本記事では、2024年1月23日(火)に行われるPrime Video Presents Live Boxing 6の一戦、那須川天心の相手・ルイス・ロブレス選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ルイス ロブレスのその強さについて解説していきます。
よろしくお願いします。
プロフィール
計量クリア
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) January 22, 2024
やるべき事は全てやった
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明日は良い結果を見せられると思う 最後は自分との闘い
会場やPrime Videoで念を送ってください☯️
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名前 | ルイス・ロブレス・パチェコ(Luis Robles Pacheco) |
生年月日 | 1998年5月16日 |
デビュー | 2016年3月10日 |
出身地 | メキシコ |
身長 | 165cm |
リーチ | 168cm |
タイプ | 右ボクサーファイター |
階級 | バンタム級 (53.52キロ) |
ランク | WBA世界バンタム級 13位 WBO世界バンタム級 14位 |
戦績
プロ戦績 19戦15勝(5KO)3敗1分
※2024年1月23日時点
試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 結果 | 時間 | 対戦相手 | 国籍 |
1 | 2016年3月10日 | 〇 | 判定 | 4R | ホセ・サリナス | メキシコ |
2 | 2016年8月4日 | 〇 | TKO | 2R | ルイス・マヌエル・メディナ | メキシコ |
3 | 2017年2月23日 | × | 判定 | 4R | ヘラルド・エルナンデス | メキシコ |
4 | 2018年6月2日 | 〇 | 判定 | 8R | フィデル・チャンドミ・クルス | メキシコ |
5 | 2018年8月25日 | 〇 | 判定 | 6R | フェルナンド・クリエル・ノラスコ | メキシコ |
6 | 2018年9月22日 | 〇 | TKO | 1R | フランシスコ・カピオ | メキシコ |
7 | 2018年12月8日 | 〇 | TKO | 3R | マヌエル・イバラ・ヌベス | メキシコ |
8 | 2019年4月27日 | 〇 | 判定 | 6R | フアン・ガルシア・アングロ | ペルー |
9 | 2019年6月7日 | 〇 | 判定 | 6R | エクトル・ガルシア・ドロレス | メキシコ |
10 | 2019年9月6日 | 〇 | 判定 | 12R | ホセ・ダニエル・ロハス・ロメロ | メキシコ |
11 | 2020年3月7日 | 〇 | 判定 | 10R | ルベン・モントヤ・ラミレス | メキシコ |
12 | 2020年9月19日 | 〇 | KO | 4R | ハビエル・アレハンドロ・レンドン | メキシコ |
13 | 2021年4月10日 | 〇 | 判定 | 8R | エフライン・ペレス | メキシコ |
14 | 2021年7月17日 | 〇 | 判定 | 8R | アルトゥロ・イバン・エルナンデス | メキシコ |
15 | 2021年12月10日 | 〇 | 判定 | 8R | ラムベルト・マシアス | メキシコ |
16 | 2022年4月29日 | × | 判定 | 8R | エドガル・バレンシア | パナマ |
17 | 2023年6月3日 | 〇 | KO | 4R | ヘスス・ゴメス | メキシコ |
18 | 2023年10月13日 | △ | 判定 | 10R | アレクシス・アギーレ | メキシコ |
19 | 2024年1月23日 | × | TKO | 3R | 那須川天心 | 日本 |
ファイトスタイル・能力
ロブレスは、右オーソドックススタイルのボクサーファイタータイプである。メキシカン特有の近い距離でのボディ攻撃を得意としており、また、遠い距離からのヒットアンドアウェイスタイルも上手い選手だ。
那須川天心2戦目の相手ルイスグスマンよりもかなりレベルアップした安定感のある相手だと思われる。
オフェンス
ハンドスピードの速い攻撃が彼の持ち味である。パワーに関しては、KO率からも分かる通り威力はあまりない印象だ。
左の攻撃は速いジャブとボディ打ちをおこなう。威力はないものの、スピードが速く、非常にテンポの良い攻撃である。
右の攻撃は、ストレートとボディ打ちを武器としている。右は打つ数が少ないものの、時折思い切りの良い大きな踏み込みで威力の高いパンチを強振してくることもあるため、要注意だ。
また、彼はメキシカンスタイルであるファイタータイプでありながらも、アウトボクシングスタイルも得意としている印象だ。
アウトボクシング
バックステップで距離を取りながら、左の攻撃を合わせる。左ジャブや左フックなど、左の攻撃からコンビネーションを組み立てる。
ジャブの手数が多く、常に間合いを意識しているように思える。そういった冷静さも兼ね備えており、攻撃の組み立てが非常に上手い選手である。
インボクシング
メキシカン特有のかがみこみながらのボディ打ちが非常に上手い。左右両方のボディパンチを強振してくる。ハンドスピードが速いため、打たれすぎには要注意である。
ディフェンス
ロブレスのディフェンスに関してはバックステップとダッキングを多用する印象である。那須川天心の2戦目の相手ルイスグスマンと比較するとディフェンステクニックはかなり高いように思える。
アウトボクシングに徹しているとき、無理に近づいてきた相手に対しては、クリンチで場をしのぐこともある。冷静なペースメイクである。
天心戦の注目ポイント
ロブレスの戦略
おそらくロブレスは、序盤は様子見のアウトボクシングスタイルでくるだろう。日本の格闘技界のエリートということも重々承知していることが考えられるため、アウトボクシングスタイルで距離を取る冷静な立ち上がりになるのではないだろうか。そして、後半にかけて天心のスタイルに慣れてくると、徐々にインボクシングに切り替えてくるのではないだろうか。
ラウンド後半・天心の対応
天心は、アウトボクシングスタイルでカウンター攻撃を得意としているため、良く前にでてくる選手ほど天心との相性は良いだろう。そのため、ポイントとなるのはラウンドの後半。ロブレスがインボクシングに切り替えたタイミングではないだろうか。
天心は相手のインボクシングに応じてはいけない。得意な間合いを保ちつつ、カウンタースタイルに徹して対応するべきだろう。
天心はKOを狙いにいくのか
天心の2戦目の相手、ルイスグスマン戦では、カウンター待ちの消極的な姿勢となってしまいKOまで追い込むことができなかった。4ラウンド目に骨折していたということもあり、致し方ない事実もあるのだが、ボクシングファンはやはり天心のKO勝利を望んでいる。
チャンスがあれば、思い切ったラッシュを仕掛け、相手を沈めることができるのか非常に注目である。
KOの展開があるとすれば、天心のカウンターがヒットし、ひるんだ所に天心の怒涛のラッシュを打ち込み、TKO勝利するというケースではないだろうか。そのポイントにも是非注目してみてほしい。
判定決着には要注意
ロブレスは手数の多い選手だ。万が一大きな展開がないまま判定決着となれば、手数や攻撃的な姿勢を評価され、天心の判定負けとなってしまうことも十分に有り得る話だ。
手数やラウンドごとのペース配分を考慮し、常にポイントで優位になっているように考えながら戦うことが重要となるだろう。
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