本記事では、ミドル級のエリートボクシング・ジャニベク・アリムハヌリ選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、アリムハヌリのその強さについて解説していきます。
よろしくお願いします。
プロフィール
👑 I need two more titles! pic.twitter.com/sJ558yfWj1
— Janibek Alimkhanuly (@qazaqstyle) February 19, 2024
名前 | ジャニベク・アリムハヌリ(Janibek Alimkhanuly) |
生年月日 | 1993年4月1日 |
デビュー | 2016年10月29日 |
出身地 | カザフスタン |
身長 | 182cm |
リーチ | 182cm |
タイプ | 左ボクサー |
階級 | ミドル級 (72.57キロ) |
実績 | 主要2団体統一(ミドル級) |
現在は、WBO・IBF世界ミドル級2団体統一王者である。
戦績
アマ戦績 308戦300勝8敗
プロ戦績 15戦15勝(10KO)無敗
世界戦戦績 4戦4勝(3KO)無敗
※2023年10月14日時点
試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
1 | 2016年10月29日 | 〇 | 1R 2:25 | TKO | ミルトン・ヌネス | コロンビア | |
2 | 2017年9月9日 | 〇 | 6R 終了 | 判定3-0 | ジルベルト・ペレイラ・ドス・サントス | ブラジル | |
3 | 2018年9月28日 | 〇 | 6R 終了 | 判定3-0 | カルロス・ガルバン | コロンビア | |
4 | 2018年11月3日 | 〇 | 8R 終了 | 判定2-1 | ボーン・アレクサンダー | アメリカ合衆国 | |
5 | 2019年2月2日 | 〇 | 5R 0:21 | TKO | スティーブン・マルティネス | アメリカ合衆国 | |
6 | 2019年4月12日 | 〇 | 10R 終了 | 判定3-0 | クリスティアン・オリバス | メキシコ | WBC米大陸・WBOグローバルミドル級王座決定戦 |
7 | 2019年8月17日 | 〇 | 5R 2:51 | KO | ステュアート・マクレラン | カナダ | WBC米大陸防衛1・WBOグローバル防衛1 |
8 | 2019年11月9日 | 〇 | 6R 2:31 | KO | アルバート・オノルノセ | カナダ | WBC米大陸防衛2 |
9 | 2020年10月9日 | 〇 | 2R 2:59 | KO | ゴンサロ・ガストン・コリア | アルゼンチン | WBOグローバルミドル級王座決定戦 |
10 | 2021年6月26日 | 〇 | 8R 終了 | TKO | ロブ・ブラント | アメリカ合衆国 | WBC米大陸防衛3 |
11 | 2021年11月20日 | 〇 | 8R 2:40 | TKO | ハッサン・ヌダム・ヌジカム | フランス | WBC米大陸防衛4・WBOグローバル防衛1 |
12 | 2022年5月21日 | 〇 | 2R 2:11 | KO | ダニー・ディナム | イギリス | WBO世界ミドル級暫定王座決定戦 |
13 | 2022年11月12日 | 〇 | 12R 終了 | 判定3-0 | デンゼル・ベントリー(英語版) | イギリス | WBO防衛1 |
14 | 2023年5月13日 | 〇 | 2R 2:35 | KO | スティーブン・バトラー | カナダ | WBO防衛2 |
15 | 2023年10月14日 | 〇 | 6R 1:25 | TKO | ビンセンツォ・グアルティエリ | ドイツ | IBF・WBO世界ミドル級王座統一戦 IBF王座獲得・WBO防衛3 |
ファイトスタイル・能力
アリムハヌリは、サウスポースタイルのボクサータイプだ。
天才的な技巧派ボクシング。距離間を常に支配し、正確なワンポイントショットで仕留めるテクニックタイプのボクサーだ。ただし、慎重さの目立つ負けないボクシングには、やや迫力が劣る。ゴロフキンが抜けたミドル級でどこまでスターへの街道をかけ登っていけるのか、非常に注目の選手である。
オフェンス
アウトボックスの距離間から鋭いストレート攻撃を打ち出す。パワーもあるが、何よりもスピードとタイミングが良い印象である。
時間をかけて、相手を観察し、隙あらば刺さるように打つストレートパンチが素晴らしい。
ただし、危険を冒さずアウトボックスの距離間を保ち続けようとするため、ラッシュをかけるようなアグレッシブさが物足りない。
近年、徐々にストップ勝利が増えてきているため、コツは掴んできたのではないだろうか。観客を沸かすようなアグレッシブなボクシングへの今後の成長に期待したい。
ディフェンス
基礎的なアウトボクシングスタイルによって、ディフェンス面もかなり充実している印象だ。
丁寧なヒットアンドアウェイ。若干後ろ重心になりつつ、フィリーシェル気味の構えから身体をふり、相手に攻撃の的を絞らせない。さらに危険を冒さない姿勢もあいまって、ディフェンス面はかなり頑丈な印象である。
ミドル級主要選手
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