ボクシンググローブは価格も種類もバラバラで、初めて選ぶときは迷いやすいアイテムです。「コスパが良いグローブってどれ?」「長く使えるモデルが知りたい」そんな声はとても多くあります。
この記事では、価格と耐久性のバランスが良く、練習にしっかり使えるグローブを厳選して紹介します。自分に合う一品が見つかるよう、やさしく丁寧に解説していきます。
グローブ選びの基本を知ろう
ボクシンググローブを選ぶときにまず知っておきたいのは「用途」と「サイズ(オンス)」です。
グローブはパンチの衝撃を吸収するため、クッション部分の厚みが重要です。オンス(oz)という単位で重さと厚みが変わり、一般的な練習なら10〜14ozを選ぶ人が多いです。
また、素材はPUレザー(合成皮革)と本革があります。
PUレザーは価格が手頃で扱いやすく、初心者にも向いています。本革は耐久性に優れますが、価格はやや高めです。
「自分がどんな練習をしたいのか」「週にどれくらい使うのか」を考えると選びやすくなります。
コスパが光るおすすめグローブ
ここで価格と性能を加味した高品質なグローブを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
※以下の商品は、楽天市場・Amazonの両方で入手しやすいモデルを基準に選定しています。
Venum(ヴェナム) Impact Evo
厚めのパッドと優れた手首サポートが特徴の人気エントリーモデル。初心者でも安心して強めに打ち込める設計で、ジム練習から軽いスパーまで幅広く使える万能グローブです。
● こんな人におすすめ
ジムでしっかり練習したい人・保護性能を重視したい人
● 特徴
厚みのあるパッドが拳と手首をしっかり守り、安心して打ち込めるモデル。初心者でもパンチの衝撃をしっかり吸収してくれます。
● 使用シーン
ミット打ち、サンドバッグ、軽いスパーなど幅広く対応。練習を継続したい人にぴったりです。
パンチ力をつけたい初心者に最適。最初のグローブでここを選んでおけば、練習の幅が一気に広がり、上達しやすい環境が整います。
RDX(アールディーエックス)ボクシンググローブ
比較的価格が抑えめで、それでいて耐久性やクッション性のバランスがよく、コスパ重視の初心者に向いています。通気性もそこそこあり、汗をかきやすい人や、ジムで頻繁に使いたい人にも使いやすいのがポイントです。
● こんな人におすすめ
コスパ良く続けたい人・耐久性を求める初心者
● 特徴
丈夫で長持ち、衝撃吸収フォームも優秀。汗をかいても蒸れにくいので、練習量が多い人でも快適に使えます。
● 使用シーン
ジムでのミット打ち・バッグ打ち、週2〜3回の継続練習にちょうどいい万能タイプ。
価格以上の価値を感じやすいモデル。初めての1双としても、練習量が増えてきた人の買い足しにも長く活躍してくれます。
Hayabusa(ハヤブサ) S4 トレーニンググローブ
手首をしっかりサポートしてくれるため、初心者がありがちな「手首がブレるパンチ」を安定させやすいモデルです。デザインもスタイリッシュで、鏡の前でフォームを確認しながら練習したい人や、「気分を上げて練習したい」人におすすめです。
● こんな人におすすめ
手首のサポートをしっかり感じたい人・デザイン性も重視する人
● 特徴
手首を固定しやすい構造で、初心者でもフォームが安定しやすいのが魅力。高品質で見た目もスタイリッシュ。
● 使用シーン
ジムでの基礎練習や軽いスパーに最適。フォームを固めたい時期に特に活躍します。
始めたばかりでも正しいパンチを習得しやすいグローブ。長く使える品質で、「しっかり上達したい」人に心強い相棒になります。
Fairtex(フェアテックス) BGV1
このグローブは、バッグだけでなく、軽いスパーリングやムエタイ・キックのジム練習などにも対応しやすい万能型。打ち味がしっかりしていて、「最初から“本格的にやってみたい”」という方に比較的おすすめしやすい一本です。
● こんな人におすすめ
ムエタイ・キックも気になる人、本格的に続けたい人
● 特徴
軽く扱いやすいのに、しっかりした打ち応え。初心者でも長く使えるバランスの良い万能グローブ。
● 使用シーン
ボクシングだけでなく、キックやムエタイの練習にも対応。ジムでの総合的な打撃練習に最適です。
どんなスタイルでも長く使える万能型。初めてでも「買ってよかった」と思いやすい、安心の定番モデルです。
Twins Special(ツインズ) パンチンググローブ
多層の高密度フォームによる優れた衝撃吸収力と、しっかりした拳の保護性能が特徴。重めのバッグ打ちや、スパーリングなど本格的な練習を考えている人に向いており、「最初から長く使いたい」「拳をしっかり守りたい」という人にはとても安心感が高いグローブです。
● こんな人におすすめ
とにかく拳をしっかり守りたい人・長く使える1双を求める人
● 特徴
高密度フォームが衝撃をよく吸収し、スパーリングでも安心。耐久性が高く「長く使える」ことで人気。
● 使用シーン
バッグ打ちはもちろん、スパーリングや本格練習にも対応。ステップアップしたい初心者にもぴったり。
本格派からも評価される安心のモデル。最初から良い道具を使いたい人にとって、長く信頼できる1双になります。
adidas(アディダス) ニューハイブリッド
軽くて馴染みやすいクッションのおかげで、ミット打ちやフィットネス感覚でのパンチ練習がしやすいグローブです。腕や手が疲れにくいため、初めてパンチエクササイズをする人、あるいは有酸素運動の一環としてパンチを取り入れたい人に向いています。
● こんな人におすすめ
軽いフィット感が好きな人・ボクササイズ用途の人
● 特徴
柔らかく拳に馴染みやすいクッションが特徴。初めてでも扱いやすい軽い着け心地。
● 使用シーン
ジムのミット打ち、ボクササイズ、軽いバッグ打ちなど気軽な練習にぴったり。
軽さと使いやすさを両立した初心者向けモデル。運動として楽しく続けたい人にも心地よいフィット感が魅力です。
自分に合う選び方のコツ
グローブは「安い=悪い」「高い=良い」と単純に判断できません。
大切なのは、自分の練習スタイルに合っているかどうかです。
たとえば、週1回のライトな練習ならPUレザーのコスパモデルで十分。
逆に、週3〜4回しっかり打ち込むなら耐久性の高いモデルのほうが長持ちして結果的にお得です。
使う場面や頻度をイメージして選ぶことで、満足度は大きく変わります。
別の角度から見るグローブ選び
よくある疑問の1つに「オンスの選び方」があります。
10ozは軽くスピードが出しやすい反面、クッションが薄くなりがち。
12〜14ozはクッション性が増し、拳を守りつつ打ち込みに向いています。
また、手首の固定が甘いとケガにつながるため、ストラップの強さもチェックポイントです。
試合用ではなく「練習用」なら、保護性能を重視すると安心です。
まとめ
コスパの良いボクシンググローブは、価格だけでなく耐久性・保護性能・用途との相性によって変わります。
自分のスタイルに合うモデルを選べば、練習がぐっと快適になります。
今回紹介したグローブはどれも手に取りやすく、初めての一歩にも適しています。
気になったモデルがあれば、ぜひチェックしてみてください。
※本記事の内容は、一般的な情報や個人的な経験に基づいており、すべての人に必ず当てはまるわけではありません。商品情報や仕様が変更されている可能性もあります。購入前には、最新の情報をご自身でご確認いただくことをおすすめします。

