フロイドメイウェザーの戦績や凄さ【レジェンドボクサー】

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本記事では、レジェンドボクサー元5階級制覇王者・フロイドメイウェザージュニア選手について、戦績・年収・ファイトマネー・ファイトスタイル、特徴など、メイウェザーの残した数々の伝説について解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前フロイド・メイウェザー・ジュニア
生年月日1977年2月24日
デビュー1996年10月11日
出身地アメリカ合衆国
身長173cm
リーチ183cm
タイプ右ボクサーファイター
階級スーパーフェザー級 (58.97キロ)
ライト級 (61.23キロ)
スーパーライト級 (63.50キロ)
ウェルター級 (66.68キロ)
スーパーウェルター級 (69.85キロ)
実績世界5階級制覇
主要3団体統一(ウェルター級)
主要2団体統一(スーパーウェルター級)

名言

1日は24時間しかない。8時間は寝ている。8時間は働いている。これで16時間経過した。朝昼晩、食べれば19時間。身支度に1時間。これで20時間経過した。残りの4時間を無駄にはできない。やるべきことに集中しろ。俺は集中してきたから今の地位がある。やるべきことに集中しろ。

お前らが休んでいる時、俺は練習している。お前らが寝ている時、俺は練習している。お前らが練習している時、当然俺も練習している。 

俺は自分のスキルを信じている。自分の才能を信じている。もし誰も俺を信じないなら、俺が自分自身を信じる。

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生涯報酬・年収

メイウェザーの生涯報酬はおよそ8億ドルと言われている。日本円にすると約880億円である。

年収は試合数や相手選手の人気などでファイトマネーが変化するため波があるが、ここでは世界戦を始めた年から大きい収入があったと仮定し平均値を推測する。生涯報酬から計算するとメイウェザーの平均年収は、およそ4000万ドル(約44億円)である。

ファイトマネー

メイウェザーのファイトマネーで最も高額だったのは、2015年のマニーパッキャオとおこなったWBA・WBC・WBO世界ウェルター級王座統一戦だ。この試合は判定でメイウェザーの勝利となり、ファイトマネーとして2億1000万ドル(約252億円)を受け取った。(PPV売上を含む。)この記録は歴代最高のファイトマネーとなっている。なお、パッキャオはこの試合でファイトマネーとして1億5000万ドル(約180億円)を受け取っている。

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戦績

アマ戦績  90戦84勝6敗
プロ戦績  50戦50勝(27KO)無敗
世界戦戦績 27戦27勝(11KO)無
※エキシビションマッチを除く

試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
11996年10月11日2R 0:37KOロベルト・アポダカメキシコプロデビュー戦
21996年11月30日4R判定3-0レジー・サンダースアメリカ合衆国 
31997年1月18日1R 1:39TKOジェリー・クーパーアメリカ合衆国 
41997年2月1日2R 1:39KOエドガル・アヤラメキシコ 
51997年3月12日1R 1:44TKOキノ・ロドリゲスアメリカ合衆国 
61997年4月12日1R 1:30TKOバビー・ジパードアメリカ合衆国 
71997年5月10日1R 1:12TKOトニー・デュランアメリカ合衆国 
81997年6月14日6R判定3-0ラリー・オシールズアメリカ合衆国 
91997年7月12日5R 2:02TKOヘスス・チャベスメキシコ 
101997年9月6日2R 2:33TKOルイ・レイハアメリカ合衆国 
111997年10月14日6R 2:56KOフェリッペ・ガルシアメキシコ 
121997年11月20日3R 2:42KOアンジェロ・ヌネスアメリカ合衆国 
131998年1月9日5R 1:21KOヘクター・アローヨプエルトリコ 
141998年2月28日2R 2:47KOサム・ギラードアメリカ合衆国 
151998年3月23日3R 2:30TKOミゲル・メロドミニカ共和国 
161998年4月18日10R判定3-0グスタボ・クエーリョアルゼンチン 
171998年6月14日10R判定3-0トニー・ペップカナダ 
181998年10月3日9R 終了TKOヘナロ・エルナンデスアメリカ合衆国WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
191998年12月19日2R 2:47TKOエンジェル・マンフレディアメリカ合衆国WBC防衛1
201999年2月17日12R判定3-0カルロス・リオスアルゼンチンWBC防衛2
211999年5月22日9R 1:20KOジャスティン・ジューコウガンダWBC防衛3
221999年9月11日8R 終了TKOカルロス・ヘレナプエルトリコWBC防衛4
232000年3月18日12R判定3-0グレゴリオ・バルガスメキシコWBC防衛5
242000年10月21日9R 1:06TKOエマニュエル・バートンアメリカ合衆国 
252001年1月20日10R 2:19TKOディエゴ・コラレスアメリカ合衆国WBC防衛6
262001年5月26日12R判定3-0カルロス・エルナンデスアメリカ合衆国WBC防衛7
272001年11月10日9R 終了TKOヘスス・チャベスメキシコWBC防衛8
282002年4月20日12R判定3-0ホセ・ルイス・カスティージョメキシコWBC世界ライト級タイトルマッチ
292002年12月7日12R判定3-0ホセ・ルイス・カスティージョメキシコWBC防衛1
302003年4月19日12R判定3-0ビクトリアノ・ソーサドミニカ共和国WBC防衛2
312003年11月1日7R 1:08TKOフィリップ・ヌドゥ南アフリカ共和国WBC防衛3
322004年5月22日12R判定3-0デマーカス・コーリーアメリカ合衆国 
332005年1月22日8R 2:55TKOヘンリー・ブルセレスプエルトリコWBC世界スーパーライト級挑戦者決定戦
342005年6月25日6R 終了TKOアルツロ・ガッティカナダWBC世界スーパーライト級タイトルマッチ
352005年11月19日6R 2:06KOシャンバ・ミッチェルアメリカ合衆国 
362006年4月8日12R判定3-0ザブ・ジュダーアメリカ合衆国IBF世界ウェルター級タイトルマッチ
IBO世界ウェルター級王座決定戦
372006年11月4日12R判定3-0カルロス・バルドミールアルゼンチンWBC世界ウェルター級タイトルマッチ
IBA王座獲得
382007年5月5日12R判定2-1オスカー・デ・ラ・ホーヤアメリカ合衆国WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
392007年12月8日10R 1:35TKOリッキー・ハットンイギリスWBCウェルター級防衛1
402009年9月19日12R判定3-0ファン・マヌエル・マルケスメキシコ 
412010年5月1日12R判定3-0シェーン・モズリーアメリカ合衆国 
422011年9月17日4R 2:59KOビクター・オルティスアメリカ合衆国WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
432012年5月5日12R判定3-0ミゲール・コットプエルトリコWBAスーパー・世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
WBC世界スーパーウェルター級ダイヤモンド王座決定戦
442013年5月4日12R判定3-0ロバート・ゲレーロアメリカ合衆国WBC世界ウェルター級王座統一戦
WBC防衛1
452013年9月14日12R判定2-0サウル・アルバレスメキシコWBA・WBC世界スーパーウェルター級王座統一戦
WBA防衛1・WBC王座獲得
462014年5月3日12R判定2-0マルコス・マイダナアルゼンチンWBA・WBC世界ウェルター級王座統一戦
WBA獲得・WBC防衛2
472014年9月13日12R判定3-0マルコス・マイダナアルゼンチンWBAウェルター級防衛1・WBCウェルター級防衛3
WBCスーパーウェルター級防衛1
482015年5月2日12R判定3-0マニー・パッキャオフィリピンWBA・WBC・WBO世界ウェルター級王座統一戦
WBA防衛2・WBC防衛4・WBO獲得
492015年9月12日12R判定3-0アンドレ・ベルトアメリカ合衆国WBA・WBC世界ウェルター級王座統一戦
WBA防衛3・WBC防衛5
502017年8月26日10R 1:05TKOコナー・マクレガーアイルランド 

獲得タイトル

  • WBC世界スーパーフェザー級王座
  • WBC世界ライト級王座
  • WBC世界スーパーライト級王座
  • IBF世界ウェルター級王座
  • WBC世界ウェルター級王座
  • WBC世界スーパーウェルター級王座
  • WBC世界ウェルター級王座
  • WBC世界スーパーウェルター級王座
  • WBA世界ウェルター級スーパー王座
  • WBA世界スーパーウェルター級スーパー王座
  • WBO世界ウェルター級スーパー王座
  • WBC世界スーパーウェルター級ダイヤモンド王座

エキシビション実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12018年12月31日1R 2:19TKO那須川天心日本RIZIN.14
22021年6月6日8R判定なしローガン・ポールアメリカ合衆国 
32022年5月21日8R判定なしドン・ムーアアメリカ合衆国 
42022年9月25日2R 3:15TKO朝倉未来日本超RIZIN
52022年11月13日6R 1:22TKOデジ・オラトゥンジイギリスGLOBAL TITANS
62023年2月25日8R判定なしアーロン・チャーマーズイギリス 
72023年6月11日6R 0:58NCジョン・ゴッティ3世アメリカ合衆国 
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ファイトスタイル・能力

フロイド・メイウェザーは右オーソドックスのボクサーファイタータイプだ。

ディフェンスの神とも言われているボクシングの一時代を築いた天才である。オスカーデラホーヤ、マニーパッキャオなど神クラスの強者と戦うも一度も負けることなくキャリアを終えた。

誰にもマネできないメイウェザーのスタイルは殿堂入り間違いなしの最強のディフェンスボクシングだ。

オフェンス

フィリーシェル(L字ガード)の構えから速い左の攻撃を打ち出す。スピードが速く、普通のジャブでも着弾率が非常に高く、パワーもある。

ストレートの左ジャブ、下から突き上げる左アッパー、相手の入りに合わせた左カウンター、左ボディジャブなど、左だけでもバリエーションが非常に多く、これだけでも一流のオフェンステクニックである。

左に比べると右の攻撃に関しては手数がぐっと下がるが、スピード、パワーは高く、相手に致命的なダメージを与えられる攻撃の一つである。特に伸びのある右ストレートは非常に強力だ。

ディフェンス

メイウェザーのボクシングといえば、やはりディフェンステクニックの高さが最もな強みと言えるだろう。

フィリーシェル(L字ガード)スタイルを主体とする。左手でボディを守り、右手で顎をガードするスタイルのことである。このL字ガードと身体の動きを組み合わせて、彼にしかできない鉄壁のディフェンスを創造したのがフロイドメイウェザーだ。

左の攻撃を打ってから一瞬で相手の射程圏内から外れる超高速バックステップ、ロープ際に詰められても全ての攻撃を受け流すショルダーガード、攻撃の後に瞬時に反応してギリギリでかわすダッキングなど、非常に高い能力を持っている。

特にダッキングに関しては、90度お辞儀をしているかのように大きく動き交わすことも見られ非常に特徴的なディフェンス技術である。

総合的にみても、やはりディフェンス面において全く隙がなく、歴代のボクサーの中でも彼よりもディフェンス能力が高い選手はいないだろう。

相手の攻撃に対し全ての攻撃を見切り、左の多種多様な攻撃によってペースメイクすることで負けないボクシングスタイルを完成させた天才である。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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