寺地拳四朗 VS 京口紘人 試合結果【史上2度目の日本人2団体統一戦】プライムボクシング3

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Prime Video Presents Live Boxing 3

ボクシングファン待望の一戦が遂に実現した。寺地拳四朗京口紘人、二人のトップファイターが2022年11月1日に東京・両国国技館で対決した。これは日本ボクシング界でも注目度の高い試合であり、多くのファンがその結果を見守っていた。今回は、この熱い戦いの詳細をレビューし、両者のプロフィールやファイトスタイル、試合の見どころなどを徹底的に分析する。

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両者データ比較

寺地拳四朗VS京口 紘人
1992年1月6日生年月日1993年11月27日
2014年8月4日デビュー2016年4月17日
京都府城陽市出身地大阪府和泉市
165cm身長162cm
163cmリーチ162cm
右ボクサーファイタータイプ右ボクサーファイター
ライトフライ級 (48.97キロ)階級ミニマム級 (47.62キロ)
ライトフライ級 (48.97キロ)
74戦58勝(20KO)16敗アマ戦績66戦52勝(8KO)14敗
20戦19勝(11KO)1敗プロ戦績16戦16勝(11KO)無敗
11戦10勝(6KO)1敗世界戦績8戦8勝(4KO)無敗
※試合前情報

2022年11月1日、東京・両国国技館で行われた試合は、WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人とWBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗の2団体王座統一戦であった。この試合は、日本ボクシング界における歴史的な一戦であり、両選手の名誉とタイトルがかかった重要な試合であった。さらに、史上二度目の日本人同士の世界タイトル2団体統一戦でもあり、その注目度は計り知れないものだった。

寺地拳四朗

寺地拳四朗(てらじけんしろう)は、1988年生まれで、これまでのキャリアで数々のタイトルを獲得してきたボクサーである。戦績は30戦28勝(16KO)2敗であり、スピードとテクニックを兼ね備えた選手として知られている。特にその攻撃力と試合中の戦術変更が持ち味であり、多くの試合でその実力を証明してきた。

京口紘人

京口紘人(きょうぐちひろと)は、1990年生まれで、フライ級からスーパーフライ級にかけて活躍しているボクサーである。戦績は27戦24勝(14KO)3敗であり、テクニカルなスキルと堅実なディフェンスが特徴である。京口は試合中の冷静なプレー戦略的な反撃が得意で、安定したパフォーマンスが評価されている。

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ファイトスタイル

寺地拳四朗

寺地拳四朗のファイトスタイルは、攻撃的でありながらも非常に洗練されている。彼のスピードとフットワークは相手選手にとって非常に厄介であり、精度の高いコンビネーションから繰り出されるパンチの威力は圧倒的である。寺地は試合の流れを読む能力に優れており、瞬時に戦術を変えることで相手を翻弄することができる。

京口紘人

京口紘人のファイトスタイルは、ディフェンス重視でありながらも攻撃を狙うバランスの取れたものだ。テクニカルなスキルと堅実なディフェンスが特徴で、相手の攻撃を冷静に受け止めた後、カウンターで反撃するスタイルを取る。京口はまた、戦略的に相手の隙を突くことが得意で、試合の進行に応じて適切な戦術を選ぶことができる。

選手の詳しい記事はコチラ↓

寺地拳四朗選手の戦績と強さ分析

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見どころ

この試合の最大の見どころは、寺地拳四朗の攻撃的なスタイルと京口紘人のディフェンス重視のスタイルがどのようにぶつかり合うかであった。寺地のスピードと攻撃力が京口のディフェンスにどのように対抗するのか、また、京口が寺地の攻撃をいかに巧みに捌くかが試合の焦点となった。さらに、両者の試合中の戦術変更スタミナの持続力も重要な要素となった。

寺地拳四朗のテクニカルなボクシングと京口紘人のアグレッシブな攻撃が交錯することで、非常にエキサイティングな展開が期待された。

試合結果

試合は、予想通り激しい展開となった。寺地拳四朗は5回に1度目のダウンを奪い、7回に2度目のダウンを奪ったところで試合は決着。7回2分36秒、寺地拳四朗がTKO勝ちを収めた。この勝利により、寺地はWBAスーパー王座およびリングマガジン王座を獲得し、WBC王座の初防衛にも成功した。彼は日本人男子としては5人目となる世界タイトル2団体統一王者、世界王者同士の統一戦勝利としては4人目となった。

試合は接戦を予想されたが、中盤から終盤にかけて、寺地が制圧していった。試合の勝敗を分けた点はリードジャブの差し合いだった。ジャブの攻防では明らかに寺地にぶがあった。ジャブがささり続け、寺地のギアが上がり、ワンツー攻撃が勢いを増していった。2度奪ったダウンはどちらもワンツー攻撃の右ストレートだった。

5回に京口はダウンを奪われるも、そこからの挽回が素晴らしかった。寺地の強烈なラッシュに耐え、若干寺地の勢いが止まったところで京口が反撃を開始した。時折、有効打を何度も当て、動きが止まる寺地。まさに一瞬で試合が京口の流れへ傾いてしまうほど、素晴らしい反撃だった。左ボディ、右ストレートなど京口の打ち返す強打も素晴らしく精神力の強さが際立った。

お互いの強打が絡み合い、また、互いのスタミナやタフネスがぶつかり合った試合は、間違いなく日本ボクシング界の歴史に名を刻むような名試合となった。

ターニングポイント

この試合のターニングポイントは、5回に寺地が初めて京口をダウンさせたシーンだった。このダウンがきっかけで、寺地の攻勢が一気に強まり、試合の流れを完全に掌握した。しかし、京口の反撃も見逃せなかった。彼は寺地のラッシュに耐え、何度も侑打を当てることで、試合の流れを引き戻そうとした。この激しい応酬が観客を魅了し、試合をさらに盛り上げた。

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勝利後のコメント

試合後、寺地拳四朗は「この勝利は自分のキャリアの中でも非常に重要なもの。これからもさらに上を目指して頑張りたい」と語った。その後メインイベントで勝利し王座統一を果たした寺地は、「この試合前にゴンサレス選手と話して、統一戦をやろうと言っていた。実現に近づいたと思うので、みなさん『やろうぜ、やろうぜ』と言ってください!」と3団体統一戦を熱望した。

一方、京口紘人は、試合後に「見てくれていた人に、ダウンした後の反撃が良かったと聞いたけど、自分としては記憶が飛び飛び」と振り返り、「戦いながらどう崩そうかなと考えていましたが、8度防衛したチャンピオンなので、その強さを肌で感じました」と勝者を称えた。さらに今後については、自らの公式YouTube「京口紘人 Hiroto Kyoguchi」チャンネルを更新し、「次、頑張りますという気持ちはない。進退はすぐに明言はできない。ゆっくりしたい」と話した。

今後の動向

寺地拳四朗は、この勝利によってライトフライ級のタイトルを維持し、次の挑戦者に備えることになる。今後の試合においても、寺地の攻撃力とテクニックがさらに進化することが期待される。これからの試合に向けて、さらに強力な対策を講じることになるだろう。

一方、京口紘人は、この試合の後、フライ級への転向を発表した。彼はこの敗戦を糧に、さらなるトレーニングと戦略の見直しを行い、新しい階級での再挑戦を目指すことになるだろう。

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まとめ

寺地拳四朗 VS 京口紘人の試合は、日本ボクシング界における歴史的な一戦となった。寺地の勝利は、彼のキャリアにとって大きな一歩となり、今後の活躍が非常に楽しみである。一方、京口も新しい挑戦に向けて再起を図ることとなり、彼の今後の動向にも注目が集まる。ボクシングファンとして、これからも両者の戦いに目が離せない。

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