本記事では、日本ボクシング界フライ級の実力者・ユーリ阿久井政悟選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ユーリ阿久井政悟のその強さについて解説していきます。
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世界戦の相手ダラキアンの記事はコチラ↓ アルテム・ダラキアン選手の戦績と強さ分析
プロフィール
ユーリ阿久井 顔そっくりの“勇利”再現へ!元世界王者と同じ両国で世界獲る― スポニチ Sponichi Annex 格闘技 https://t.co/lD3xwWjjAH
— スポニチ記者ツイート スポーツ (@sponichisports) October 25, 2023
名前 | ユーリ阿久井政悟(本名 阿久井政悟) |
生年月日 | 1995年9月3日 |
デビュー | 2014年4月20日 |
出身地 | 岡山県倉敷市 |
身長 | 163cm |
リーチ | 168cm |
タイプ | 右ファイター |
階級 | ライトフライ級 (48.97キロ) フライ級 (50.80キロ) |
実績 | 西日本ライトフライ級新人王(2014年) 全日本ライトフライ級新人王(2014年) 日本フライ級王者 |
2023年11月15日、運命のWBA世界フライ級王者への挑戦が決定している。元日本フライ級王者であり、現在WBA世界フライ級王者である。キャリア初挑戦の世界戦で、王者アルテム・ダラキアンから見事に判定で勝利し、岡山県初となる世界王者を獲得した。
戦績
アマ戦績 27戦20勝7敗
プロ戦績 21戦18勝(11KO)2敗1分
※2024年1月23日時点
試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
1 | 2014年4月20日 | 〇 | 4R | 判定 3-0 | 末吉悠生(千里馬神戸) | 日本 | プロデビュー戦・2014年度西日本ライトフライ級新人王予選 |
2 | 2014年9月14日 | 〇 | 4R | 判定 3-0 | 武藤通隆(勝輝) | 日本 | 2014年度西日本ライトフライ級新人王決勝戦 |
3 | 2014年11月9日 | △ | 4R | 判定 1-1 | 荻堂盛太(平仲BS) | 日本 | 2014年度ライトフライ級新人王戦西軍代表決定戦 |
4 | 2015年7月19日 | 〇 | 1R 1:40 | TKO | 菖蒲瑠香(渥美) | 日本 | 2015年度西日本ライトフライ級新人王予選 |
5 | 2015年9月27日 | 〇 | 1R 2:42 | KO | 香美の子岡村ケントキッド(六島) | 日本 | 2015年度西日本ライトフライ級新人王決勝戦 |
6 | 2015年11月15日 | 〇 | 4R | 判定 3-0 | 大城信博(琉球) | 日本 | 2015年度ライトフライ級新人王戦西軍代表決定戦 |
7 | 2015年12月20日 | 〇 | 5R | 判定 3-0 | 細谷大希 (角海老宝石) | 日本 | 2015年度全日本ライトフライ級新人王決勝戦 |
8 | 2016年4月3日 | 〇 | 1R 0:45 | KO | 山地秀明(広拳) | 日本 | |
9 | 2016年10月2日 | 〇 | 3R 1:30 | TKO | 内野々大叶(ウエスタン延岡) | 日本 | |
10 | 2016年12月3日 | 〇 | 1R 2:03 | TKO | 大野兼資(帝拳) | フィリピン | |
11 | 2017年4月16日 | 〇 | 1R 0:31 | KO | スターボール・トーシリトゥーム | タイ | |
12 | 2017年5月16日 | 〇 | 1R 1:33 | TKO | 大保龍斗 (横浜さくら) | 日本 | 初代日本フライ級ユース王座決定トーナメント準決勝 |
13 | 2017年8月23日 | × | 6R 2:01 | TKO | 中谷潤人(M.T) | 日本 | 初代日本フライ級ユース王座決定トーナメント決勝戦 |
14 | 2018年4月8日 | 〇 | 1R 1:32 | TKO | 矢吹正道(緑) | 日本 | |
15 | 2018年10月28日 | × | 8R 2:17 | TKO | ジェイセヴェー・アブシード | フィリピン | |
16 | 2019年4月28日 | 〇 | 1R 2:45 | TKO | 湊義生(JM加古川) | 日本 | |
17 | 2019年10月27日 | 〇 | 1R 2:16 | TKO | 小坂駿(真正) | 日本 | 日本フライ級王座決定戦 |
18 | 2020年10月18日 | 〇 | 10R | 判定 3-0 | 藤北誠也(三迫) | 日本 | 日本王座防衛1 |
19 | 2021年7月21日 | 〇 | 10R 2:49 | KO | 桑原拓(大橋) | 日本 | 日本王座防衛2 |
20 | 2022年2月27日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | 粉川拓也(角海老宝石) | 日本 | 日本王座防衛3 |
21 | 2023年2月4日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | ジェイソン・ベイソン | フィリピン | |
22 | 2024年1月23日 | 〇 | 12R | 判定3-0 | アルテム・ダラキアン | ウクライナ | WBA世界フライ級タイトルマッチ |
ファイトスタイル・能力
ユーリ阿久井政悟はサウスポースタイルのインファイタータイプだ。
足を大きく開いたオープンスタンスから強力な攻撃を打つパンチ力の高い選手。
オフェンス
しつこく間合いを詰めて、ワンツー強打を狙っていくスタイル。少し強引に攻め入るケースもあるが、相手へ常にプレッシャーをかけることができており、スタミナの消耗によりタフな戦いとなることもある。
彼の最も印象的な強みは、右ストレートである。スマートで威力も充分にある。ジャブは間合いを詰めてカウンター気味にヒットさせることも可能。間合いを詰めプレッシャーをかけ、相手がでてくればリードジャブをカウンター気味にヒットさせ、懐に入らせないようにする上手さがある。
また、左ボディを相手の死角から狙うこともあり、こちらも彼の有効的な攻撃の1つである。
ディフェンス
ディフェンス面についてはやや被弾が目立つ。常にプレッシャーをかけ、両手ガード、前傾姿勢を崩さないため、スウェーやバックステップの精度は悪い。被弾覚悟で前に出続けるようなタフな試合が多い。
ハマれば非常に優位に試合を支配できるが、被弾が増えダメージの蓄積するペースが早くなってしまうと要注意である。
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