井上尚弥 VS ノニト・ドネア2 試合結果【モンスターの覚醒】プライムボクシング2

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Prime Video Presents Live Boxing 2

今回はボクシング界で注目された一戦「井上尚弥 vs ノニト・ドネア2」について詳しくレビューする。2022年6月7日に行われたこの試合は、日本人初の三団体統一戦という大きな意味を持ち、多くのファンが注目した試合だった。井上尚弥の圧倒的なパフォーマンスと、その舞台裏にあたる出来事について掘り下げていこう。

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両者データ比較

井上尚弥VSノニト・ドネア
1993年4月10日生年月日1982年11月16日
2012年10月2日デビュー2001年2月22日
神奈川県座間市出身地フィリピン
165cm身長170cm
170cmリーチ174cm
右ボクサーファイタータイプ右ボクサーファイター
ライトフライ級 (48.97キロ)
スーパーフライ級 (52.16キロ)
バンタム級 (53.52キロ)
階級フライ級 (50.80キロ)
スーパーフライ級 (52.16キロ)
バンタム級 (53.52キロ)
スーパーバンタム級 (55.34キロ)
フェザー級 (57.15キロ)
81戦75勝(48KO)6敗アマ戦績76戦68勝(5KO)8敗
22戦22勝(19KO)無敗プロ戦績48戦42勝(28KO)6敗
17戦17勝(15KO)無敗世界戦績24戦19勝(13KO)5敗
※試合前情報

井上尚弥

井上尚弥(いのうえ なおや)は、1993年4月10日生まれの日本人ボクサーで、スーパーバンタム級で戦っている。彼はその強烈な打撃力とスピードで「モンスター」と称される。プロボクシングキャリアにおいて、多くのタイトルを獲得し、その圧倒的な実力で世界中のファンを魅了している。

ノニト・ドネア

ノニト・ドネア(Nonito Donaire)は、1982年11月16日生まれのフィリピン出身のボクサーで、スーパーバンタム級で戦っている。彼はその鋭いジャブと強力な左フックで知られる。プロキャリアにおいて多くのタイトルを保持し、ボクシング界に名を刻んでいる。ドネアは、そのテクニックと打撃力で世界的に評価されている選手である。

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ファイトスタイル

井上尚弥

井上尚弥は、攻撃的かつスピーディなスタイルが特徴である。彼の強烈なストレートとフック、迅速なフットワークで相手を圧倒する。試合の序盤から積極的に攻め、相手に隙を与えない。また、防御力も高く、相手の攻撃を的確に捉える能力がある。

ノニト・ドネア

ノニト・ドネアは、テクニカルなスタイルで知られ、鋭いジャブと強力な左フックを使いこなす。彼の攻撃は非常に計算されており、相手の隙を突くのが得意である。ディフェンスも優れており、相手の攻撃を巧みに避ける能力がある。

選手の詳しい記事はコチラ↓

井上尚弥の戦績と強さ分析

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見どころ

2019年11月7日のバンタム級WBSSトーナメント決勝で、井上尚弥とノニト・ドネアが繰り広げた36分間の壮絶な戦いは、井上が僅差で判定勝ちを収める結果となった。井上は初めてカットを受け、9ラウンドではフラつく場面も見られたが、辛うじて勝利。しかし、その接戦によって、井上の圧倒的な強さに対する評価はあいまいなものとなり、ドネアの闘志と耐久力が際立ったことで、ドネアの評価が急上昇した。

その後、2年7ヶ月を経て、再びさいたまスーパーアリーナでのリマッチが決定。ドネアが再びベルトを持って帰還し、井上が勝利すれば、日本初の三団体統一を達成する運命の一戦が幕を開ける。井上は「今回はドラマにしない」と宣言し、確実に仕留める覚悟を示した。判定決着を許さず、圧倒的な勝利を目指す。

試合結果

1ラウンド

1ラウンド、井上尚弥とノニト・ドネアの対決が始まると、ドネアの左フックが井上にヒット。ガードしていたものの、緊張感が高まる中、互いにジャブで牽制し合う。ドネアのジャブは鋭く、ステップワークも良好で調子がうかがえる。

ラウンド終了間際、至近距離での攻防が激化。ドネアが井上のフェイントに反応し、ダッキングした瞬間、井上のクロスカウンターの右ストレートがテンプルに命中。ドネアがダウンし、カウント内に立ち上がるも、状況が把握できていない様子。井上の強打がドネアに軽い脳震とうを引き起こした。

ラウンド終了のゴングと同時に立ち上がったドネアに対し、1ラウンド目のスコアは井上尚弥10、ドネア8となった。

2ラウンド

2ラウンド開始早々、激しい打ち合いが展開される。ドネアの足の動きは良好で、1ラウンド目のダウンの影響は少なかったようだが、井上尚弥はさらに攻撃のギアを上げる。

残り2:30、井上の左フックがドネアを捉え、ドネアはよろける。井上は攻撃を続け、ドネアをコーナーに追い込み、コンビネーションで攻撃を仕掛ける。

残り1:53、ドネアの離れ際に井上のショート左フックが顔面にヒット。ドネアの足元が不安定になり、さらに井上の速いコンビネーションが続く。左ジャブ、右ストレート、左フックでドネアがダウン。

レフェリーが試合を止め、試合終了。

結果

試合は、井上尚弥が2回1分24秒でノニト・ドネアにTKO勝利を収めた。試合の序盤から井上の攻撃が冴え渡り、第1ラウンド終了間際には右ストレートでノニト・ドネアをダウンさせ、続く第2ラウンドでは、序盤から攻勢をかけ、2度のダウンを奪い、そのままレフェリーが試合をストップ。これにより、井上はWBC王座、WBA王座、IBF王座の防衛に成功し、日本人初の三団体統一王者となった。

ターニングポイント

試合のターニングポイントは、第1ラウンド終了間際の井上のクロスカウンターの右ストレートがテンプルに命中した展開だ。井上の右ストレートがノニト・ドネアに強烈に決まり、ダウンを奪ったシーン。これにより、試合の流れが完全に井上に傾き、第2ラウンドの攻撃が決定打となった。このラウンドでの井上の圧倒的な攻撃が、試合の決定的な転機となった。

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勝利後のコメント

試合後、井上尚弥は「この試合での勝利は、自分のキャリアの大きなステップとなった。四団体統一を目指すためには、まだバンタム級で戦うか、スーパーバンタム級に上げるかを考えたい」とコメント。将来的な展望を語るとともに、ファンへの感謝の気持ちを表した。一方、ノニト・ドネアは「井上の強さは本物だ。今回は敗れたが、これからも精進していく」と語り、井上の実力を認めるとともに自身のリベンジに意欲を見せた。

今後の動向

井上尚弥は、この勝利により三団体統一王者としての地位を確立し、四団体統一を目指すことが予想される。年内にその目標が達成できるかどうかが注目される。一方、ノニト・ドネアは今回の敗北をバネにして、再びトップレベルでの挑戦を目指すことが考えられる。両者の今後の動向は、ボクシングファンにとって非常に楽しみである。

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まとめ

「井上尚弥 vs ノニト・ドネア2」は、井上尚弥の圧倒的なパフォーマンスによって記憶に残る試合となった。試合前のトラブルや、試合中の激しい攻防が交錯し、結果的に井上が圧倒的な勝利を収めた。この勝利により、日本人初の三団体統一王者となった井上尚弥の今後の活躍がますます楽しみであり、ボクシング界の注目選手としてその名をさらに広めることになるだろう。

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