スーパーフライ級 ボクシングランキング【リング誌】

ボクシング特集
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本記事では、アメリカのボクシング専門誌「The Ring」に収録されているボクシング・スーパーフライ級 (52.16キロ)の認定王座及びランキングTOP3の選手を紹介します。

The Ring誌 ランキングとは

「The Ring」では、リング誌編集委員会や各国のボクシング記者、ランキング諮問委員会等のボクシング各界の著名人によって選考をおこない、毎月独自に各階級およびパウンド・フォー・パウンド(世界10位まで)の選手をランク付けした順位を発表している。

ランクは3つの要素によって決定される。

① 結果

最も明白で客観的な基準であり、ほかのすべての基準よりも優先される。

② パフォーマンス

ボクサーが勝敗の中でどのようなパフォーマンスを見せたか。支配率や圧倒的なシチュエーションなど、試合内容によって評価される。

③ 実績

ボクサーの最近の実績はランキングの順位を決める要因になる。倒してきた対戦相手のランクや質なども評価に含まれる。

※米専門誌「ザ・リング」の各階級TOP3を紹介しています

The Ring誌 認定タイトルとは

「The Ring」では、ボクシング専門誌独自の認定王座を定めている。認定王座とは、各階級の「真の王者」を認定するタイトルベルトである。

The Ring誌タイトル認定条件

The Ring制定ランキングの同階級1位と2位が対戦すること。

1位と2位の対戦が実現せず、1位が3位と対戦する場合、編集部が3位のファイターが王座にふさわしいと判断した場合、その勝者にベルトが与えられる。

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スーパーフライ級 (52.16キロ)

認定王座 ファン・フランシスコ・エストラーダ

名前ファン・フランシスコ・エストラーダ
生年月日1990年4月14日
デビュー2008年8月30日
出身地プエルトペニャスコ(メキシコ)
身長163cm
リーチ168cm
タイプ右ボクサーファイター
階級フライ級 (50.80キロ)
スーパーフライ級 (52.16キロ)
実績世界2階級制覇
主要2団体統一(スーパーフライ級)

戦績

アマ戦績  98戦94勝4敗
プロ戦績  47戦44勝(28KO)3敗
世界戦戦績 13戦11勝(6KO)2敗

※2022年12月3日時点

ファイトスタイル・能力

エストラーダは、ボクサーファイター型の右オーソドックススタイルだ。

彼の強さの秘密はなんといってもそのスタミナとタフさにある。試合の中でしっかりと相手を見極め徐々にギアを上げて相手を攻略していく尻上がりタイプだ。

詳しい記事はコチラ↓

ファン・フランシスコ・エストラーダ選手の戦績と強さ分析

1位 井岡一翔

名前井岡一翔
生年月日1989年3月24日
デビュー2009年4月12日
出身地大阪府堺市
身長164cm
リーチ164cm
タイプ右ボクサーファイター
階級ミニマム級 (47.62キロ)
ライトフライ級 (48.97キロ)
フライ級 (50.80キロ)
スーパーフライ級 (52.16キロ)
実績世界4階級制覇
世界最速の3階級制覇を達成
日本人初の世界4階級制覇を達成

戦績

アマ戦績  105戦95勝(64KO)10
プロ戦績  33戦30勝(15KO)2敗1分
世界戦戦績 24戦21勝(10KO)2敗1分

※2023年6月24日時点

ファイトスタイル・能力

井岡は、ファイタータイプのオーソドックススタイルだ。

接近戦を得意としながら間合いを制し、豊富なコンビネーション、高度な駆け引きを可能とし、世界トップクラスのテクニック型ファイターである。一発の破壊力や強靭なフィジカルがあるわけではないが、高い能力の技巧派スタイルである。

詳しい記事はコチラ↓

井岡一翔選手の戦績と強さ分析

2位 フェルナンド・マルティネス

名前フェルナンド・マルティネス(Fernando Martínez)
生年月日1991年7月19日
デビュー2017年8月25日
出身地アルゼンチン
身長157cm
リーチ163cm
タイプ右ファイター
階級スーパーフライ級 (52.16キロ)

戦績

プロ戦績  16戦16勝(9KO)無敗
世界戦戦績 3戦3勝(1KO)無
※2023年6月25日時点

ファイトスタイル・能力

マルティネスは、右オーソドックススタイルのファイタータイプである。

アンカハスとのタフな戦いに競り勝ち、無敗の指名挑戦者ジェイド・ボルネアとの試合では、苦戦する場面があったものの、11ラウンドにストップ勝利となり、優秀なボクサーをしっかりと仕留めきった。気迫あるボクシングを可能とするが、テクニックの高さも非常に良い印象だ。今後、田中恒成との試合が実現されるのか非常に注目である。

詳しい記事はコチラ↓

フェルナンド・マルティネス選手の戦績と強さ分析

3位 田中恒成

名前田中 恒成(たなか こうせい)
生年月日1995年6月15日
デビュー2013年11月10日
出身地岐阜県多治見市
身長164cm
リーチ164cm
タイプ右ボクサーファイター
階級ミニマム級 (47.62キロ)
ライトフライ級 (48.97キロ)
フライ級 (50.80キロ)
スーパーフライ級 (52.16キロ)
実績世界4階級制覇
(世界最速記録21戦で達成)

戦績

アマ戦績  51戦46勝(13KO)5敗
プロ戦績  21戦20勝(11KO)1敗
世界戦戦績 11戦10勝(5KO)1
※2024年2月24日時点

ファイトスタイル・能力

田中恒成は、右オーソドックススタイルのボクサーファイタータイプだ。

手数の多さ、アグレッシブさ、攻撃のバリエーションの多さを武器とする連撃型ボクサーファイターである。無敗記録は、井岡に止められてしまったが、試合内容は好評だった。4階級制覇を成し遂げた今、次なる標的はIBF王者フェルナンド・マルティネスだ。その山を乗り越えれば、井岡一翔とのリマッチも現実味を帯びてくるだろう。今後の活躍にも非常に注目である。

詳しい記事はコチラ↓

田中恒成選手の戦績と強さ分析

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※米専門誌「ザ・リング」の各階級TOP3を紹介しています

本記事は、以上になります。本サイトでは、他にも格闘技に関する記事をたくさんアップしています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ他の記事もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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