ノックアウト・CPフレッシュマート選手の戦績と強さ分析【ボクサー紹介】

ボクサー強さ解説
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本記事では、ミニマム級の世界チャンピオン防衛者・ノックアウト・CPフレッシュマート選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、フレッシュマートのその強さについて解説していきます。

よろしくお願いします。

プロフィール

名前ノックアウト・CPフレッシュマート
生年月日1990年9月20日
デビュー2012年6月22日
出身地タイ
身長155cm
リーチ155cm
タイプ右ボクサー
階級ミニマム級 (47.62キロ)

かつては激戦区といわれていたミニマム級だが、強い選手はすぐに上の階級へ転向する風潮に変わってきた。2022年は長年ライバル的な存在として競い合ってきたワンヒン選手から見事判定勝利。この勝利から、いつの間にかワンヒン以外のフレッシュマートのライバル的な存在は居なくなった。戦力差のある選手が多くいるミニマム級だが、彼のボクシングを打ち破るボクサーが現れるのか非常に楽しみだ。また、現在WBA世界ミニマム級王座を15回連続防衛しているため、この記録がどこまで続くのかも非常に注目である。

現在は、WBA世界ミニマム級スーパー王者である。

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戦績

プロ戦績  24戦24勝(9KO)無敗
世界戦戦績 16戦16勝(4KO)無
※2022年7月20日時点

試合実績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍備考
12012年6月22日6R負傷判定3-0カルロス・マンザナレスフィリピンプロデビュー戦
WBC世界ミニマム級ユース王座決定戦
22012年12月3日3RKOデムシー・マヌフォーインドネシアWBCユース防衛1
32013年4月26日5R 2:16TKOマーク・アンソニー・フロリダフィリピンWBCユース防衛2
42013年7月10日5R 2:08TKOビムボ・ナシオナレスフィリピンWBCユース防衛3
52014年1月31日10R判定3-0アミット・パンガルインドWBCユース防衛4
62014年3月28日10R判定3-0ジョナサン・レフヒオフィリピンWBCユース防衛5
72014年6月10日5RKOサンディープ・クマールインドWBCユース防衛6
82014年7月25日5RTKOクリス・アルファンテフィリピンWBCユース防衛7
92014年10月1日12R判定3-0カルロス・ブイトラゴニカラグアWBA世界ミニマム級暫定王座決定戦
102015年3月5日12R判定3-0ムハンマド・ラクマンインドネシアWBA防衛1
112015年7月2日4R 2:45TKOアレクシス・ディアスベネズエラWBA防衛2
122016年2月4日12R判定3-0カルロス・ブイトラゴニカラグアWBA防衛3
132016年6月29日12R判定3-0バイロン・ロハスニカラグアWBA世界ミニマム級王座統一戦
WBA防衛4
142016年12月14日12R判定3-0小野心(ワタナベ)日本WBA防衛5
152017年3月1日5R 1:07TKO大平剛(花形)日本WBA防衛6
162017年7月15日12R判定3-0レイ・ロリトフィリピンWBA防衛7
172018年3月6日12R判定3-0トト・ランデロフィリピンWBA防衛8
182018年7月27日12R判定3-0熊朝忠中華人民共和国WBA防衛9
192018年11月29日12R判定3-0バイロン・ロハスニカラグアWBA防衛10
202019年8月2日8R 1:33負傷判定3-0アルアル・アンダレスフィリピンWBA防衛11→スーパー王座認定
212020年3月3日12R判定3-0田中教仁(三迫)日本WBA防衛12
222021年10月5日3R 0:49TKOポンサクレック・シスナブディジタイWBA防衛13
232021年12月14日5R 1:28TKOロバート・パラデロフィリピンWBA防衛14
242022年7月20日12R判定3-0ワンヒン・ミナヨーティンタイWBA防衛15
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ファイトスタイル・能力

フレッシュマートは、右オーソドックススタイルのボクサーファイタータイプである。

KO率の低さからわかる通り、決定力はあまり高くない。堅実にうまく、しぶとく戦い抜き確実にポイントをとるボクシングが持ち味。多くの世界戦を経験し、KO率は低いものの、安定感のある確実な勝利を続けている優秀なボクサーである。

オフェンス

出入りの多いアグレッシブな攻撃が彼の強みだ。威力はそこまで高くはないものの、小刻みなステップワークから相手の動きを探り、的中率の高い攻撃で試合をリードしていく。

スピードののった右ストレート、カウンターの左フックが強力である。また、接近戦でのアッパー打ちも非常に上手い。

フレッシュマートのオフェンスは、ステップワークが非常に良く機能している。タイミングを合わせるのがうまく、相手にスキを作りラッシュをかけることも良く見られる。このスタイルは、フィリピンの英雄マニーパッキャオを彷彿とさせるようなオフェンス技術である。

ディフェンス

小刻みに身体を動かし、相手の攻撃に丁寧に対応する。主に両手ガード、スウェー、ダッキングを多用する印象

常に相手の攻撃を警戒しつつ、確実に被弾しないように動きながら戦っている。ディフェンスに繋げるステップワークも非常に良い。

総合的にみて、ディフェンス能力は軽量級の中でも非常に高いと言えるだろう。

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ミニマム級主要選手
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