本記事では、SNSフォロワーの1500万人越えの超人気ボクサーライアンガルシア選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ガルシアのその強さについて解説していきます。
それではよろしくお願いします。
プロフィール
Muy pronto Ryan García regresa a la acción por un título interino ligero CMB. Con eso habrá tres campeones CMB en esa división. Título más inventado. pic.twitter.com/kOFCydlBYb
— Boxing Studs Noticias (@BoxingStuds) November 10, 2020
名前 | ライアン・ガルシア |
生年月日 | 1998年8月8日 |
デビュー | 2016年6月9日 |
出身地 | カリフォルニア州 (アメリカ) |
身長 | 178cm |
リーチ | 178cm |
タイプ | 右ボクサーファイター |
階級 | スーパーフェザー級 (58.97キロ) ライト級 (61.23キロ) スーパーライト級 (63.50キロ) |
戦績
アマ戦績 230戦215勝15敗
プロ戦績 26戦24勝(20KO)1敗1無効
世界戦戦績 3戦1勝1敗1無効
※2024年4月20日時点
獲得タイトルとしては世界タイトルは暫定王座のみだが、それ以外にもNABF世界スーパーフェザー級王座やWBC世界ライト級シルバー王座などを獲得しており、しっかりとした実績もある選手だ。
2021年にメンタルヘルスの影響で感情のコントロールが不能になり、泣き崩れてしまうこともあったようだ。そんな精神的な病により、1度ボクシングから離れ休養期間を設けた。セラピーにより回復することができた彼は、また再びボクシング界に戻ってきた。
ジャーボンテイ・デービス戦
2023年4月22日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、ライアン・ガルシアはWBA世界ライト級レギュラー王者ジャーボンテイ・デービスと136ポンドのキャッチウェイト契約で対戦した。ガルシアは2回に左ストレートでダウンを奪われ、7回には左ボディブローでキャリア初のKO負けを喫した。試合全体を通じて力の差は歴然としており、ガルシアはデービスの強力な攻撃に圧倒された。
デビン・ヘイニー戦(無効試合)
2024年4月20日、ニューヨークのバークレイズ・センターで行われたWBC世界スーパーライト級王座の試合で、ライアン・ガルシアはデビン・ヘイニーに対して判定勝ちを収めた。ガルシアは前日の計量で体重超過となったが、試合はそのまま行われた。しかし、その後のドーピング検査で自身の陽性反応が確認され、試合結果は無効試合に変更された。
体重超過やドーピング問題など問題児ではあるが、実績的にはKO率が非常に高い記録を残しており強豪選手の一人なのは間違いない。デービス戦の敗北から復帰し、スーパーライト級戦線で躍進できるのか、非常に注目の選手だ。
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ファイトスタイル
ライアンガルシアはボクサーファイタータイプの右オーソドックススタイルだ。
非常にまとまりのある基本的なボクシングをする。パワーとスピードに関しては、これまでのKOシーンを観る限り申し分ない強さだ。
オフェンス
彼の強みとして、なんといっても両フック、右ストレートのコンビネーションパンチがとても強力だ。リーチを活かして、距離をおいた状態から一気に踏み込み、右フックと左フックを打ち、相手を沈めにかかる。
当たれば一発で終わらせるパワーを持っており、フック系のパンチは特に有効的な攻撃だ。
また、スピードも非常に速い。コンビネーションパンチは、避けるスキを作らせないほど速いテンポで打ち出すことが可能。2、3発目まで避けられたとしても、追い打ちをかけるように、その後も3、4発強打が飛んでくるので、相手がそれに完璧に対応するのは非常に難しいだろう。
ディフェンス
スウェーやパーリングなどの防御技術に関しては、あまり得意には見えない。
前項の通り両フックやストレート攻撃は非常に強力だが、その代償として、彼は大きなオーバーハンドでパンチを打つことが多く、コンビネーションを打っているときはガードが甘くなってしまうことがある。そのため、打ち終わりのスキを狙われてしまうことがあるのではないだろうか。
実際に初黒星を付けたデービス戦でも、やはりガルシアのフック強振のうち終わりを狙われマットに沈んだのだ。今後修正すべき彼の癖なのか。皆さんも注目してみてほしい。
ライト級主要選手
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