ハイメ・ムンギア選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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こんにちは!今回は、ボクシング界で注目を集めるハイメ・ムンギアについて詳しく紹介する。ムンギアはその圧倒的なパワーと技術で、多くのファンを魅了しているボクサーだ。そんなムンギアのプロフィールから戦績、そしてファイトスタイルに至るまで、徹底的に解説する。

プロフィール

名前ハイメ・ムンギア
生年月日1996年10月6日
デビュー2013年7月13日
出身地メキシコ
身長183cm
リーチ183cm
タイプ右ボクサーファイター
階級スーパーウェルター級 (69.85キロ)
ミドル級 (72.57キロ)
スーパーミドル級 (76.20キロ)

ハイメ・ムンギアは1996年10月6日、メキシコのティフアナで生まれた。ボクシング一家に育ち、幼少期からボクシングに親しんできた。彼の父も元プロボクサーであり、ムンギアはその影響を強く受けている。プロデビューは2013年、わずか16歳の時だった。以来、彼は数々の試合で輝かしい実績を積み重ねてきた。

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戦績

プロ戦績  44戦43勝(34KO)1
世界戦戦績 7戦6勝(3KO)1
※2024年5月4日時点

試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12013年7月13日2R 1:53TKOマヌエル・モーラメキシコプロデビュー戦
22013年8月23日2R 2:41TKOルイス・コントレラスメキシコ 
32013年10月26日4R 終了TKOベンジャミン・ウリアスメキシコ 
42013年11月22日1R 2:42TKOアブラハム・マルケスメキシコ 
52014年1月11日2R 2:00TKOファン・ベラスケスメキシコ 
62014年2月28日2R 2:14TKOゲラルド・メンドーサメキシコ 
72014年6月27日4R判定3-0ホセ・アルテアガメキシコ 
82014年9月20日4R判定3-0ホセ・マリア・バルデスメキシコ 
92015年1月10日6R判定3-0アラン・ザバラメキシコ 
102015年3月14日4R 2:42KOフリオ・ナリオメキシコ 
112015年7月10日2R 1:20TKOホセ・マリア・バルデスメキシコ 
122015年12月5日6R 0:51TKOガブリエル・アグラモンメキシコ 
132016年1月23日1R 2:59TKOフランク・ヴェルズズコメキシコ 
142016年4月30日5R 2:58TKOエリオット・カノメキシコ 
152016年6月18日2R 2:58TKOセス・カリーロメキシコ 
162016年7月30日2R 0:55KOオスカル・モーラメキシコ 
172016年8月13日3R 1:14KOラミロ・アルカラズメキシコ 
182016年10月22日1R 2:32TKOアルフレド・チャベスメキシコ 
192016年12月10日5R 1:06TKOアルバロ・ロペスメキシコ 
202017年2月4日2R 2:58TKOファン・マシアス・モンティエルメキシコ 
212017年3月24日1R 1:15TKOホルヘ・ファレスメキシコ 
222017年4月1日2R 終了TKOガブリエル・アグラモンメキシコ 
232017年4月29日10R判定3-0ジョニー・ナバレッテメキシコ 
242017年7月1日3R 1:48KOミゲル・アンヘル・ロペスメキシコ 
252017年9月2日2R 2:54KOウリエル・ゴンサレスメキシコ 
262017年12月9日2R 1:29TKOパウル・バレンズエラ・ジュニアメキシコ 
272018年2月10日3R 2:59KOホセ・カルロス・パスアルゼンチンWBCラテンアメリカスーパーウェルター級王座決定戦
282018年3月17日3R 2:08KOジョニー・ナバレッテメキシコ 
292018年5月12日4R 1:02TKOサダム・アリアメリカ合衆国WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
302018年7月21日12R判定3-0リアム・スミスイギリスWBO防衛1
312018年9月15日3R 1:03TKOブランドン・クックカナダWBO防衛2
322019年1月26日12R判定3-0井上岳志日本WBO防衛3
332019年4月13日12R判定2-0デニス・ホーガンアイルランドWBO防衛4
342019年9月14日4R 2:18KOパトリック・アロティガーナWBO防衛5
352020年1月11日11R 2:17TKOゲイリー・オサリバンアイルランド 
362020年10月30日6R 終了TKOトゥレアノ・ジョンソンバハマWBOインターコンチネンタルミドル級王座決定戦
372021年6月19日6R 終了TKOカミル・シェルメタポーランドWBOインターコンチネンタル防衛1
382021年11月13日12R判定3-0ガブリエル・ロサドアメリカ合衆国WBOインターコンチネンタル防衛2
392022年2月19日3R 1:48TKOディミトリアス・バラードアメリカ合衆国WBOインターコンチネンタル防衛3
402022年6月11日5R 2:57KOジミー・ケリーアイルランド 
412022年11月19日3R 2:32KOガストン・コリアメキシコ 
422023年6月10日12R判定3-0セルゲイ・デレフヤンチェンコロシアWBCスーパーミドル級シルバー王座決定戦
432024年1月27日9R 1:25TKOジョン・ライダーイギリスWBCシルバー防衛1
432024年5月4日×12R判定0-3サウル・カネロ・アルバレスメキシコWBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ

ムンギアはこれまでに多くの注目試合で勝利を収めている。2018年5月、29戦全勝無敗の状態でWBO世界スーパーウェルター級王座を獲得。この試合で彼は、サダム・アリを4ラウンドTKOで下し、一気にボクシング界の注目を集めた。その後もリアム・スミス、日本の井上岳志、デニス・ホーガンらを相手に5度の防衛に成功している。

また、2023年にはセルゲイ・デレフヤンチェンコとの激戦を制し、さらに2024年1月にはジョン・ライダーを9ラウンドTKOで下している。これらの試合でムンギアは、その実力とタフネスを見せつけてきた。

アルバレス戦で初黒星

2024年5月4日、ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、ムンギアはWBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界スーパーミドル級統一王者のサウル・アルバレスと対戦したが、12回判定(110-117、111-116、112-115)で敗北し、プロ初黒星を喫するとともに王座獲得に失敗した。ムンギアはアグレッシブなスタイルを貫いたが、アルバレスの技術力に圧倒され、特に右ストレートと左フックの的確な攻撃が目立った。さらに、4ラウンドにはアルバレスの右ショートアッパーでダウンを奪われた。

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ファイトスタイル・能力

ムンギアのファイトスタイルは非常に攻撃的で、常に前進しながら相手にプレッシャーをかけ続ける。彼は右オーソドックスのファイタータイプであり、中間距離から強力なパンチを繰り出し、コンビネーションで相手を圧倒することを得意としている。

ムンギアのスタイルは典型的なメキシカンスタイルだが、単に前進するだけでなく、バランス良く試合を組み立てる能力も持っている。彼はオフェンス重視型のインファイターであり、中間距離や接近戦からの攻撃が得意だ。ボクシング能力のバランスが素晴らしく、カネロ・アルバレスに続くメキシコの優秀なボクサーとして、そのアグレッシブなファイトスタイルが高く評価されている。

オフェンス

ムンギアはそのパワーとコンビネーションの回転力を最大の武器としている。特に左フックから右オーバーハンド、そして左ボディへの流れるようなコンビネーションは相手にとって脅威だ。彼のパンチは一発一発が非常に重く、相手に与えるダメージは計り知れない。アグレッシブさが溢れるメキシカンスタイルであり、フック系のパンチを軸としながら、ハンドスピードの速いラッシュがよく、高いKO率を誇るだけにそのパワーも非常に高い。

ムンギアはとことん撃ち合う姿勢が印象的で、その中で負けずにKOを量産しているため、そのパワーの高さは本物だと認めざるを得ない。また、相手の隙を見逃さず、適切なタイミングで強力なカウンターパンチを繰り出すこともできる。

ディフェンス

攻撃的なスタイルの反面、防御においては課題もある。ムンギアは攻撃に集中しすぎるあまり、ガードが甘くなることがある。特にコンビネーションを繰り出している最中にカウンターをもらうことがある。しかし、最近の試合ではディフェンス意識が向上している様子も見られる。フレディ・ローチをトレーナーに迎えてからは、より一層ディフェンスに力を入れるようになってきている。

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