ボクシングというスポーツは、ただ勝敗を競うだけでなく、選手の技術、インパクト、世界に与える影響までもが評価される競技である。そのため世界には「PFP(パウンド・フォー・パウンド)」というランキングが存在し、階級を超えて誰が最強なのかを測る指標とされている。そして今、日本人ボクサーの活躍は歴史的な盛り上がりを見せており、世界中から大きな注目を集めている。
本記事では、独自の基準で作成した「JAPAN PFPランキング」を発表し、日本ボクシング界のトップ選手たちの魅力を紹介していく。日本ボクシング史に刻まれるスターたちの戦績、テクニック、そして試合内容を徹底的に深堀していくので、ぜひ最後までご覧いただきたい。
JAPAN PFPとは
「JAPAN PFP」とは格闘技ランキングサイトが独自に作成した、日本人選手限定のパウンドフォーパウンドランキングである。
階級の違いを超えて、現在日本で最も強く、世界で通用するボクサーを選出するものだ。世界王者の肩書きを持つ選手から、次世代を担う才能まで幅広くランクインしているのが特徴であり、世界ランキング以上にリアルで熱のこもった内容をお届けする。
評価基準
本サイトで作成したランキングは、世界タイトルの獲得実績を最重要視し、暫定王者も対象とする。さらに近況の勝敗、KOの数やインパクトの大きい勝利も加味する。そしてテクニックの完成度や試合内容の圧倒的さも考慮し、単なる勝敗以上の価値を評価する。
また、世界の評価や日本国内での評判、ランキングの影響力も無視できない。そして最も重要なのは「直近の試合の結果」である。過去にいかに偉大な戦績を残していても、最近の試合内容が冴えない選手は評価を下げる。一方で敗戦しても、相手が世界的強豪であり実力を証明する戦いを見せていれば評価される。こうした多角的な視点から構成されたのが「JAPAN PFPランキング」である。
JAPAN PFP
順位 | 選手名 | 戦績 | 世界戦績 |
1位 | 井上尚弥(大橋) | 31戦31勝(27KO)無敗 | 26戦26勝(23KO)無敗 |
2位 | 中谷潤人(M.T) | 31戦31勝(24KO)無敗 | 10戦10勝(9KO)無敗 |
3位 | 矢吹正道(緑) | 22戦18勝(17KO)4敗 | 4戦3勝(3KO)1敗 |
4位 | 西田凌佑(六島) | 11戦10勝(2KO)1敗 | 3戦2勝(1KO)1敗 |
5位 | 寺地拳四朗(BMB) | 27戦25勝(16KO)2敗 | 17戦15勝(11KO)2敗 |
6位 | 堤聖也(角海老宝石) | 15戦12勝(8KO)無敗3分 | 2戦1勝無敗1分 |
7位 | ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) | 25戦21勝(11KO)3敗1分 | 4戦3勝1敗 |
8位 | 井岡一翔(志成) | 36戦31勝(16KO)4敗1分 | 26戦22勝(11KO)3敗1分 |
9位 | 井上拓真(大橋) | 22戦20勝(5KO)2敗 | 6戦4勝(1KO)2敗 |
10位 | 平岡アンディ(大橋) | 24戦24勝(19KO)無敗 | 1戦1勝(1KO)(※暫定) |
※ランキング2025年10月1日時点_戦績随時更新
1位 井上尚弥(大橋)
Naoya Inoue is the most active champion of 2025.
— The Boxing Journal (@TBoxingJournal) September 30, 2025
🥊 Fights
01/24/2025 – Ye Joon Kim
05/04/2025 – Ramon Cardenas
09/14/2025 – Murodjon Akhmadaliev
12/27/2025 (Scheduled) – David Picasso pic.twitter.com/ghQ0WmuRuP
井上尚弥、通称「モンスター」。日本が誇る最強ボクサーであり、その名は世界のボクシング史に刻まれる存在である。世界的に名のあるティモシー・ブラッドリーやフロイド・メイウェザーからも高く評価され、圧倒的な実力を誇る。過去にはダウン経験のなかったオマール・ナルバエスをわずか2ラウンドで沈め、フィリピンの英雄ノニト・ドネアとは壮絶な2戦を繰り広げた。初戦は激闘の末に勝利を収め、リマッチではたった2ラウンドでドネアを粉砕し、世界に怪物の名を轟かせた。
バンタム級では世界王者を次々とKOで撃破し、日本史上初の4団体統一を達成。さらにスーパーバンタム級に階級を上げても、スティーブン・フルトンやマーロン・タパレスといった強豪統一王者を次々とKOで葬り、再び4団体統一を実現した。
スピード、パワー、ファイトIQ、ディフェンス、ボディワーク、どれをとっても超一流であり、被弾は非常に少ない。リスクを取ったことでダウンを2度経験したものの、アフマダリエフ戦では見事に立て直し、その強靭なメンタルと技術力を証明した。試合の一瞬一瞬に緊張感と美しさが共存し、誰もが認める「日本史上最強の男」である。
2位 中谷潤人(M.T)
Junto Nakatani BEATS Bam Rodriguez pic.twitter.com/UE7dPjuTJY
— Max Calendrillo (@MaxCalendrillo) February 24, 2025
中谷潤人、通称「ビッグバン」。15歳で渡米し、名トレーナー・ルディ・エルナンデスの指導のもと、ボクシング技術を徹底的に磨き上げた。プロ入り後は矢吹正道やユーリ阿久井といった日本の強豪を次々と圧倒し、存在感を確立した。
特にアンドリュー・マロニーとのタイトルマッチでは、12ラウンド終盤までポイントで圧倒していたにもかかわらず、試合終了直前の一撃で失神KOを奪い、世界中を震撼させた。その後もドネアを倒したサンティアゴやダウン経験のないチットパッタナを圧倒するなど、若くして世界戦線での強さを証明している。
中谷の最大の武器は、変則的な外からのフックやアッパーカットを自在に繰り出すテクニックであり、他に類を見ない攻撃スタイルは唯一無二の存在感を放つ。加えてフォルムが大きく手足が長いため、距離のコントロールやリーチの有利を生かした戦いが可能で、フィジカル面でも優位性を持つ。スピード、パワー、ファイトIQの高さを兼ね備えた若き怪物として、世界中から注目を集めている。
3位 矢吹正道(緑)
次戦の話を最近
— 矢吹正道 (@Yabukimasamichi) November 5, 2024
身近な関係者やサポートしてくれる方から
言われるんですが、、
何人かの日本人どうかって言われるんですが
防衛戦するくらいなら
統一戦第1候補でお願いします😂
自分からしたら
この階級なら
統一戦も防衛戦も
同じモチベーションです。
誰もが世界王者とやりたい。
当たり前の事。 pic.twitter.com/WHUzov2pxb
矢吹正道は、まさに苦労人として知られる日本ボクシング界の努力家である。若手時代に中谷潤人に初敗北を喫したが、その後の再起は圧巻である。特に印象的なのは2021年9月、寺地拳四朗戦での大番狂わせだ。無敵を誇る世界王者拳四朗をTKOで下す大金星を挙げ、日本ボクシング史に残るアップセットを演じた。リマッチでは敗れたものの、そこからの切り替えも鮮やかで、以降の試合ではすべてKO勝利を収めている。
そして2023年には左アキレス腱断裂という大怪我に見舞われるが、驚異的な回復力で復帰を果たし、2024年のノンティンガ戦では見事に王座を奪取した。さらに2025年3月にはIBF世界ライトフライ級王座を保持したまま、一階級上のIBF世界フライ級王者アンヘル・アヤラを倒し、12回TKO勝ちで2階級同時制覇を達成。日本男子史上初の偉業である。
矢吹のファイトスタイルは獰猛で破壊的ながらも、精密な距離感とクレバーな戦術眼を備え、単なる前進型ファイターではない。中間距離を制するジャブと的確なカウンターを駆使し、相手のリズムを崩しつつ自分のペースに持ち込む冷静さも持ち合わせる。努力と執念が詰まった唯一無二のファイターである。
4位 西田凌佑(六島)
🔥🔥🔥
— 西田 凌佑/Ryosuke Nishida (@87__boxing) December 17, 2024
Photo📸:@nakasukepo #ボクシングモバイル pic.twitter.com/cXRQ5H9XPt
西田凌佑は、日本ボクシング界に新たな旋風を巻き起こす新進気鋭のファイターである。王寺工業高校時代にボクシングを始め、国体優勝という輝かしい実績を残し、近畿大学進学後もボクシング部で技術を磨いた。大学卒業後は一度社会人として就職したものの、リングへの情熱を断ち切ることはできず、2019年に六島ジムへ入門。ここからプロとしてのキャリアを本格的に歩み始めた。
プロ入り後は下馬評を覆す勝利を積み重ね、特に比嘉大吾を判定で下した試合は衝撃的であった。さらに、元世界王者エマヌエル・ロドリゲスを破り、一気に世界的評価を高めた。そして2025年6月、有明コロシアムで行われたWBC王者中谷潤人との無敗王者対決は、日本人同士による歴史的ビッグマッチとして世界中から注目を浴びた。全力で挑み、パンチを的確に当てる場面も見せたが、中谷の精密な攻撃に押され、右目の腫れや右肩の脱臼により6回終了時にドクターストップ。プロ初黒星を喫した。
しかし、不運なバッティングによるストップ負けであったため評価は落ちず、むしろ才能を証明した試合となった。
西田のファイトスタイルは非常にバランスが取れており、攻撃と防御の両面で優れた技術を持つ。俊敏な動きで相手の先を読み、的確なタイミングで攻守を切り替えることで常にプレッシャーを与え続ける。堅実さと冷静さを兼ね備えた戦いぶりは、まさに未来を担う王者の器を示している。
5位 寺地拳四朗(BMB)
\✨正式発表✨/
— エキサイトマッチ公式 (@Excite_Match) June 11, 2025
🇯🇵トリプル日本人世界戦🇯🇵
🥊フライ級🥊#寺地拳四朗 vs #リカルド・サンドバル
🔥バンタム級🔥#アントニオ・バルガス vs #比嘉大吾
🌸ライトフライ級🌸#エリック・ロサ vs #高見亨介
7/30(水) 横浜BUNTAI ©NAOKI FUKUDA pic.twitter.com/8jYXOIDVjV
寺地拳四朗は、日本ボクシング界を支える孤高の天才であり、愛称「スマイルアサシン」として知られる存在だ。プロ入りからわずか10戦目で世界王座を獲得し、以降は多くの防衛戦を重ねてきた。
しかし初黒星は、コロナ感染の影響も残る中で挑んだ矢吹正道戦。バッティングやカットなど不運も重なり、苦しい敗戦を喫することとなった。ただ、その後のリマッチでは3回KO勝利という圧巻のパフォーマンスで雪辱を果たし、ファンに大きなインパクトを残した。この一戦をきっかけに、寺地のスタイルは大きく進化した。以前のようなヒットアンドアウェイ主体のアウトボクシングに加え、足を踏ん張って強打を連打するアグレッシブなスタイルを身につけ、より完成度を高めたのだ。
その後は京口紘人との統一戦を支配してのTKO勝利、難敵オラスクアガやベテランのブドラーをも下し、さらにフライ級に階級を上げてロサレスを撃破し2階級制覇。続くユーリ阿久井を退けて再び統一王者に輝くなど、華々しい戦績を積み重ねた。
しかし直近ではリカルド・サンドバルにまさかの僅差判定負け。被弾の多さやスタミナ面で課題を露呈し、これまでの実績からすると不本意な内容であった。とはいえ、寺地が持つ高い技術と進化した攻撃性は揺るぎなく、立て直しを図れば再び王座に返り咲く可能性は十分にある。
6位 堤聖也(角海老宝石)
ドロー防衛でした
— 堤 聖也 (つつみん) (@GoodOzanari) February 24, 2025
悔しい結果ですが、生き残れたことに感謝します
今回も沢山の応援ありがとうございました
楽しい殴り合いでした。#比嘉大吾#堤聖也 pic.twitter.com/6iavoqGH5v
堤聖也は、超攻撃的なファイトスタイルを誇る日本ボクシング界の新鋭だ。距離を潰して前に出続け、攻めを最優先とするその姿勢はまさに超闘魂型。さらに世界でも珍しいスイッチボクサーという一面も持ち、オーソドックスとサウスポーを自在に切り替える変幻自在のスタイルで相手を翻弄する。プロデビュー以来、黒星を喫したことはなく、その中には日本タイトル戦や地域王座戦といった大舞台も数多く含まれている。
なかでも衝撃を与えたのは2023年、バンタム級の頂点に立った井上拓真を撃破してWBA世界王座を奪取した試合である。圧力と手数で王者を封じ込め、王座をもぎ取った姿は日本ボクシング界の新時代を告げる一戦となった。その後の初防衛戦では比嘉大吾と死闘を演じ、ドローに終わったものの、互いに全力を尽くした名勝負として記憶されている。
堤の魅力は単なる打ち合いの豪快さだけでなく、冷静なカウンターと試合運びの上手さにある。攻撃の手を緩めず12ラウンドを通して運動量を維持しながら、的確な一撃を差し込むセンスを併せ持つ。さらにスイッチボクサーとしての特性により、左右どちらの構えからも強烈なストレートとコンビネーションを放ち、相手のリズムを完全に狂わせる。堤の試合は常にスリルに満ち、攻撃と技術の融合が観客を惹きつける。
7位 ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
【WBA&WBC世界フライ級王座統一3.13決戦】裏コード999。「化身」に変貌した阿久井が、絶対王者を追い詰めた瞬間(12回連載/6回目)(週プレNEWS)#Yahooニュースhttps://t.co/BIPaMR87wY
— ユーリ・阿久井政悟 (@seiaku) September 21, 2025
ユーリ阿久井政悟は、日本フライ級を代表する実力者であり、古き良き時代の老舗ボクシングを体現する選手だ。派手さよりも堅実さを重視し、じわじわと相手を追い詰める万能漬け込み型のスタイルでリングを支配する。
プロ入り後は中谷潤人に初黒星を喫したが、その後も地道に戦績を積み重ね、22戦目でようやく世界挑戦の舞台を掴んだ。相手は無敗の絶対王者アルテム・ダラキアン。多くの予想は阿久井不利と見ていたが、試合では彼独特の攻めが光り、判定勝ちで見事に王座を奪取。遅咲きながら世界の扉をこじ開けた。
以降は防衛戦をこなし、2025年には寺地拳四朗との王座統一戦に挑む。波に乗る寺地との激闘は最終的に12ラウンドKO負けとなったが、判定までもつれる接戦を演じ、評価を大きく高める内容だった。
阿久井のファイトスタイルはサウスポーのインファイターで、足を大きく開いたオープンスタンスから強打を放つパンチ力が武器である。間合いをしつこく潰し、ワンツーを軸とした強烈な攻撃で相手を押し込む姿勢は常に圧力を感じさせる。ただ時に強引さも見えるが、それでも前へ出続けるタフさとスタミナが持ち味であり、観る者を魅了する。阿久井の存在は、まさに職人肌のファイターが世界に通じることを証明するものだ。
8位 井岡一翔(志成)
井岡一翔選手!!
— 拳闘屋 (@boxing_ya) July 24, 2025
フェルナンド・マルティネス戦
★第1戦→ マルティネスのフィジカルの強さに大差判定で完敗
★第2戦のはずが→マルティネスがインフルエンザで計量当日に中止発表
★仕切り直しの第2戦→10ラウンドに起死回生のダウンを奪い追い上げるが、届かず判定で敗れる… pic.twitter.com/T6UirXYyQM
井岡一翔は、日本人初の世界タイトル4階級制覇を成し遂げたボクサーであり、その実力は世界中で高く評価されている。卓越した技術力を誇り、スマートなボクシングスタイルで、どんな相手にも冷静に自分のペースを保つ戦術眼を持つ。玄人好みの安定感あるスタイルは、長年にわたり一貫して結果を残し続けてきた。
中でも2012年、WBA世界ミニマム級王者八重樫東との日本人同士による初の世界王者統一戦では、序盤から的確な有効打で相手のまぶたを腫らし、12回判定勝利。WBC王座3度目の防衛とWBA王座獲得を同時に果たし、日本人初の世界王座統一を成し遂げた。また、2020年にはWBO世界スーパーフライ級で元世界3階級制覇王者田中恒成に挑み、5回と6回にダウンを奪い、8回には右ストレートからの左フックでTKO勝利。日本ボクシング界の歴史に残る名勝負を演じた。
しかし年齢の影響もあり、直近ではフェルナンド・マルティネスとの試合で大差判定負けを喫し、リマッチでもマットに一度沈める場面を見せたものの、再び判定負けに終わる。この2連敗はあまりにも痛く、日本ボクシング界の宝も引退が近いことを感じさせるものとなった。
9位 井上拓真(大橋)
『Prime Video Boxing 14』
— Prime Video Sport JP(プライムビデオスポーツ) (@pvsportjp) September 25, 2025
那須川天心、初の世界戦へ。
井上拓真、復活に懸ける。
WBC世界バンタム級王座の継承者は、
無敗の神童か、不屈の元世界王者か。 pic.twitter.com/xcOcXdD7xq
井上拓真は、モンスター井上尚弥の弟でありながら、自分のスタイルを貫くバランス型の万能ボクサーである。攻守ともに高いテクニックを誇る一方で、派手さやタフネスには控えめな部分があり、卓越した技術に頼りすぎる場面もある。
2018年にはCPフレッシュマートとの無敗対決に勝利し、WBC暫定王座を獲得して兄弟世界王者となったが、翌年の正規王者ノルディーヌ・ウバーリとの統一戦では敗れ、初黒星を喫した。その後は国内選手を相手に勝利を重ね、2023年4月には尚弥が返上したベルトをかけたWBA世界バンタム級王座決定戦でリボリオ・ソリスを12回判定で下し正規王者に返り咲いた。続く初防衛戦ではヘルウィン・アンカハスを9回KOで仕留め、自身の実力を証明した。
しかし直近の試合では、堤聖也に判定負けを喫し、国内最強の座を引き下ろされてしまった。拓真らしいテクニックに頼るボクシングが仇となった一戦であったが、それでも評価を上げる余地は十分にある。今後の復帰戦では、テクニックに加え攻守のバランスや試合運びの進化が問われるだろう。幼少期から兄と共に磨いたスピードと正確性は、再び世界に挑むための強力な武器である。
10位 平岡アンディ(大橋)
I’m the WBA number 1 now ⭐️
— Andy Justice Hiraoka 平岡 アンディ🇯🇵🇬🇭 (@andy_h888) October 14, 2024
So fighting winner of @rayoboxing vs @isaacpitbullcruz is great fight !
And fighting against this comedian 🤡 @rolliesss is another great match up
What do you guys think?? #boxing#theblade#平岡アンディ#大橋ボクシングジム pic.twitter.com/DCAS4xzldC
平岡アンディは、中量級で期待される日本の新星ボクサーである。現時点では世界戦経験はなく、暫定王者としての実績にとどまるものの、世界の強豪がひしめくスーパーライト級で、日本人が世界王者を獲得する可能性が最も高い選手の一人である。
戦績は非常に優秀で、現在10連続KO勝利を記録しており、その中には佐々木尽をはじめとする国内の強豪選手を数多く撃破してきた。
平岡のファイトスタイルは典型的なボクサーファイターであり、サウスポーの構えから繰り出される攻撃は多彩である。長いリーチを活かした中距離戦に加え、インファイトでも驚異的な強さを発揮することができる。攻防の切り替えが非常にスムーズで、相手に攻略の糸口を与えない柔軟性が武器である。距離を支配して冷静に攻めるかと思えば、瞬時に前に踏み込みアッパーを叩き込むなど、自在な戦い方が特徴だ。成長段階にありながら、既に世界の舞台で通用する資質を備えており、今後の進化が非常に楽しみな存在である。
格闘技ランキング
本サイトでは日本ボクシングのみならず世界中のボクシング情報を届けている。日本人選手の活躍や特徴、世界王者たちの戦い、さらには歴史に残る名勝負や最新の試合結果まで幅広く紹介している。世界のPFPランキングや注目の世界戦、注目選手の分析も積極的に行い、ファンが知りたい情報を徹底的に掘り下げるのが「格闘技ランキング」である。ここでしか読めない濃密な情報を通じて、ボクシングの魅力を余すことなく伝えていく。
まとめ
「JAPAN PFPランキング」は日本ボクシングの現在地を映し出す指標である。井上尚弥を筆頭に、中谷潤人、寺地拳四朗ら世界を席巻するスターが存在し、さらに西田凌佑や平岡アンディといった次世代も台頭している。ベテランと若手が混在するこのランキングは、日本ボクシングの厚みを証明している。世界で最強を競う戦いの中、日本人選手たちは確実に存在感を高めており、その未来は明るい。ボクシングファンにとって、今こそ黄金時代の真っただ中である。