本記事では、ライトフライ級の曲者・ヘッキー・ブドラー選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、ヘッキー・ブドラーのその強さについて解説していきます。
よろしくお願いします。
プロフィール
大晦日マカオのリングでWBA世界ライトフライ級スーパー王者のヘッキーブドラー選手に挑戦します!
— 京口紘人 Hiroto Kyoguchi (@HirotoK1127) November 29, 2018
獲れば二階級制覇なので必ず勝ってチャンピオンになります!
日本からの盛大な応援を皆さんよろしくお願いします!
_#京口紘人#boxing#世界タイトルマッチ pic.twitter.com/d4CAbtFWUX
名前 | ヘッキー・ブドラー |
生年月日 | 1988年5月18日 |
出身地 | 南アフリカ |
身長 | 160cm |
リーチ | 165cm |
タイプ | 右ボクサーファイター |
階級 | ミニマム級 (47.62キロ) ライトフライ級 (48.97キロ) |
実績 | 世界2階級制覇 主要2団体統一(ライトフライ級) |
現在は、無冠となっているが、過去には、ミニマム級でWBA・IBOの2団体統一王者となり、またライトフライ級WBA・IBFの世界主要2団体統一王者となった輝かしい実績のある選手である。
戦績
プロ戦績 40戦35勝(11KO)5敗
世界戦戦績 11戦7勝(4KO)4敗
※2023年9月18日時点
プロ戦績を多くこなす経験豊富なベテランファイターだ。世界戦の試合数は少ないが、KO率は割と高く、世界戦の中でもしっかりとした好成績を残している選手だ。
ファイトスタイル
ブドラーは、ボクサーファイタータイプの右オーソドックススタイルである。
変則的な動きをするテクニカルなボクサーであり、とにかく良く動き手数が多いため、スタミナが高くタフな選手でもある。これまでに多くの判定勝ちをおさめてきたのは、彼の豊富なスタミナから勝ち取った結果であるだろう。
オフェンス
前項でも記載のとおり、攻撃の手数が多く、また変則的なモーションから仕掛けることもみられる。
ブドラーが先行して攻撃を仕掛けることもあれば、時にはバックステップを使いながらカウンター型になることも可能。
オフェンスに関しては、ストレート系、フック系、アッパー系と多彩な組み合わせのコンビネーションが非常に魅力的である。
左ジャブ、右ストレート、左フック
左フック、右アッパー、左フック
しゃがみこみからカウンターの両ストレート
などなど攻撃のレパートリーが多くある。主に左から攻撃を組み立てるイメージがある印象だ。また、それらをノーモーションから打ったり、遠い距離から大きく踏み込んで打ったりと、相手が嫌がる動きをとことん仕掛けていく変則パンチャーである。
しかし、パワーはそこまで高くない印象だ。総合的にみて、手数で相手を圧倒し、最終的にトータルで判定勝ちを狙うような試合展開が得意な選手である。
ディフェンス
主なディフェンスの動きとしては、ダッキング、バックステップを多用する。左右の動きよりも前後の動きが多くあり、接近して攻撃を仕掛けては、すぐさま距離をとるなど出入りを頻繁におこなう。
寺地戦の注目ポイント
ブドラー選手は強力なボクサーで油断できない相手なのですが、寺地選手の方がスピード、パワーに関して圧倒的に上だと思います。
また、両者前後の出入りを行うアウトボクシングが得意な選手ですが、スピードのある寺地選手の方が有利な展開になりやすいのではないでしょうか。早いラウンドで、パワージャブからスキを作り、右の強攻撃を狙っていくような展開となれば寺地選手の勝利となるでしょう。
ライトフライ級主要選手
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