皇治選手の戦績と強さ分析【キックボクサー紹介】

キック選手紹介
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本記事では、鋼のエンペラー・皇治(こうじ)選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、皇治のその強さについて解説していきます。

プロフィール

リングネーム皇治
名前田中 宏治(たなか こうじ)
生年月日1989年5月6日
国籍日本
出身地大阪府池田市
身長173cm
リーチ168cm
異名鋼のエンペラー
タイプサウスポー・オーソドックス
スタイル空手・日本拳法・キックボクシング
チームTEAM ONE GYM

階級

皇治の階級は、60kg前後の階級である。

過去には、フェザー級やライト級で試合をした実績がある。

キックボクシングの階級別参考体重
全日本キックボクシング連盟国際キックボクシング連盟
フライ級50.802kg以下アトム級53.1 kg以下
バンタム級53.524kg以下フライ級53.2 – 54.5 kg
フェザー級56.245kg以下バンタム級54.6 – 56.4 kg
スーパーフェザー級58.967kg以下フェザー級56.5 – 58.2 kg
ライト級61.689kg以下ライト級58.3 – 60 kg
スーパーライト級64.410kg以下スーパーライト級60.1 – 62.2 kg
ウェルター級67.132kg以下ライトウェルター級62.3 – 64.5 kg
スーパーウェルター級69.853kg以下ウェルター級64.6 – 66.8 kg
ミドル級72.575kg以下スーパーウェルター級66.9 – 69.5 kg
ヘビー級72.575kg以上ライトミドル級69.6 – 72.3 kg
  ミドル級72.4 – 75 kg
  スーパーミドル級75.1 – 78.2 kg
  ライトヘビー級78.3 – 81.4 kg
  ライトクルーザー級81.5 – 84.5 kg
  クルーザー級84.6 – 88.6 kg
  ヘビー級88.7 – 97.7 kg
  スーパーヘビー級97.8 kg以上
※上記は目安になります。キックボクシングの階級は、団体や大会によって基準が異なります。
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戦績

キック戦績   52戦30勝(10KO)18敗
MMA戦績   1戦1勝(1KO)無敗
RIZIN戦績  8戦3勝(1KO)4敗1無効

※2023年12月31日時点

勝った相手【有名選手厳選】

  • 祖根寿麻(2021年・判定勝ち)
  • 梅野源治(2022年・判定勝ち)

負けた相手【有名選手厳選】

  • 武尊(2018年・判定負け)
  • 那須川天心(2020年・判定負け)
  • 芦澤竜誠(2023年・判定負け)
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試合実績

キック試合実績

日付勝敗対戦相手結果大会備考
512023年4月1日×芦澤竜誠3R終了 判定1-2RIZIN.41 
502022年5月7日ダウサコン・モータッサナイ3R終了 判定2-1HEAT 50 
492022年3月20日梅野源治3R終了 判定2-0RIZIN.34 
482021年12月31日×YA-MAN3R終了 判定0-2RIZIN.33 
472021年11月20日祖根寿麻3R終了 判定3-0RIZIN.32 
462021年6月27日×白鳥大珠3R終了 判定0-3RIZIN.29【RIZINキックワンナイトトーナメント 決勝】
452021年6月27日梅野源治1R 0:43 ノーコンテスト(偶発性のバッティング)RIZIN.29【RIZINキックワンナイトトーナメント 1回戦】
442020年9月27日×那須川天心3R終了 判定0-3RIZIN.24 
432019年11月24日川原誠也2R 2分59秒 KO(パンチ連打)K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~
422019年8月24日大岩龍矢3R+延長1R終了 判定2-1K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~
412019年3月10日ヤン・サイコ3R終了 判定3-0K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~
402018年12月8日×武尊3R終了 判定0-3K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~【K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ】
392018年9月24日スタウロス・エグザコスティディス3R+延長1R終了 判定3-0K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1 WORLD GP 初代クルーザー級王座決定トーナメント~
382018年3月21日×小宮山工介3R終了 判定0-3K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~【K-1 WORLD GP 第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント準決勝】
372018年3月21日卜部弘嵩3R+延長1R終了 判定3-0K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~【K-1 WORLD GP 第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント1回戦】
362017年9月18日島野浩太朗3R終了 判定3-0K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~
352017年6月18日×大雅3R終了 判定0-3K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント〜
342017年2月19日モハメド・ブールフ5R終了 判定3-0HEAT 39【ISKA K-1ルール世界ライト級王座決定戦】
332016年9月19日闘士3R終了 判定3-0K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~
322016年4月24日×卜部功也3R終了 判定0-3K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~【K-1 WORLD GP 2016 -60kg日本代表決定トーナメント1回戦】
312016年2月5日剣闘士“俊”2R 1分26秒 KO(左ハイキック)Krush.63 
302015年11月29日チョ・ソンヒョン3R 2分30秒 TKO(3ダウン)HEAT 36【HEATキックルールライト級タイトルマッチ】
292015年9月27日×悠矢5R終了 判定0-3NJKF 2015 6th【WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王座決定戦】
282015年6月7日×不可思3R終了 判定0-2ビッグバン・統一への道 其の21【BigBangライト級タイトルマッチ】
272014年12月21日キム・ジンヒョク5R終了 判定2-0HEAT 34【HEATキックルールライト級タイトルマッチ】
262014年7月25日×SHIGERU3R終了 判定0-3RISE cooperation REBELS.28 
252014年2月23日グゥオ・チェン2R 2分56秒 KO(左ボディ)HEAT 30 
242013年12月15日悠矢3R終了+延長1R 判定3-0HEAT 29【HEATキックルール初代ライト級王座決定1dayトーナメント決勝戦】
232013年12月15日晃希3R終了+延長1R 1分55秒 TKO(左フック)HEAT 29【HEATキックルール初代ライト級王座決定1dayトーナメント準決勝】
222013年10月13日ジャン・ヨンホ2R 1分28秒 TKO(左ボディ)SFK~7th anniversary~ ×REBELS -SPIRIT FIRE KOBE-
212013年7月21日×町田光3R終了 判定0-2REBELS.18【REBELS 60kg級王座決定トーナメント準決勝戦】
202013年3月10日TASUKU3R終了 判定3-0Road to GLORY JAPAN 
192013年1月26日×神戸翔太3R終了 判定0-2Krush.26【Krush -58kg級初代王座決定トーナメント1回戦】
182012年12月9日×中向永昌3R終了 判定0-2J-NETWORK J-NEXUS 2012 ~蹴っていいトモ!~
172012年8月26日×前口太尊3R終了+延長1R 判定1-2J-KICK 2012~NEXT J-GENERATION~4th
162012年7月14日中嶋剛志3R終了 判定3-0Krush-EX 2012 vol.4 
152012年4月28日蓮見龍馬3R終了 判定3-0TRIBELATE vol.36~Title Match Festival~【TRIBELATEキックスーパーフェザー級王座決定戦】
142012年4月1日篠原基宏2R 1分33秒 KOJ-NETWORK J-FIGHT in SHINJUKU ~vol.25
132011年11月27日玲央1R 1分49秒 TKOJ-NETWORK J-F-X ~TIME to CHANGE the KICK by J-SPIRIT EX.~
122011年10月10日×北薗翔大3R KOKING OF STRIKERS Round 6 
112011年7月18日太田光輝2R 2分35秒 KODEMOLITION 2DAYS ~day 2nd Kick Boxing~ – HIGH SPEED –
102010年12月12日西村昌平2R 2分05秒 KODEEP☆KICK 5 
92010年8月8日辻出優翔3R終了 判定3-0DEEP☆KICK 4 
82010年6月13日×謙・センチャイジム3R終了 判定0-2NJKF BANZAI ATTACK I 熱風 零伍 
72010年4月4日×京谷祐希3R終了 判定0-3DEEP☆KICK 3 
62009年12月23日南一治3R終了 判定2-1DEEP KICK 2 
52009年10月11日藤田鷹司3R終了 判定3-0NAGOYA KICK~BoogieFight09 VACANCY~
42009年7月5日階健志3R終了 判定3-0DEEP KICK 
32009年5月10日加藤大貴3R終了 判定0-0NAGOYA KICK~BoogieFight08 Sandcastle~
22009年3月8日杉山明隆3R終了 判定1-0NAGOYAKICK~BoogieFight07 Black Sunday~
1 藤田KOS-1 

MMA試合実績

日付勝敗対戦相手結果大会備考
12023年12月31日 三浦孝太2R 0:59 TKO(グラウンドキック) RIZIN.45 
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ファイトスタイル・能力

皇治は右オーソドックススタイルだ。キック、パンチの打ち分けのバランスが良い選手である。彼のプレイスタイルは、手数の少ない消極的な戦法に見えるが、その特徴をひっくり返すように不思議なほどギアがかかって積極的な選手に見えることもある。

パンチ

右ストレートをカウンターとして当てにいく攻撃が彼の主な戦法である。しかし、パンチにそこまでの威力がなく、一発で倒すパワーは感じられない。

近い距離での打ち合いが得意なようだ。クリンチ気味ギリギリの状態から両ハンドをふることがある。見応えは無いが、ダメージを与えるということでいえば少なからず良い戦法となっているのではないだろうか。

しかし、近い距離になる事が多いため、彼の前重心で顔から突っ込んでいく癖があるせいでバッティングをしてしまうこともしばしば見られる。

キック

キックは、右のロー、ミドルキックを多く打つ印象である。中間距離からプレッシャーを与えるために使っている印象である。

時折右ハイキックを見せることもある。威力はあるものの、体勢が崩れやすく、かえって打ち終わりにスキをみせてしまうケースもみられる。

ディフェンス

攻撃の被弾がかなり多い。ディフェンスのテクニックは欠けている印象だ。顔から前重心で踏み込む癖により、さらにディフェンスがおろそかになってしまっていることも考えられる。

タフネスとスタミナ

彼の強みは、なんと言ってもこの2点だろう。これまで、那須川天心や武尊といったキック界の天才と試合をしてきた実績もあるが、その強豪との試合でも被弾は多いもののKOはされていない。過去の戦績からもKO負けをしたのは、2011年のわずか一度だけだ。

ここに皇治の強さが隠されている。倒れないタフネス、どれだけボコボコにされても手を止めないスタミナ。これまでに何度も名試合を残してこれたのは、格闘家としてのセンスではなく最強のド根性を持っていたからだろう。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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