本記事では、キングオブストリートファイト・YA-MAN(ヤーマン)選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、YA-MANのその強さについて解説していきます。
プロフィール
勝ちました
— YA-MAN (@ya_man_shibuya) August 26, 2023
面白かったでしょ?
このベルトの価値は俺が上げる
待ってるよ挑戦者 pic.twitter.com/6KLGLldX9o
リングネーム | YA-MAN (ヤーマン) |
名前 | 杉山 怜(すぎやま れん) |
生年月日 | 1996年5月31日 |
国籍 | 日本 |
出身地 | 埼玉県富士見市 |
身長 | 173cm |
リーチ | 171cm |
異名 | キングオブストリートファイト |
タイプ | オーソドックス |
スタイル | キックボクシング |
チーム | TARGET SHIBUYA |
階級
YA-MANは、およそ60kg~66㎏の階級である。
キックボクシングの階級別参考体重 | |||
全日本キックボクシング連盟 | 国際キックボクシング連盟 | ||
フライ級 | 50.802kg以下 | アトム級 | 53.1 kg以下 |
バンタム級 | 53.524kg以下 | フライ級 | 53.2 – 54.5 kg |
フェザー級 | 56.245kg以下 | バンタム級 | 54.6 – 56.4 kg |
スーパーフェザー級 | 58.967kg以下 | フェザー級 | 56.5 – 58.2 kg |
ライト級 | 61.689kg以下 | ライト級 | 58.3 – 60 kg |
スーパーライト級 | 64.410kg以下 | スーパーライト級 | 60.1 – 62.2 kg |
ウェルター級 | 67.132kg以下 | ライトウェルター級 | 62.3 – 64.5 kg |
スーパーウェルター級 | 69.853kg以下 | ウェルター級 | 64.6 – 66.8 kg |
ミドル級 | 72.575kg以下 | スーパーウェルター級 | 66.9 – 69.5 kg |
ヘビー級 | 72.575kg以上 | ライトミドル級 | 69.6 – 72.3 kg |
ミドル級 | 72.4 – 75 kg | ||
スーパーミドル級 | 75.1 – 78.2 kg | ||
ライトヘビー級 | 78.3 – 81.4 kg | ||
ライトクルーザー級 | 81.5 – 84.5 kg | ||
クルーザー級 | 84.6 – 88.6 kg | ||
ヘビー級 | 88.7 – 97.7 kg | ||
スーパーヘビー級 | 97.8 kg以上 |
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戦績
キック戦績 18戦14勝(7KO)4敗
RIZIN戦績 3戦2勝(1KO)1敗
MMA戦績 2戦1勝(1KO)1敗
※2023年12月31日時点
勝った相手【有名選手厳選】
- 皇治(2021年・判定勝ち)
- 芦澤竜誠(2022年・KO勝ち)
- 三浦孝太(2023年・KO勝ち)
- 朝倉未来(2023年・KO勝ち)
負けた相手【有名選手厳選】
- 白鳥大珠(2022年・判定負け)
試合実績
キック試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会 | 備考 |
18 | 2023年11月19日 | ○ | 朝倉未来 | 1R 1:17 KO(右ストレート) | FIGHT CLUB | |
17 | 2023年8月26日 | ○ | 山口裕人 | 2R 1:05 KO | ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round | 【初代RISE OFGM -65kg級王座決定戦】 |
16 | 2022年10月15日 | × | 白鳥大珠 | 3R終了 判定0-3 | RISE WORLD SERIES 2022 | |
15 | 2022年6月19日 | ○ | 芦澤竜誠 | 1R 1:49 KO(右フック) | THE MATCH 2022 | |
14 | 2022年4月2日 | ○ | 伊藤澄哉 | 1R 2:33 KO(3ダウン:右アッパー) | RISE ELDORADO 2022 | |
13 | 2021年12月31日 | ○ | 皇治 | 3R終了 判定2-0 | RIZIN.33 | |
12 | 2021年11月14日 | ○ | 中村寛 | 3R終了 判定3-0 | RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA2 | |
11 | 2021年9月23日 | ○ | 北井智大 | 1R 0:43 KO(右フック) | RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA | |
10 | 2021年5月16日 | ○ | 山口侑馬 | 2R 1:53 KO(パンチ連打) | RISEonABEMA 2021 | |
9 | 2021年2月28日 | × | 平塚大士 | 3R終了 判定0-3 | RISE ELDORADO 2021 | |
8 | 2020年9月4日 | ○ | 仙一 | 3R終了 判定3-0 | RISE 142 | |
7 | 2019年12月22日 | ○ | 斉藤遼太 | 3R終了 判定3-0 | Stand up vol.1 | |
6 | 2019年5月19日 | ○ | YUU | 3R終了 判定3-0 | RISE 132 | |
5 | 2019年2月3日 | × | 門口佳佑 | 3R終了 判定0-3 | RISE 130 | |
4 | 2018年11月2日 | × | 澤谷大樹 | 3R終了 判定0-3 | RISE 128 | 【RISING ROOKIES CUP フェザー級 決勝戦】 |
3 | 2018年7月17日 | ○ | 甲斐康介 | 3R終了 判定2-1 | RISE 126 | 【RISING ROOKIES CUP フェザー級 準決勝】 |
2 | 2018年5月25日 | ○ | 知 良 | 1R KO | RISE 124 | 【RISING ROOKIES CUP フェザー級 一回戦】 |
1 | 2018年2月4日 | ○ | 澤谷大樹 | 3R終了 判定2-1 | RISE 122 |
MMA試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会 | 備考 |
2 | 2023月12月31日 | × | 平本蓮 | 3R終了 判定0-3 | RIZIN.45 | |
1 | 2023年5月6日 | ○ | 三浦孝太 | 1R 3:13 TKO(グラウンドパンチ) | RIZIN.42 |
ファイトスタイル・能力
YA-MANは右オーソドックススタイルである。怖いもの知らずのアグレッシブさが持ち味のパワー型ファイターだ。
パンチ
距離を詰めて、フック、ボディ攻撃を強振する。特に右フックが強力だ。1つ当たれば、その後に何度も同じコンビネーションを打ちまくる。テクニカルな攻撃はない、根性の打ち合いをするようなスタイルである。
そのスタイルで、ここまで高い勝率を残しているということは、彼の気持ちの強さが結果に結びついているのだろう。
惜しくも敗れた白鳥大珠戦でも、膝蹴りによってダウンを奪われ、更には瞼をカットし大流血したものの、その劣勢な状況からでも、YA-MANの反撃は非常に素晴らしかった。
キック
右のローキックを良く打つ印象だ。モーションが大きいためカットされやすいが、彼の得意な攻撃の1つだ。
時折、右のミドルキックも打つことがある。
ディフェンス
彼の弱みは、ディフェンステクニックが不足している点だろう。膝蹴りやパンチ、インファイトの打ち合いに関して、ディフェンスが甘くなりがちだ。
もちろんYA-MAN自身の攻撃が当たっていれば、多少の被弾は問題にはならないが、相手にYA-MANの打撃を避けられカウンターを当てられたり、遠い距離からのキック攻撃などに関しては、もらいすぎてはいけない。
名前が売れ、ビッグネームとの試合が多くなれば、冷静さを保ちつつ、丁寧なディフェンスを心がけることが、彼には必要となってくるだろう。
その点、朝倉未来との試合は非常に素晴らしかった。フックやハイキックを丁寧に見切り、冷静さを保ちつつ、ロープ際に追い込み右ストレートを正確に当てた。朝倉未来はキックボクサーではないが、かなりのビッグネームなのは間違いない選手だ。
あれだけ大物を華麗に倒したのはYA-MAN自身の格闘家としてのレベルをぐっと上げた試合となっただろう。今後の彼の活躍に期待したい。
フェザー級主要選手
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