本記事では、Rougarou (狼男)・レジス・プログレイス選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、プログレイスのその強さについて解説していきます。
よろしくお願いします。
プロフィール
Regis Prograis Warns Devin Haney: “You Coming To Box, I’m Coming To Fight!” https://t.co/CH4TrrH2sd pic.twitter.com/Z98GE3E07W
— BoxingScene.com (@boxingscene) December 9, 2023
名前 | レジス・プログレイス(Regis Prograis) |
生年月日 | 1989年1月24日 |
デビュー | 2012年4月28日 |
出身地 | アメリカ合衆国 |
身長 | 173cm |
リーチ | 170cm |
タイプ | 左ボクサーファイター |
階級 | スーパーライト級 (63.50キロ) |
実績 | 主要2団体統一(スーパーライト級) |
ワールドボクシングスーパーシリーズ準決勝キリル・レリク戦にて見事TKO勝利。WBA・WBCの2団体王者統一を成し遂げた。しかし、その後の決勝にてジョシュ・テイラーとの試合に敗れ王座を落とした。この敗北は彼のキャリア初の黒星となってしまった。
2022年12月、ホセ・セペダ(アメリカ)との試合で世界戦に復帰。サウスポー同士の対決で11回KO勝ち。空位のWBC王者を獲得した。プレグレイスの得意なリズムに引き込み、強弱・緩急などと高い技術が良く見えた素晴らしいKO勝利だった。
2023年12月、元ライト級世界主要4団体統一王者のデビンヘイニーとWBC世界スーパーライト級タイトルマッチをおこない、ヘイニーとの技術力に押され判定負け、WBC王者を失った。現在は、無冠となっている。
戦績
アマ戦績 94戦87勝7敗
プロ戦績 31戦29勝(24KO)2敗
世界戦戦績 6戦4勝(3KO)2敗
※2023年12月9日時点
試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 結果 | 時間 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
1 | 2012年4月28日 | 〇 | KO | 1R 2:01 | カール・アルミロール | アメリカ合衆国 | |
2 | 2012年8月25日 | 〇 | KO | 4R 2:20 | アーロン・アンダーソン | アメリカ合衆国 | |
3 | 2012年11月30日 | 〇 | TKO | 2R 2:19 | アンソニー・リトル | アメリカ合衆国 | |
4 | 2013年1月10日 | 〇 | TKO | 2R 2:59 | デビット・グリーン | アメリカ合衆国 | |
5 | 2013年6月6日 | 〇 | 判定3-0 | 4R | アダウト・ゴンザレス | メキシコ | |
6 | 2013年10月3日 | 〇 | 判定3-0 | 6R | ジェームス・ハリソン | アメリカ合衆国 | |
7 | 2013年11月30日 | 〇 | TKO | 3R 2:59 | ミゲル・アルバレス | アメリカ合衆国 | |
8 | 2014年4月24日 | 〇 | TKO | 6R 2:45 | フェリペ・レイエス | アメリカ合衆国 | |
9 | 2014年6月7日 | 〇 | TKO | 5R | アーロン・アンダーソン | アメリカ合衆国 | |
10 | 2014年6月27日 | 〇 | TKO | 2R 0:31 | マルテセ・ローガン | アメリカ合衆国 | |
11 | 2014年10月8日 | 〇 | TKO | 4R 1:24 | マリオエルモシーリョ | メキシコ | |
12 | 2014年11月6日 | 〇 | KO | 1R 1:43 | ジェフハンフリーズ | アメリカ合衆国 | |
13 | 2015年1月9日 | 〇 | KO | 5R 2:59 | エクトル・ベラスケス | メキシコ | |
14 | 2015年4月17日 | 〇 | KO | 1R 1:28 | アブラハム・アルバレス | アメリカ合衆国 | |
15 | 2015年8月7日 | 〇 | 判定3-0 | 8R | アモス・コワート | アメリカ合衆国 | |
16 | 2015年12月11日 | 〇 | 棄権 | 8R 終了 | アベル・ラモス | アメリカ合衆国 | NABF北米スーパーライト級ジュニア王座決定戦 |
17 | 2016年3月25日 | 〇 | KO | 1R 2:17 | アーロン・エレーラ | メキシコ | |
18 | 2016年6月25日 | 〇 | TKO | 4R 1:47 | ルイス・エドゥアルド・フローレス | コロンビア | NABF北米スーパーライト級王座決定戦 |
19 | 2017年2月11日 | 〇 | KO | 1R 2:07 | ウィルフリード・ブエルバス | コロンビア | NABF防衛1 |
20 | 2017年6月9日 | 〇 | TKO | 2R 2:55 | ジョエル・ディアスJr. | アメリカ合衆国 | NABF防衛2 |
21 | 2018年3月9日 | 〇 | TKO | 2R 2:54 | ジュリアス・インドンゴ | ナミビア | WBC世界スーパーライト級暫定王座決定戦 |
22 | 2018年7月14日 | 〇 | TKO | 8R 1:59 | フアン・ホセ・ベラスコ | アルゼンチン | WBC世界スーパーライト級ダイヤモンド王座決定戦 |
23 | 2018年10月27日 | 〇 | 判定3-0 | 12R | テリー・フラナガン | イギリス | WBC防衛1 |
24 | 2019年4月27日 | 〇 | TKO | 6R 1:36 | キリル・レリク | ベルギー | WBA・WBC世界スーパーライト級王座統一戦 World Boxing Super Serios 準決勝 WBA獲得・WBC防衛2 |
25 | 2019年10月26日 | × | 判定0-2 | 12R | ジョシュ・テイラー | イギリス | WBA・WBC・IBF世界スーパーライト級王座統一戦 World Boxing Super Serios 決勝戦 WBA陥落・WBC陥落 |
26 | 2020年10月31日 | 〇 | TKO | 3R 1:23 | フアン・ヘラルデス | アメリカ合衆国 | |
27 | 2021年4月17日 | 〇 | TKO | 6R 1:22 | イワン・レドカ | ウクライナ | |
28 | 2022年3月19日 | 〇 | TKO | 6R 1:40 | タイロン・マッケンナ | アイルランド | |
29 | 2022年11月26日 | 〇 | KO | 11R 0:59 | ホセ・セペダ | メキシコ | WBC世界スーパーライト級王座決定戦 |
30 | 2023年6月17日 | 〇 | 判定2-1 | 12R | ダニエリト・ソリーシャ | プエルトリコ | WBC防衛1 |
31 | 2023年12月9日 | × | 判定3-0 | 12R | デヴィン・ヘイニー | アメリカ合衆国 | WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ |
ファイトスタイル・能力
プログレイスはサウスポースタイルのボクサーファイタータイプだ。リーチ・身長ともに他の上位選手と比較すると恵まれているわけではないが、それを感じさせないほど高いテクニックや緩急のあるしなやかさを秘めている優秀なボクサーである。
オフェンス
俊敏な動きから放たれる上下への左の攻撃が非常に強力である。
右ジャブにて牽制し、相手にしっかりとプレッシャーを与える役割を持たせる。
左ストレートは威力・スピードともに非常に高く、KOをこれまでにいくつも奪ってきた強力な攻撃である。
ボディブローも申し分ない威力のある攻撃である。体重が乗っており、パワーが感じられる。
また、相手を追い込んだ時にみせるラッシュも素晴らしい。体を左右に大きくふり、様々な角度から強打を浴びせ続ける。高いテクニックをもっているからこそおこなえる素晴らしい連打攻撃だ。
ディフェンス
ディフェンステクニックもオフェンス同様ハイレベルである。ダッキング・ウィービングの反応速度が非常に速く、なかなかスキをみせない素晴らしいディフェンス能力である。
バックステップは最小限であり、無駄なステップバックは少ない。常に中間距離を保ち、身体を左右にふりながら、相手の出方を伺うようなペースメイクをおこなう印象である。
スーパーライト級主要選手
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