本記事では、“神童”那須川天心の戦績と、その圧倒的な強さについて徹底解説します。デビュー以来、他を寄せ付けない圧倒的なスピードと技術でボクシング界を席巻し、注目を集め続ける天心。彼の卓越した実力がどのように戦績に反映されているのか、詳しく掘り下げます。天心の強さの秘密を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
プロフィール
ボクシング4戦目 KOで勝つ事ができました!
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) July 20, 2024
皆さん沢山の愛をありがとう!
この日の為にこの瞬間の為だけにやってきました
皆さん何かしら闘っていると思います 俺も闘い続けて必ずチャンピオンになるからみんなも負けないでください
まだまだこれから 挑戦し続けるぞ🔥#PRIMEBOXING9#PRIMEVIDEO pic.twitter.com/H6lLOxZ6Oh
名前 | 那須川天心 |
生年月日 | 1998年8月18日 |
デビュー | 2023年4月8日(ボクシング) |
出身地 | 千葉県松戸市 |
身長 | 165cm |
リーチ | 165cm |
タイプ | 左ボクサーファイター |
階級 | スーパーバンタム級 (55.34キロ) |
実績 | キック戦績全勝 武尊選手に勝利(THE MATCH) |
プロボクシング転向後、デビューから4戦全勝。試合内容もアマチュア未経験とは思えない完成度で圧倒し続けている。その卓越したテクニックは見る者を魅了するが、まだ4試合というキャリアの浅さから、さらなる成長が期待される。伸びしろを秘めた彼は、日本ボクシング界の未来を担う有望な若手として大きな注目を集めている。
戦績
キック戦績 42戦42勝(28KO)無敗
MMA戦績 4戦4勝(3KO)無敗
プロボクシング戦績 4戦4勝(2KO)無敗
※2024年7月20日時点
2023年4月8日、有明アリーナで迎えたプロデビュー戦で、那須川天心は与那覇勇気を相手に大差判定で勝利。その後、同年9月18日の2戦目では、メキシコ国内チャンピオンを相手に試合を終始支配し、再び大差判定で圧勝した。KOこそ逃したが、デビュー2戦目とは思えないほどのテクニカルなボクシングを披露し、観客を魅了する見ごたえのある試合内容で強さを証明してみせた。
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2024年1月23日、プロボクシング第3戦、相手は強豪バンタム級世界ランカーのルイスロブレス。試合は、ロブレスの攻撃を一切受けずに、天心がボディ攻撃やストレート系を当て続け、3ラウンド負傷決着によるTKO勝利。少し不運な終わり方となってしまったが、内容としては完勝している。わずか3戦目にして、世界ランカーを練習試合のように軽く倒したわけだ。素晴らしい勝利である。
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2024年7月20日、東京・両国国技館で行われた試合で、那須川天心はWBA世界バンタム級7位のジョナサン・ロドリゲスと対戦した。この試合は天心にとって初の10回戦であり、地域タイトル挑戦への大きなアピールとなった。また、Prime Video Presents Live Boxing 第9弾のセミメインイベントとして注目を集めた。試合は瞬く間に決着。初回から天心は鋭い左ストレートで距離をつかみ、2回には強烈な一撃でロドリゲスをぐらつかせ、猛攻を展開。3回、左ストレートでダウンを奪い、レフェリーストップ。天心が圧巻の3回1分49秒TKO勝利を収めた。
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神童と呼ばれる彼の格闘技の伝説がどこまで続くのか、無敗のまま世界チャンピオンにまで到達できるのか、非常に注目の高い選手だ。
試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
1 | 2023年4月8日 | 〇 | 6R | 判定3-0 | 与那覇勇気(真正) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2023年9月18日 | 〇 | 8R | 判定3-0 | ルイス・グスマン | メキシコ | |
3 | 2024年1月23日 | 〇 | 3R | TKO | ルイス・ロブレス | メキシコ | |
4 | 2024年7月20日 | 〇 | 3R 1:49 | TKO | ジョナサン・ロドリゲス | アメリカ合衆国 |
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ファイトスタイル・能力
那須川天心は、サウスポースタイルのボクサーファイターで、巧みなアウトボクシングを駆使する戦術家だ。身のこなしやテクニックはすでにベテランの域に達しており、その試合運びには圧倒的な余裕が漂う。キック時代から数々の大一番を制してきた勝負強さも彼の真骨頂であり、その天才的なセンスと試合慣れした落ち着きが、天心ならではの強さを引き立てている。
さらに近年では、試合ごとに急速な成長を見せており、その進化は計り知れない。かつて世間から指摘されていたパワー不足も克服し、元世界チャンピオンを1ラウンドで沈めた強豪を圧倒するほどの驚異的なパワーを披露した。彼の総合力はまだ発展途上でありつつも、その急激な進化が、さらなる可能性を感じさせる。
オフェンス
那須川天心は、圧倒的なハンドスピードとシャープなパンチ軌道が特徴だ。右ジャブ、左ストレート、両ハンドのフックなど、どのパンチも極めてコンパクトで無駄がない。そのスピードに加えて、的中率も高く、狙ったターゲットを正確かつ丁寧に打ち抜く。上下への打ち分けも巧みで、ボクシングテクニックはすでに一流の域に達している。
特に、右の上下攻撃は軌道が似ており、相手にとっては次のパンチが上か下か読みづらい。これが、天心の攻撃を一層効果的にしており、相手を圧倒する強力な武器となっている。
客を魅了する攻撃
また、那須川天心の独自の特徴として、観客を魅了する「魅せる攻撃」が可能な点が挙げられる。彼は単に勝つためのパンチを打つだけでなく、パフォーマンス性を意識した華やかな攻撃を繰り出す。その独自のスタイルは、他のボクサーには真似できない天心ならではの才能であり、彼の試合がエンターテインメントとしても高く評価される理由となっている。
ディフェンス
那須川天心のディフェンス技術は、まさに圧巻の一言だ。彼のステップバック、スウェー、ウィービングといった多彩な防御技術は、対戦相手にとって手の施しようがないほどの洗練された動きであり、まるで魔法のような躍動感を誇る。特に、強打に対しては鋭いステップで素早く反応し、パワーのない攻撃に対しては安定したガードでしっかりと受け止める、状況に応じた冷静な判断力が際立っている。
その中でも、クリンチワークは天心の防御力を一層引き立てる要素だ。彼のクリンチワークは、まるでワシル・ロマチェンコを彷彿とさせるほどの精巧さと巧みさを持ち、相手の攻撃を巧みにかわしながら、瞬時に攻撃へと切り替えるその技術は圧倒的だ。キック時代から磨かれた近距離での防御力も合わせて、天心のディフェンスは無駄がなく、極限まで研ぎ澄まされた戦闘力を誇っている。
スタミナ
与那覇との試合では、天心が5ラウンド目以降に疲れの兆しを見せた。特に最終ラウンドとなる6ラウンドでは、手数が明らかに減少し、最後の10秒間のラッシュでもその的中率は著しく低下した。この試合で浮き彫りになったスタミナ面の課題は、デビュー戦の大きな焦点となった。
しかし、2戦目のグスマン戦では、その課題が大きく改善された。8回戦を戦い抜いた天心は、8ラウンド目まで疲れを感じさせず、終始豊富な手数を維持した。そのパフォーマンスは、スタミナ面での進化を示すものだった。
とはいえ、キックボクシングの3ラウンドに対し、ボクシングは最大で12ラウンドの戦いが繰り広げられる。ラウンド数が増えるにつれて求められるスタミナやペース配分の難易度は格段に上がる。これからの10回戦、12回戦では、スタミナの持続力が更なる注目ポイントとなるだろう。天心の今後の試合で、スタミナ面の課題がどのように解決されていくかが見ものだ。
スーパーバンタム級主要選手
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本記事は、以上になります。皆さんも今後の那須川天心選手の活躍に是非注目してみてください。
最後までご覧いただきありがとうござい