本記事では、オーストラリアの双子世界王者・ジェイソン・マロニー選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ジェイソン・マロニーのその強さについて解説していきます。
よろしくお願いします。
プロフィール
HAPPY NEW YEAR!
— Jason Moloney (@JasonMoloney1) January 1, 2024
2023 was the year I achieved my lifelong dream of becoming World Champion 🏆
Determined to make 2024 BIGGER and BETTER! pic.twitter.com/MW4eddogTa
名前 | ジェイソン・マロニー(Jason Moloney) |
生年月日 | 1991年1月10日 |
デビュー | 2014年8月15日 |
出身地 | オーストラリア |
身長 | 165cm |
リーチ | 165cm |
タイプ | 右ボクサーファイター |
階級 | バンタム級 (53.52キロ) |
現在は、WBO世界バンタム級王者である。
戦績
プロ戦績 29戦27勝(19KO)2敗
世界戦戦績 4戦2勝2敗
※2024年1月13日時点
試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
1 | 2014年8月15日 | 〇 | 1R 2:50 | TKO | ナオタワン・シッサイトーン | タイ | プロデビュー戦 |
2 | 2014年10月17日 | 〇 | 1R 1:58 | TKO | エギー・ロゼン | インドネシア | |
3 | 2015年3月6日 | 〇 | 3R 1:17 | TKO | アルビン・バイス | フィリピン | |
4 | 2015年8月19日 | 〇 | 5R 2:14 | TKO | ダニロ・アビサイ | フィリピン | |
5 | 2015年12月18日 | 〇 | 5R 終了 | TKO | マークイル・サルバーナ | フィリピン | WBAオセアニアスーパーバンタム級王座決定戦 |
6 | 2016年3月19日 | 〇 | 4R 1:18 | TKO | ジュニア・バジャワ | インドネシア | WBAオセアニア防衛1 |
7 | 2016年5月20日 | 〇 | 5R 2:55 | TKO | マティアス・アリアガダ | アルゼンチン | |
8 | 2016年6月24日 | 〇 | 3R | KO | バーデン・リベラ | フィリピン | |
9 | 2016年8月3日 | 〇 | 6R | 判定3-0 | ジェフリー・フランシスコ | フィリピン | |
10 | 2016年10月8日 | 〇 | 7R 2:05 | TKO | ゲルポール・バレロ | フィリピン | WBAオセアニア防衛2 |
11 | 2016年12月10日 | 〇 | 6R 0:21 | TKO | エンリケ・ベルナチェ | メキシコ | WBAオセアニア防衛3 |
12 | 2017年2月3日 | 〇 | 8R | 判定3-0 | マルコ・デメシリオ | フィリピン | |
13 | 2017年6月3日 | 〇 | 5R 0:53 | TKO | エマヌエル・アルメンダリス | メキシコ | WBAオセアニア防衛4 |
14 | 2017年8月19日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | ロリト・ソンソナ | フィリピン | WBAオセアニア防衛5 OPBFスーパーバンタム級シルバー王座決定戦 |
15 | 2017年10月21日 | 〇 | 1R 2:58 | KO | ジュリアス・キサラウェ | タンザニア | WBAオセアニアバンタム級王座決定戦 |
16 | 2018年2月24日 | 〇 | 3R 終了 | TKO | イマヌエル・ナイジャラ | ナミビア | コモンウェルスバンタム級王座決定戦 WBAオセアニア防衛1 |
17 | 2018年5月19日 | 〇 | 6R 終了 | TKO | 河野公平(ワタナベ) | 日本 | WBAオセアニア防衛2 |
18 | 2018年10月20日 | × | 12R | 判定1-2 | エマヌエル・ロドリゲス | プエルトリコ | IBF世界バンタム級タイトルマッチ / WBSS1回戦 |
19 | 2019年3月30日 | 〇 | 3R 2:23 | KO | クリス・ポリーノ | フィリピン | WBAオセアニア防衛3 |
20 | 2019年6月15日 | 〇 | 3R 2:23 | KO | グッドラック・レマ | タンザニア | WBAオセアニア防衛4 |
21 | 2019年11月15日 | 〇 | 2R 1:26 | KO | ディクソン・フローレス | ニカラグア | WBAオセアニア防衛5 |
22 | 2020年6月25日 | 〇 | 7R 終了 | TKO | レオナルド・バエス | メキシコ | |
23 | 2020年10月31日 | × | 7R 2:59 | KO | 井上尚弥(大橋) | 日本 | WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ |
24 | 2021年8月14日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | ジョシュア・グリア | アメリカ合衆国 | WBC世界バンタム級シルバー王座決定戦 |
25 | 2022年4月9日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | フランシスコ・ペドロサ・ポルティージョ | アメリカ合衆国 | |
26 | 2022年6月5日 | 〇 | 2R 2:35 | TKO | アストン・パリクテ | フィリピン | WBOインターナショナルバンタム級王座決定戦 WBCシルバー防衛1 |
27 | 2022年10月15日 | 〇 | 12R | 判定3-0 | ナワーポン・ソー・ルンヴィサイ | タイ | WBC世界バンタム級挑戦者決定戦 |
28 | 2023年5月13日 | 〇 | 12R | 判定2-0 | ビンセント・アストロラビオ | フィリピン | WBO世界バンタム級王座決定戦 |
29 | 2024年1月13日 | 〇 | 12R | 判定2-0 | サウル・サンチェス | アメリカ合衆国 | WBO防衛1 |
ファイトスタイル・能力
マロニーは、右オーソドックススタイルのボクサーファイタータイプである。
縦横への激しいゆさぶり、クリンチワークや出入りの多いステップを使って相手をコントロールするテクニックタイプだ。パワーはやや劣る印象だが、それをカバーできるほどの高い技術力を持つ選手である。
オフェンス
小刻みなステップワークからコツコツとパンチを当てるスタイルが彼の強みである。
パワーは乏しく、ここぞの1発はないものの、ショートパンチをタイミング良く当てて効かせることはよく見られる。
豊富なスタミナを活かした手数の多い上下への打ち分けも良く、インボクシングからのハンドスピードの速いボディコンビネーションも素晴らしい。
ディフェンス
基本は両手ガードとステップワークでディフェンスをおこなう。
相手の流れになりかければ、すぐさまクリンチワークで凌ぐ上手さもみられる。
マロニーのディフェンスに関しては、非常に丁寧に高い精度でおこなう印象である。反応速度も良い上に、身体を細かくゆさぶりながら近づいてくるため、クリーンヒットを中々もらわない上手さがある。
バンタム級主要選手
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