こんにちは!今回は、ボクシング界で注目を集めるハイメ・ムンギアについて詳しく紹介する。ムンギアはその圧倒的なパワーと技術で、多くのファンを魅了しているボクサーだ。そんなムンギアのプロフィールから戦績、そしてファイトスタイルに至るまで、徹底的に解説する。
プロフィール
42 fights ✅
— DAZN Boxing (@DAZNBoxing) January 16, 2024
33 KOs 💥@jaimemunguia15 returns on January 27 🔙#MunguiaRyder | Live on DAZN pic.twitter.com/VbXZvutoxx
| 名前 | ハイメ・ムンギア | 
| 生年月日 | 1996年10月6日 | 
| デビュー | 2013年7月13日 | 
| 出身地 | メキシコ | 
| 身長 | 183cm | 
| リーチ | 183cm | 
| タイプ | 右ボクサーファイター | 
| 階級 | スーパーウェルター級 (69.85キロ) ミドル級 (72.57キロ) スーパーミドル級 (76.20キロ) | 
ハイメ・ムンギアは1996年10月6日、メキシコのティフアナで生まれた。ボクシング一家に育ち、幼少期からボクシングに親しんできた。彼の父も元プロボクサーであり、ムンギアはその影響を強く受けている。プロデビューは2013年、わずか16歳の時だった。以来、彼は数々の試合で輝かしい実績を積み重ねてきた。
戦績
プロ戦績  44戦43勝(34KO)1敗
世界戦戦績 7戦6勝(3KO)1敗
※2024年5月4日時点
試合実績
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 | 
| 1 | 2013年7月13日 | 〇 | 2R 1:53 | TKO | マヌエル・モーラ | メキシコ | プロデビュー戦 | 
| 2 | 2013年8月23日 | 〇 | 2R 2:41 | TKO | ルイス・コントレラス | メキシコ | |
| 3 | 2013年10月26日 | 〇 | 4R 終了 | TKO | ベンジャミン・ウリアス | メキシコ | |
| 4 | 2013年11月22日 | 〇 | 1R 2:42 | TKO | アブラハム・マルケス | メキシコ | |
| 5 | 2014年1月11日 | 〇 | 2R 2:00 | TKO | ファン・ベラスケス | メキシコ | |
| 6 | 2014年2月28日 | 〇 | 2R 2:14 | TKO | ゲラルド・メンドーサ | メキシコ | |
| 7 | 2014年6月27日 | 〇 | 4R | 判定3-0 | ホセ・アルテアガ | メキシコ | |
| 8 | 2014年9月20日 | 〇 | 4R | 判定3-0 | ホセ・マリア・バルデス | メキシコ | |
| 9 | 2015年1月10日 | 〇 | 6R | 判定3-0 | アラン・ザバラ | メキシコ | |
| 10 | 2015年3月14日 | 〇 | 4R 2:42 | KO | フリオ・ナリオ | メキシコ | |
| 11 | 2015年7月10日 | 〇 | 2R 1:20 | TKO | ホセ・マリア・バルデス | メキシコ | |
| 12 | 2015年12月5日 | 〇 | 6R 0:51 | TKO | ガブリエル・アグラモン | メキシコ | |
| 13 | 2016年1月23日 | 〇 | 1R 2:59 | TKO | フランク・ヴェルズズコ | メキシコ | |
| 14 | 2016年4月30日 | 〇 | 5R 2:58 | TKO | エリオット・カノ | メキシコ | |
| 15 | 2016年6月18日 | 〇 | 2R 2:58 | TKO | セス・カリーロ | メキシコ | |
| 16 | 2016年7月30日 | 〇 | 2R 0:55 | KO | オスカル・モーラ | メキシコ | |
| 17 | 2016年8月13日 | 〇 | 3R 1:14 | KO | ラミロ・アルカラズ | メキシコ | |
| 18 | 2016年10月22日 | 〇 | 1R 2:32 | TKO | アルフレド・チャベス | メキシコ | |
| 19 | 2016年12月10日 | 〇 | 5R 1:06 | TKO | アルバロ・ロペス | メキシコ | |
| 20 | 2017年2月4日 | 〇 | 2R 2:58 | TKO | ファン・マシアス・モンティエル | メキシコ | |
| 21 | 2017年3月24日 | 〇 | 1R 1:15 | TKO | ホルヘ・ファレス | メキシコ | |
| 22 | 2017年4月1日 | 〇 | 2R 終了 | TKO | ガブリエル・アグラモン | メキシコ | |
| 23 | 2017年4月29日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | ジョニー・ナバレッテ | メキシコ | |
| 24 | 2017年7月1日 | 〇 | 3R 1:48 | KO | ミゲル・アンヘル・ロペス | メキシコ | |
| 25 | 2017年9月2日 | 〇 | 2R 2:54 | KO | ウリエル・ゴンサレス | メキシコ | |
| 26 | 2017年12月9日 | 〇 | 2R 1:29 | TKO | パウル・バレンズエラ・ジュニア | メキシコ | |
| 27 | 2018年2月10日 | 〇 | 3R 2:59 | KO | ホセ・カルロス・パス | アルゼンチン | WBCラテンアメリカスーパーウェルター級王座決定戦 | 
| 28 | 2018年3月17日 | 〇 | 3R 2:08 | KO | ジョニー・ナバレッテ | メキシコ | |
| 29 | 2018年5月12日 | 〇 | 4R 1:02 | TKO | サダム・アリ | アメリカ合衆国 | WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ | 
| 30 | 2018年7月21日 | 〇 | 12R | 判定3-0 | リアム・スミス | イギリス | WBO防衛1 | 
| 31 | 2018年9月15日 | 〇 | 3R 1:03 | TKO | ブランドン・クック | カナダ | WBO防衛2 | 
| 32 | 2019年1月26日 | 〇 | 12R | 判定3-0 | 井上岳志 | 日本 | WBO防衛3 | 
| 33 | 2019年4月13日 | 〇 | 12R | 判定2-0 | デニス・ホーガン | アイルランド | WBO防衛4 | 
| 34 | 2019年9月14日 | 〇 | 4R 2:18 | KO | パトリック・アロティ | ガーナ | WBO防衛5 | 
| 35 | 2020年1月11日 | 〇 | 11R 2:17 | TKO | ゲイリー・オサリバン | アイルランド | |
| 36 | 2020年10月30日 | 〇 | 6R 終了 | TKO | トゥレアノ・ジョンソン | バハマ | WBOインターコンチネンタルミドル級王座決定戦 | 
| 37 | 2021年6月19日 | 〇 | 6R 終了 | TKO | カミル・シェルメタ | ポーランド | WBOインターコンチネンタル防衛1 | 
| 38 | 2021年11月13日 | 〇 | 12R | 判定3-0 | ガブリエル・ロサド | アメリカ合衆国 | WBOインターコンチネンタル防衛2 | 
| 39 | 2022年2月19日 | 〇 | 3R 1:48 | TKO | ディミトリアス・バラード | アメリカ合衆国 | WBOインターコンチネンタル防衛3 | 
| 40 | 2022年6月11日 | 〇 | 5R 2:57 | KO | ジミー・ケリー | アイルランド | |
| 41 | 2022年11月19日 | 〇 | 3R 2:32 | KO | ガストン・コリア | メキシコ | |
| 42 | 2023年6月10日 | 〇 | 12R | 判定3-0 | セルゲイ・デレフヤンチェンコ | ロシア | WBCスーパーミドル級シルバー王座決定戦 | 
| 43 | 2024年1月27日 | 〇 | 9R 1:25 | TKO | ジョン・ライダー | イギリス | WBCシルバー防衛1 | 
| 43 | 2024年5月4日 | × | 12R | 判定0-3 | サウル・カネロ・アルバレス | メキシコ | WBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ | 
ムンギアはこれまでに多くの注目試合で勝利を収めている。2018年5月、29戦全勝無敗の状態でWBO世界スーパーウェルター級王座を獲得。この試合で彼は、サダム・アリを4ラウンドTKOで下し、一気にボクシング界の注目を集めた。その後もリアム・スミス、日本の井上岳志、デニス・ホーガンらを相手に5度の防衛に成功している。
また、2023年にはセルゲイ・デレフヤンチェンコとの激戦を制し、さらに2024年1月にはジョン・ライダーを9ラウンドTKOで下している。これらの試合でムンギアは、その実力とタフネスを見せつけてきた。
アルバレス戦で初黒星
2024年5月4日、ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、ムンギアはWBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界スーパーミドル級統一王者のサウル・アルバレスと対戦したが、12回判定(110-117、111-116、112-115)で敗北し、プロ初黒星を喫するとともに王座獲得に失敗した。ムンギアはアグレッシブなスタイルを貫いたが、アルバレスの技術力に圧倒され、特に右ストレートと左フックの的確な攻撃が目立った。さらに、4ラウンドにはアルバレスの右ショートアッパーでダウンを奪われた。
関連記事はコチラ↓
サウル・カネロ・アルバレス vs ハイメ・ムンギア 試合結果 【最強王者との圧倒的な差】
ファイトスタイル・能力
ムンギアのファイトスタイルは非常に攻撃的で、常に前進しながら相手にプレッシャーをかけ続ける。彼は右オーソドックスのファイタータイプであり、中間距離から強力なパンチを繰り出し、コンビネーションで相手を圧倒することを得意としている。
ムンギアのスタイルは典型的なメキシカンスタイルだが、単に前進するだけでなく、バランス良く試合を組み立てる能力も持っている。彼はオフェンス重視型のインファイターであり、中間距離や接近戦からの攻撃が得意だ。ボクシング能力のバランスが素晴らしく、カネロ・アルバレスに続くメキシコの優秀なボクサーとして、そのアグレッシブなファイトスタイルが高く評価されている。
オフェンス
ムンギアはそのパワーとコンビネーションの回転力を最大の武器としている。特に左フックから右オーバーハンド、そして左ボディへの流れるようなコンビネーションは相手にとって脅威だ。彼のパンチは一発一発が非常に重く、相手に与えるダメージは計り知れない。アグレッシブさが溢れるメキシカンスタイルであり、フック系のパンチを軸としながら、ハンドスピードの速いラッシュがよく、高いKO率を誇るだけにそのパワーも非常に高い。
ムンギアはとことん撃ち合う姿勢が印象的で、その中で負けずにKOを量産しているため、そのパワーの高さは本物だと認めざるを得ない。また、相手の隙を見逃さず、適切なタイミングで強力なカウンターパンチを繰り出すこともできる。
ディフェンス
攻撃的なスタイルの反面、防御においては課題もある。ムンギアは攻撃に集中しすぎるあまり、ガードが甘くなることがある。特にコンビネーションを繰り出している最中にカウンターをもらうことがある。しかし、最近の試合ではディフェンス意識が向上している様子も見られる。フレディ・ローチをトレーナーに迎えてからは、より一層ディフェンスに力を入れるようになってきている。
スーパーミドル級主要選手 
関連記事はコチラ↓
本記事は、以上になります。本サイトでは、他にも格闘技に関する記事をたくさんアップしています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ他の記事もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
 
       
       
       
       
  
 
       
       
      
