)、ホセラミレス(26戦全勝)、ジャックカテロール(26戦全勝)などと6者連続無敗選手から勝利するという、とてつもなくハードな試合を制している。

怪我や王座返上をはさみながら、ここまでハードな試練を乗り越えてきたジョシュテイラーだったが、2023年6月10日、若きエリート・テオフィモロペスとの防衛戦にて、終始試合を優勢に進められ、まさかの判定3-0で初黒星となった。

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ファイトスタイル・能力

ジョシュテイラーは、ボクサーファイターのオールラウンダー・万能型サウスポーだ。

スーパーライト級という中量階級にいながら、まるで軽量級にいるような動きができる選手。豊富な運動量を持つタフなファイターでもあり、無敗相手に6戦連続勝利するなど、それだけ気持ちが必要な試合を乗り越えてきた経歴もあるため、メンタル的な強さも彼の強みの1つだと思われる。

場面に応じて必要なパンチを打てるのに加え、常に冷静にカウンターを狙える選手。4団体統一を成し遂げ、自身も持っている。無敗の相手を倒し続けている大記録を残したのは強者の証である。

長い距離でも短い距離でも戦える万能型のサウスポー、競った試合では上手く逃げることもできるため勝つための賢いボクシングも可能。

膝の怪我などの影響で試合間隔が多く空いてしまった時期もあり、反応速度やパフォーマンスに悪い影響がないか、不安材料は残っている。

オフェンス

カウンター攻撃が得意。前後の動きを使いつつ、また上下の動きを入れながら、ボディブローや右フックを得意としている。長短距離のどこからでも力を発揮できる選手。

サウスポーからの右リードジャブで距離とタイミングを測り、カウンターやコンビネーションで攻撃を狙っていく。

左のボディストレートや左ショートストレートなどが特に威力とスピードがある印象だ。

ディフェンス

前後のステップワーク、上下動を多く入れることで、相手の的を絞らせないディフェンス技術を持っている。スウェーバックも緻密で無駄がなく、よく相手の攻撃を見て、巧みに交わすことが可能。

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スーパーライト級主要選手
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