ビンセント・アストロラビオ選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、2024年7月20日(土)に行われるPrime Video Presents Live Boxing 9のメインイベント・バンタム級タイトルマッチ・中谷潤人の相手・ビンセント・アストロラビオ選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ビンセント・アストロラビオのその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前ビンセント・アストロラビオ
生年月日1997年4月1日
デビュー2015年8月14日
出身地フィリピン
身長165cm
リーチ166cm
タイプ右ボクサーファイター
階級スーパーフライ級 (52.16キロ)
バンタム級 (53.52キロ)
実績 WBOインターコンチネンタルバンタム級
WBCインターナショナルバンタム級

ビンセント・アストロラビオ(Vincent Astrolabio)はフィリピン出身のプロボクサーで、現WBCバンタム級ランキング1位に位置する選手(※中谷潤人戦前)。アストロラビオは1996年にフィリピンで生まれ、2015年にプロデビューを果たした。彼はその後、堅実な戦績を築き、世界タイトルに挑戦するまでのキャリアを歩んできた。ビンセント・アストロラビオという名前は、近年ボクシング界で急速に知名度を上げている。

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戦績

プロ戦績  23戦19勝(14KO)4敗
世界戦戦績 1戦1敗
※中谷戦前の戦績

アストロラビオのプロ戦績は23戦19勝14KO4敗という成績を持っている。彼の戦績からわかるように、アストロラビオは強力なパンチ力を誇り、対戦相手をノックアウトする力を持っている。しかし、彼はキャリアの中で数回の敗北を経験しており、その中には有名なファイターたちとの試合も含まれている。

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試合実績

アストロラビオのキャリアの中で特に注目すべき試合は以下の通り:

  1. ジョン・マーク・アポリナリオ戦(2017年12月):この試合で初めてプロキャリアの敗北を経験。
  2. 小林佑紀戦(2018年4月):この試合でもTKO負けを喫した。
  3. ギレルモ・リゴンドー戦(2022年2月):元パウンド・フォー・パウンドファイターのリゴンドーに判定勝利を収め、大きな話題となった。
  4. ニコライ・ポタポフ戦(2022年12月):トップコンテンダーであるロシア人ファイターに対して判定勝利。
  5. ジェイソン・モロニー戦(2023年5月):WBO世界王座を争うが、マジョリティディシジョンで敗北。
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ファイトスタイル・能力

アストロラビオのファイトスタイルは攻撃的かつ堅実で、基本に忠実なボクシングを展開する。彼はフィリピン出身のボクサーらしく、アグレッシブな姿勢を崩さず、常に相手にプレッシャーをかけることを重視している。中間距離からのパンチを得意とし、特に右ストレート右のオーバーハンドを主武器としている。

オフェンス

アストロラビオの攻撃スタイルは非常にパワフルで、19勝のうち14勝がKOによるものという事実がその証拠だ。彼は中間距離からのワンツーを得意とし、特に右ストレートの威力は一級品。彼のジャブから繋げるパンチのコンビネーションは、相手にとって非常に厄介なものとなる。リゴンドーやナポンを倒した際のパンチも、この右ストレートからの連携であった。

ディフェンス

アストロラビオの防御スタイルは、攻撃的なファイターにしては比較的堅実だ。彼はジャブを使って距離を取りながら、相手の攻撃をうまくいなす技術を持っている。しかし、彼の防御の中で特筆すべき点は、その耐久力だ。幾度となく強敵と対戦し、厳しい局面でも持ち堪えてきた彼のディフェンス能力は高く評価されている。

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中谷潤人戦の見どころ

1. 攻撃スタイルの対決

この試合の一つの見どころは、両者の攻撃スタイルの対決だ。中谷はその強力なパンチと優れたテクニックで、相手を圧倒するスタイルを持つ。一方、アストロラビオもその破壊力あるパンチで相手をKOする力を持っている。どちらが先に相手のディフェンスを突破し、効果的な攻撃を仕掛けるかが勝負の鍵となるだろう。

2. 中間距離での戦い

中間距離での戦いも注目ポイントの一つだ。中谷はジャブを軸にした試合運びが得意で、そのジャブで相手のリズムを崩しながら自分のペースに持ち込むことができる。アストロラビオも中間距離からのワンツーや左フックを得意としており、どちらが中間距離での主導権を握るかが試合の展開を左右するだろう。

3. ディフェンスの重要性

両者のディフェンスも試合の結果に大きく影響する。中谷は基本に忠実なガードとフットワークを駆使して相手の攻撃をかわし、カウンターを狙うことができる。アストロラビオは攻撃的なスタイルのため、防御が手薄になることがあるが、その分攻撃に転じた際の破壊力は大きい。どちらが相手の攻撃を効果的に防ぎ、自分のペースで試合を進めるかがポイントとなる。

4. ラウンドごとの戦略

試合が進むにつれて、両者の戦略も変化していくだろう。中谷は序盤からジャブを多用して相手の動きを封じることが予想されるが、アストロラビオは中盤から後半にかけて攻勢を強める傾向がある。特に、ラウンドが進むごとにどちらがスタミナを維持し、最後まで集中力を保てるかが重要だ。

勝敗予想

今回の試合の勝敗予想としては、中谷潤人が6ラウンド以降でKO勝利を収めると見られている。中谷の総合的なボクシングスキルと試合運びの巧さが、アストロラビオの攻撃力を上回るだろう。しかし、アストロラビオも決して侮れない相手であり、序盤から中谷にプレッシャーをかけ続けることができれば、試合の展開は大きく変わる可能性がある。

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最後までご覧いただきありがとうございました。