本記事では、ワタナベジムの軽量級期待の兄弟・重岡銀次朗選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、重岡銀次朗のその強さについて解説していきます。
よろしくお願いします。
プロフィール
【3150FIGHT VOL.7】
— 3150FIGHT OFFICIAL (@3150Fight) September 15, 2023
IBF世界ミニマム級王座統一戦12回戦
ダニエル・バラダレスVS 重岡 銀次朗
10月7日(土) 13:00開場 14:00開始
大田区総合体育館
ABEMAボクシングチャンネルにて全試合無料生中継#3150FIGHT#ボクシング#ABEMA#拳闘士はゲンコツで語る pic.twitter.com/crymX4lA3I
名前 | 重岡 銀次朗(しげおか ぎんじろう) |
生年月日 | 1999年10月18日 |
デビュー | 2018年9月25日 |
出身地 | 熊本県熊本市 |
身長 | 152cm |
リーチ | ?cm |
タイプ | 左ボクサーファイター |
階級 | ミニマム級 (47.62キロ) |
2023年1月6日、わずかプロ9戦目にして行われた世界ミニマム級タイトルマッチ。期待のホープのタイトルデビューはまさかの無効試合となった。
王者ダニエル・バジャダレスがわずか3回で戦意喪失したのか。バッティングの負傷を理由にノーコンテストを要望した。
重岡銀次朗の戦績にまさかの形で無効試合が刻まれた。日本ボクシング界の期待のホープなだけにとても不運な結末となった。
2023年4月16日、バジャダレスとの再戦を予定していたが、またもや不運にもバジャダレスの怪我により正規王座の試合は延期となった。暫定王座を決める試合へ変更になり、元IBFミニマム級王者のレナマーククアルトと試合を行い、見事に7回KO勝利。
2023年10月7日、迎えたダニエル・バジャダレスとのリマッチ。1回からダウンを奪うなど、銀次朗が圧倒し、戦力差を見せつけた試合となった。結果は、5回TKO勝利で見事正規王者となった。
現在は、IBF世界ミニマム級王者である。
戦績
アマ戦績 57戦56勝1敗
プロ戦績 12戦11勝(9KO)無敗1無効
世界戦戦績 5戦4勝(4KO)無敗1無効
※2024年3月31日時点
試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
1 | 2018年9月25日 | 〇 | 3R 1:22 | TKO | サンチャイ・ヨッブン | タイ | プロデビュー戦 |
2 | 2019年2月26日 | 〇 | 1R 1:35 | TKO | ギアッティポン・グムサワット | タイ | |
3 | 2019年4月14日 | 〇 | 8R | 判定3-0 | ジョエル・リノ | フィリピン | |
4 | 2019年7月27日 | 〇 | 1R 1:12 | KO | クライデ・アザルコン | フィリピン | WBOアジアパシフィックミニマム級王座決定戦 |
5 | 2019年12月31日 | 〇 | 5R 2:13 | KO | レイ・ロリト(大成) | フィリピン | WBOアジアパシフィック王座防衛1 |
6 | 2021年7月14日 | 〇 | 2R 2:05 | TKO | 川満俊輝(三迫) | 日本 | WBOアジアパシフィック王座防衛2 |
7 | 2022年3月27日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | 仲島辰郎(平仲) | 日本 | 日本ミニマム級王座決定戦 |
8 | 2022年7月6日 | 〇 | 4R 1:48 | TKO | 春口直也(橋口) | 日本 | 日本王座防衛1 |
9 | 2023年1月6日 | – | 3R 2:48 | NC | ダニエル・バジャダレス | メキシコ | IBF世界ミニマム級タイトルマッチ |
10 | 2023年4月16日 | 〇 | 9R 2:55 | KO | レネ・マーク・クアルト | フィリピン | IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦 |
11 | 2023年10月7日 | 〇 | 5R 2:15 | TKO | ダニエル・バジャダレス | メキシコ | IBF世界ミニマム級王座統一戦 IBF防衛1 |
12 | 2024年3月31日 | 〇 | 2R 1:15 | KO | ジェイク・アンパロ | フィリピン | IBF防衛2 |
ファイトスタイル・能力
重岡銀次朗は、サウスポースタイルのボクサーファイタータイプだ。
アマチュア無敗という非常に優秀な成績を残した将来有望な日本人ボクサーである。兄・優大とともに軽量級世界チャンピオンにまで上り詰めており、高いボクシング能力を武器にどこまで優秀な成績をおさめられるのか、今後の活躍に非常に注目だ。
オフェンス
足を大きく開いた独特なステップワークから、体重の乗った左ストレートを強振する。スピードも乗っており、非常に強力である。自分から打ってもよし、カウンターを打ってもよし。どのタイミングでも相手を沈められる高いパワーを有する。
前手を伸ばし、距離を図りながら戦う印象。離れた距離でのオフェンスでは、コツコツと右ジャブで牽制しつつ、強力な左ストレートを合わせるスタイル。接近戦では、両フックやハンドスピードの速いボディ打ちで、相手の体力を削っていくスタイルだ。
総合的にみて、非常に高いオフェンステクニックを有する。ミニマム級No.1のオフェンスといっても過言では無いだろう。
ディフェンス
重岡銀次朗は、主にスウェー、バックステップによりディフェンスをおこなう印象だ。
ステップワークを駆使したディフェンスが非常に良く、オフェンス同様、高いテクニックを持っている。しかし、タイミングを合わされカウンターを被弾する展開もしばしば見られる。統一戦や強豪との試合では特に注意が必要となるだろう。
ミニマム級主要選手
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