本記事では、アメリカのボクシング専門誌「The Ring」に収録されているボクシング・ミニマム級(47.62キロ)の認定王座及びランキングTOP3の選手を紹介します。
The Ring誌 ランキングとは
「The Ring」では、リング誌編集委員会や各国のボクシング記者、ランキング諮問委員会等のボクシング各界の著名人によって選考をおこない、毎月独自に各階級およびパウンド・フォー・パウンド(世界10位まで)の選手をランク付けした順位を発表している。
ランクは3つの要素によって決定される。
① 結果
最も明白で客観的な基準であり、ほかのすべての基準よりも優先される。
② パフォーマンス
ボクサーが勝敗の中でどのようなパフォーマンスを見せたか。支配率や圧倒的なシチュエーションなど、試合内容によって評価される。
③ 実績
ボクサーの最近の実績はランキングの順位を決める要因になる。倒してきた対戦相手のランクや質なども評価に含まれる。
ボクシングランキング階級別記事一覧 | |
全階級PFP | ライト級 |
ミニマム級 | スーパーライト級 |
ライトフライ級 | ウェルター級 |
フライ級 | スーパーウェルター級 |
スーパーフライ級 | ミドル級 |
バンタム級 | スーパーミドル級 |
スーパーバンタム級 | ライトヘビー級 |
フェザー級 | クルーザー級 |
スーパーフェザー級 | ヘビー級 |
The Ring誌 認定タイトルとは
「The Ring」では、ボクシング専門誌独自の認定王座を定めている。認定王座とは、各階級の「真の王者」を認定するタイトルベルトである。
The Ring誌タイトル認定条件
The Ring制定ランキングの同階級1位と2位が対戦すること。
1位と2位の対戦が実現せず、1位が3位と対戦する場合、編集部が3位のファイターが王座にふさわしいと判断した場合、その勝者にベルトが与えられる。
ミニマム級(47.62キロ)
認定王座 空位
ミニマム級の認定王座は、現在空位である。
1位 ノックアウトCPフレッシュマート
Knockout CP Freshmart vs. Landero in WBA Title Clash, March 6 https://t.co/tsaYEEyiUQ #boxing pic.twitter.com/2VuBGa5npJ
— BoxingScene.com (@boxingscene) January 18, 2018
名前 | ノックアウト・CPフレッシュマート |
生年月日 | 1990年9月20日 |
デビュー | 2012年6月22日 |
出身地 | タイ |
身長 | 155cm |
リーチ | 155cm |
タイプ | 右ボクサー |
階級 | ミニマム級 (47.62キロ) |
戦績
プロ戦績 24戦24勝(9KO)無敗
世界戦戦績 16戦16勝(4KO)無敗
※2022年7月20日時点
ファイトスタイル・能力
フレッシュマートは、右オーソドックススタイルのボクサーファイタータイプである。
KO率の低さからわかる通り、決定力はあまり高くない。堅実にうまく、しぶとく戦い抜き確実にポイントをとるボクシングが持ち味。多くの世界戦を経験し、KO率は低いものの、安定感のある確実な勝利を続けている優秀なボクサーである。
詳しい記事はコチラ↓
2位 重岡 優大
兄弟世界王者狙う重岡優大が圧巻3回KO勝ち WBOアジアに続き日本ミニマム級王座獲得https://t.co/3VsjeQlWEM pic.twitter.com/DbAjwnrGSi
— ボクシングビート (@beat_macc) November 17, 2022
名前 | 重岡 優大(しげおか ゆうだい) |
生年月日 | 1997年4月16日 |
デビュー | 2019年10月30日 |
出身地 | 熊本県熊本市 |
身長 | 160cm |
リーチ | ?cm |
タイプ | 左ボクサーファイター |
階級 | ミニマム級 (47.62キロ) |
戦績
アマ戦績 91戦81勝(21KO)10敗
プロ戦績 8戦8勝(5KO)無敗
世界戦戦績 2戦2勝(1KO)無敗
※2023年10月7日時点
ファイトスタイル・能力
重岡優大は、サウスポースタイルのボクサーファイタータイプである。
弟の銀次朗とともに軽量級で活躍している期待の日本人ボクサーである。中学1年の時から積み重ねた高いボクシングスキルを武器とし、ミニマム級世界チャンピオンにまで登りつめた将来に期待の高い選手だ。
詳しい記事はコチラ↓
3位 重岡 銀次朗
【3150FIGHT VOL.7】
— 3150FIGHT OFFICIAL (@3150Fight) September 15, 2023
IBF世界ミニマム級王座統一戦12回戦
ダニエル・バラダレスVS 重岡 銀次朗
10月7日(土) 13:00開場 14:00開始
大田区総合体育館
ABEMAボクシングチャンネルにて全試合無料生中継#3150FIGHT#ボクシング#ABEMA#拳闘士はゲンコツで語る pic.twitter.com/crymX4lA3I
名前 | 重岡 銀次朗(しげおか ぎんじろう) |
生年月日 | 1999年10月18日 |
デビュー | 2018年9月25日 |
出身地 | 熊本県熊本市 |
身長 | 152cm |
リーチ | ?cm |
タイプ | 左ボクサーファイター |
階級 | ミニマム級 (47.62キロ) |
戦績
アマ戦績 57戦56勝1敗
プロ戦績 10戦9勝(7KO)無敗1無効
世界戦戦績 3戦2勝(2KO)無敗1無効
※2023年10月7日時点
ファイトスタイル・能力
重岡銀次朗は、サウスポースタイルのボクサーファイタータイプだ。
アマチュア無敗という非常に優秀な成績を残した将来有望な日本人ボクサーである。兄・優大とともに軽量級世界チャンピオンにまで上り詰めており、高いボクシング能力を武器にどこまで優秀な成績をおさめられるのか、今後の活躍に非常に注目だ。
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全階級PFP | ライト級 |
ミニマム級 | スーパーライト級 |
ライトフライ級 | ウェルター級 |
フライ級 | スーパーウェルター級 |
スーパーフライ級 | ミドル級 |
バンタム級 | スーパーミドル級 |
スーパーバンタム級 | ライトヘビー級 |
フェザー級 | クルーザー級 |
スーパーフェザー級 | ヘビー級 |
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