那須川天心 VS ルイス・ロブレス 試合結果【神童の更なる高みへの道】プライムボクシング6

ボクシング試合紹介
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Prime Video Presents Live Boxing 6

こんにちは、ボクシングファンの皆さん!今回は、1月23日に行われたPrime Video Presents Live Boxing 第6弾のセミメインイベント、那須川天心選手とルイス・ロブレス選手の試合結果を詳しくレビューする。天心選手の成長ぶりや試合のターニングポイント、今後の展望についても触れていくので、ぜひ最後まで読んでほしい。

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両者データ比較

那須川天心VSルイス・ロブレス(Luis Robles)
1998年8月18日生年月日1998年5月16日
2023年4月8日デビュー2016年3月10日
千葉県松戸市出身地メキシコ
165cm身長165cm
165cmリーチ168cm
左ボクサーファイタータイプ右ボクサーファイター
バンタム級 (53.52キロ)
スーパーバンタム級 (55.34キロ)
階級バンタム級 (53.52キロ)
2戦2勝(0KO)無敗プロ戦績19戦15勝(5KO)3敗1分
※試合前情報

試合日程・概要

この試合は2024年1月23日火曜日に行われたPrime Video Presents Live Boxing 第6弾のセミメインイベントの一戦だ。契約体重は121パウンドで、8回戦形式で行われた。那須川天心選手にとってはボクシング転向後の第3戦目となり、ルイス・ロブレス選手との対戦となった。

ルイス・ロブレス選手は世界ランカーであり、試合当時の順位はWBA世界バンタム級14位だった。天心選手にとっては3戦目にして早くも世界ランカーとの試合となるため、ここで余裕をもって勝利することができれば、世界ランキング入りが確実になるだろう。そうなれば、ゆくゆくは世界挑戦も見えてくるのではないか。この1戦は天心選手にとってはただの通過点に過ぎないため、絶対に落とせない一戦だった。

那須川天心

那須川天心選手は、キックボクシングからボクシングに転向した若き天才。キックボクシング時代からそのスピードとテクニックで多くのファンを魅了してきた。ボクシング転向後もその才能は変わらず、ここまで無敗の戦績を誇っている。

ルイス・ロブレス

ルイス・ロブレス選手は、実力派のボクサーであり、数々の強敵を倒してきた経験を持つ。特にジャブを得意とし、その精度の高いパンチで相手を翻弄するスタイルが特徴だ。

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ファイトスタイル

那須川天心

那須川天心選手は、スピードとテクニックを武器に、相手の隙を突いて攻撃するスタイルだ。特にそのジャブは多彩で、相手のガードを崩すための重要な武器となっている。また、ボクシング転向後は足の使い方も進化しており、安定した構えで試合を進めることができるようになってきた。

ルイス・ロブレス

一方、ルイス・ロブレス選手は、オーソドックススタイルのボクサーで、強力なジャブと堅実なディフェンスが特徴だ。相手の動きを読み取りながら、自分のペースで試合を進めることを得意としている。

両選手の詳しい記事はコチラ↓

那須川天心選手の戦績と強さ分析

ルイス・ロブレス選手の戦績と強さ分析

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見どころ

この試合の最大の見どころは、那須川天心選手のボクシング転向後の成長ぶりだ。彼がどれほど進化したのか、ルイス・ロブレス選手との対戦でその実力が試されることになる。また、両者のスピードとテクニックの戦いがどのように展開されるのかも注目だ。

天心選手にとって、この試合は非常に重要な通過点であり、絶対に負けられない一戦だ。3戦目にして早くも世界ランカーとの対戦となったが、ここで余裕を持って勝利することができれば、彼の世界ランキング入りが確実となるだろう。それにより、将来的な世界挑戦の道も開けることになる。この一戦で天心選手がどれだけのパフォーマンスを見せるかが、彼の今後のキャリアに大きな影響を与える。

試合結果

試合は第3ラウンド終了時点で、那須川天心選手のTKO勝利となった。ロブレス選手が右足首を痛めたことを理由に試合続行を断念し、自ら棄権した形だ。試合中は特に異変が見られなかったため、突然の終了に観客も驚いたが、形式上は天心選手のボクシング転向後初めてのTKO勝ちとなった。

那須川天心選手の今回の試合は、彼の成長とボクサーとしての成熟を強く示すものであった。彼のステップワークやディフェンス、攻撃のタイミングなど、すべてがボクシングに特化しており、元々キックボクサーであったことを感じさせないほどの完成度である。

特に、ルイス・ロブレス選手に対して見せた右ジャブから左ボディへのコンビネーションは見事であり、上下の攻撃の使い分けが完璧である。この技術に対してロブレス選手は全く対応できず、終始プレッシャーをかけられていたことが伺える。

また、今回の試合ではディフェンス面でも大きな進化が見られた。これまでの試合では距離を取ることで攻撃をかわすスタイルが多かったが、今回は両手ガードを使い、無駄なバックステップをせずに距離をコントロールしながら攻撃を繰り出していた。このような工夫がボクシングスタイルへの順応を示しており、那須川天心選手が完全にボクサーとしての姿を見せていたと言える。

ターニングポイント

第3ラウンドはこの試合の特に重要なポイントとなった。那須川天心選手がロブレス選手の動きに慣れてきたことで、攻撃のギアを一段階上げることができた。特に、ボディへの攻撃を巧みに使い分けながら、ロブレス選手に対して終始プレッシャーをかけ続けた。

このプレッシャーによって、3ラウンド終了時にはロブレス選手の陣営が試合続行を危険視する決断を下した。この決定は、単にロブレス選手の右足首の怪我によるものだけでなく、那須川天心選手の技術や攻撃の的中率を見て、ロブレス選手がこれ以上戦っても勝利の可能性がないと判断した可能性が高い

このように、那須川天心選手の実力が認められた結果としてのTKO勝利であり、偶然の産物ではない。世界ランカーを相手に「もう勝てない」と思わせるほどの実力を持つ那須川天心選手は、ボクシング界でも新たな神童となり得る可能性を十分に示した試合であった

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天心の成長

今回の試合で見られた那須川天心選手の成長は顕著であり、以下の点が特に際立っていた。

ガードディフェンス

まず、ガードディフェンスの進化が挙げられる。これまでの試合では距離を取ることで攻撃をかわすスタイルが多かったが、今回の試合では両手ガードを使い、無駄なバックステップをせずに距離をコントロールしながら攻撃を繰り出していた。これにより、ディフェンス能力が大きく向上し、ボクシングスタイルへの適応が進んでいることが分かる。

フットワーク

次に、フットワークの向上も見逃せない。天心選手はステップワークを巧みに使い、相手との距離感を絶妙にコントロールしていた。これにより、攻撃と防御の切り替えがスムーズになり、ボクシングにおける動きがさらに洗練された印象を与えている。

威力のある攻撃

さらに、体重を乗せたパワーのある攻撃が目立った。特にルイス・ロブレス選手に対して見せた左ストレートや左ボディのコンビネーションは見事で、上下の攻撃の使い分けが完璧だった。ロブレス選手はこの技術に全く対応できず、終始プレッシャーをかけられ、いくつかのパンチを効かされていたと思われる。

これらの進化を踏まえ、天心選手が1試合目、2試合目の課題を克服していることは明らかであり、今回の試合では新たな課題は見受けられなかった。これまでのボクシングスタイルの洗練とともに、今後はさらに進化した派手なKOシーンも期待できるだろう。天心選手がこれからどのような新たな展開を見せるのか、ますます楽しみである。

今後の動向

今回の試合で見せた那須川天心選手の成長ぶりから、今後の動向にも注目が集まる。天心選手本人は日本や東洋のタイトルに挑戦したい意向を示しており、今後の試合では国内外のトップレベルの選手との対戦が期待される。特に日本国内のタイトル戦に挑戦することが現実味を帯びてきた。

まとめ

那須川天心選手とルイス・ロブレス選手の試合は、第3ラウンド終了時点でのTKO勝利という結果に終わった。天心選手の成長ぶりとその多彩な攻撃が光り、今後の試合に大きな期待を抱かせる内容だった。次回の試合では、さらに進化した天心選手の姿を見せてくれることだろう。ボクシングファンとして、彼の今後の活躍を楽しみにしている。

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