本記事では、スーパーライト級王者のダークホース・イサック・クルス選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、イサック・クルスのその強さについて解説していきます。
よろしくお願いします。
プロフィール
| GOODFELLA ENTERTAINMENT |
— GOODFELLA SPORTS.🥊 (@gfsports92) February 1, 2024
TWITTER!: gfsports92
INSTAGRAM!: GoodfellaSports
BOXING NEWS!:
Isaac Cruz says he’s going to transform WBA light welterweight champion Rolando Romero into a blubbering “Chihuahua” on March 30th.#boxing #fight #news #sport #sports #GoodfellaSports pic.twitter.com/ZfRxo8ISY6
名前 | イサック・クルス(Isaac Cruz) |
生年月日 | 1998年5月24日 |
デビュー | 2015年3月14日 |
出身地 | メキシコ |
身長 | 163cm |
リーチ | 160cm |
タイプ | 右ファイター |
階級 | ライト級 (61.23キロ) スーパーライト級 (63.50キロ) |
現在は、WBA世界スーパーライト級王者である。
戦績
アマ戦績 85戦73勝(50KO)12敗
プロ戦績 29戦26勝(18KO)2敗1分
世界戦戦績 2戦1勝(1KO)1敗
※2024年3月30日時点
試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
1 | 2015年3月14日 | 〇 | 1R 1:30 | KO | ルイス・ヤン・リヴィージャ | メキシコ | プロデビュー戦 |
2 | 2015年5月23日 | 〇 | 4R | 判定2-1 | ブランドン・ゴンサレス | メキシコ | |
3 | 2015年6月27日 | 〇 | 3R 1:47 | TKO | ホセ・エドゥアルド・サムディオ | メキシコ | |
4 | 2015年8月8日 | 〇 | 1R | KO | ラファエル・ロペス | メキシコ | |
5 | 2015年9月5日 | 〇 | 6R | 判定2-0 | フランシスコ・ヴァラデス | メキシコ | |
6 | 2016年2月6日 | × | 8R | 判定0-3 | ルイス・ミゲル・モンターニョ | メキシコ | |
7 | 2016年4月2日 | 〇 | 1R 0:31 | TKO | イタロ・オルティス | メキシコ | |
8 | 2016年8月27日 | 〇 | 1R 0:47 | KO | カルロス・マルセリーノ・サンティアゴ | メキシコ | |
9 | 2016年10月22日 | 〇 | 3R 2:17 | TKO | ダニエル・エヴァンゲリスタ・ジュニア | メキシコ | |
10 | 2016年12月3日 | 〇 | 6R 0:39 | TKO | ラウル・ヒノジョサ | メキシコ | |
11 | 2017年4月22日 | 〇 | 3R 2:55 | TKO | イワン・バスルト・モンロイ | メキシコ | |
12 | 2017年7月1日 | 〇 | 7R 0:55 | TKO | ダニス・リニャン | コロンビア | |
13 | 2017年9月30日 | △ | 6R | 判定 | ホセ・カリエカック | メキシコ | |
14 | 2017年11月11日 | 〇 | 2R 0:56 | TKO | リカルド・フアン・サエンツ | メキシコ | |
15 | 2018年2月17日 | 〇 | 5R 終了 | TKO | フアン・ホセ・マルティネス | メキシコ | |
16 | 2018年6月16日 | 〇 | 8R | 判定3-0 | へベルト・ペルシコ | メキシコ | |
17 | 2018年10月6日 | 〇 | 2R 1:04 | KO | ホセ・アンヘル・フローレス | メキシコ | |
18 | 2018年11月10日 | 〇 | 3R 2:11 | TKO | ホセ・フェリックス | メキシコ | |
19 | 2019年2月16日 | 〇 | 1R 2:20 | KO | エレアザール・ヴァレンズエラ | メキシコ | |
20 | 2019年12月7日 | 〇 | 8R | 判定3-0 | ミゲル・アンヘル・ペレス | メキシコ | |
21 | 2020年2月14日 | 〇 | 10R | 判定2-0 | トーマス・マティス | アメリカ合衆国 | |
22 | 2020年10月31日 | 〇 | 1R 0:53 | KO | ディエゴ・マグダレノ | アメリカ合衆国 | |
23 | 2021年3月13日 | 〇 | 12R | 判定3-0 | ホセ・マティアス・ロメロ | アルゼンチン | |
24 | 2021年6月19日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | フランシスコ・バルガス | メキシコ | |
25 | 2021年12月5日 | × | 12R | 判定0-3 | ジャーボンテイ・デービス | アメリカ合衆国 | WBA世界ライト級タイトルマッチ |
26 | 2022年5月21日 | 〇 | 5R 1:32 | TKO | ユリオルキス・ガンボア | キューバ | WBOインターコンチネンタルライト級王座決定戦 |
27 | 2022年9月4日 | 〇 | 2R 2:27 | KO | エドゥアルド・ラミレス | メキシコ | WBC世界ライト級シルバー王座決定戦 |
28 | 2023年7月29日 | 〇 | 12R | 判定2-1 | ジョバンニ・カブレラ | アメリカ合衆国 | WBOラテンアメリカライト級王座決定戦 WBCシルバー防衛1 |
29 | 2024年3月30日 | 〇 | 8R 0:56 | TKO | ロランド・ロメロ | アメリカ合衆国 | WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ |
ファイトスタイル・能力
イサッククルスは、右オーソドックススタイルのファイタータイプである。
ライト級では相当小柄だが、頑丈な身体と豊富なスタミナを活かし、大きい相手を次々となぎ倒している。ガーボンタ・デービスとの激闘は特に素晴らしかった。デービスの強打を防ぎ、プレッシャーをかけてアッパー・フックの強振を何度もヒットさせてみせた。結果的には敗北したものの、確実にクルスの評価を上げる名試合となった。
オフェンス
身体を丸めた両手ガードのスタンスからしつこく攻め、両手フック攻撃、アッパー打ちを強振する。左右どちらの攻撃からでも一撃で沈めることが可能な高いパワーを有する。
スタミナも豊富であることから、一撃に捕まれば、その後、怒涛のラッシュで確実に沈めにかかる。その倒しにかかるスタイルによって、あのガーボンタ・デービスを苦しめたのだから、攻撃力の高さは本物だと言えるだろう。
ディフェンス
元々ハードな攻撃重視のスタイルであるため、ディフェンステクニックに関しては非常にシンプルな印象である。
インファイトから強固な両手ガードで防御するスタイルである。ステップワークでかわすディフェンスはあまりおこなわないイメージがあり、技巧的なアウトボックスの相手に対しては、ややディフェンステクニックに不足が生じる印象だ。
ライト級はクルスよりも身長・リーチが大きい選手が多いため、遠い間合いの攻防では、ステップワークによるディフェンスも必要となってくるのではないだろうか。
ライト級主要選手
関連記事はコチラ↓
本記事は、以上になります。本サイトでは、他にも格闘技に関する記事をたくさんアップしています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ他の記事もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。