本記事では、キック界のエリート・安保瑠輝也選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、安保瑠輝也のその強さについて解説していきます。
プロフィール
今俺に負けろって思ってるやつら
— 安保瑠輝也 Rukiya anpo (@anpo_rukiya) November 22, 2023
俺は負けねーよバーカ😛 pic.twitter.com/s4LMnL40cY
名前 | 安保 瑠輝也(あんぽ るきや) |
生年月日 | 1995年10月29日 |
国籍 | 日本 |
出身地 | 兵庫県姫路市 |
身長 | 180cm |
リーチ | 185cm |
異名 | ダークヒーロー |
タイプ | オーソドックス |
スタイル | キックボクシング |
チーム | CLUB es/team ALL-WIN |
入場曲
安保瑠輝也は、「レイニーウェイ(矢沢永吉)」を入場曲としている。
階級
安保の階級は、おおよそ70kg前後の階級である。
過去には、ウェルター級やスーパーライト級、ライト級で試合をした実績もある。
キックボクシングの階級別参考体重 | |||
全日本キックボクシング連盟 | 国際キックボクシング連盟 | ||
フライ級 | 50.802kg以下 | アトム級 | 53.1 kg以下 |
バンタム級 | 53.524kg以下 | フライ級 | 53.2 – 54.5 kg |
フェザー級 | 56.245kg以下 | バンタム級 | 54.6 – 56.4 kg |
スーパーフェザー級 | 58.967kg以下 | フェザー級 | 56.5 – 58.2 kg |
ライト級 | 61.689kg以下 | ライト級 | 58.3 – 60 kg |
スーパーライト級 | 64.410kg以下 | スーパーライト級 | 60.1 – 62.2 kg |
ウェルター級 | 67.132kg以下 | ライトウェルター級 | 62.3 – 64.5 kg |
スーパーウェルター級 | 69.853kg以下 | ウェルター級 | 64.6 – 66.8 kg |
ミドル級 | 72.575kg以下 | スーパーウェルター級 | 66.9 – 69.5 kg |
ヘビー級 | 72.575kg以上 | ライトミドル級 | 69.6 – 72.3 kg |
ミドル級 | 72.4 – 75 kg | ||
スーパーミドル級 | 75.1 – 78.2 kg | ||
ライトヘビー級 | 78.3 – 81.4 kg | ||
ライトクルーザー級 | 81.5 – 84.5 kg | ||
クルーザー級 | 84.6 – 88.6 kg | ||
ヘビー級 | 88.7 – 97.7 kg | ||
スーパーヘビー級 | 97.8 kg以上 |
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戦績
キック戦績 36戦27勝(14KO)8敗1分
MMA戦績 1戦1敗
RIZIN戦績 3戦1勝1分1敗
※2023年12月31日時点
勝った相手【有名選手厳選】
- ゲーオ(2019年・判定勝ち)
- 山田洸誓(2022年・判定勝ち)
- 宇佐美正(2023年・判定勝ち)
負けた相手【有名選手厳選】
- ゴンナパー(2018年・KO負け)
- 山崎秀晃(2020年・KO負け)
- 野杁正明(2021年・KO負け)
試合実績
キック試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会 | 備考 |
36 | 2023年9月24日 | ○ | 宇佐美正パトリック | 3R終了 判定3-0 | RIZIN.44 | |
35 | 2023年5月6日 | △ | ブアカーオ・バンチャメーク | 3R終了 判定0-0 | RIZIN.42 | |
34 | 2022年6月19日 | ○ | 山田洸誓 | 3R終了 判定3-0 | THE MATCH 2022 | |
33 | 2022年4月3日 | ○ | プライチュンポン・ソー.シーソムポン | 1R 2:17 KO (左ボディブロー) | K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~ | |
32 | 2021年12月4日 | ○ | 海斗 | 1R 1:52 KO(左バックハンドブロー) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~ | |
31 | 2021年9月20日 | × | 野杁正明 | 3R 2:51 KO(三日月蹴り) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~ | 【K-1 WORLD GP 第2代ウェルター級王座決定トーナメント決勝】 |
30 | 2021年9月20日 | ○ | 松岡力 | 3R 2:35 KO(左ボディブロー) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~ | 【K-1 WORLD GP 第2代ウェルター級王座決定トーナメント準決勝】 |
29 | 2021年9月20日 | ○ | アラン・ソアレス | 1R 0:32 KO(左フック) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~ | 【K-1 WORLD GP 第2代ウェルター級王座決定トーナメント1回戦】 |
28 | 2021年7月17日 | ○ | 幸輝 | 1R 0:53 KO(三日月蹴り) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~ | |
27 | 2020年9月22日 | × | 山崎秀晃 | 1R 1:19 KO(左フック) | K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~ | 【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】 |
26 | 2020年3月22日 | ○ | 不可思 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~ | 【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】 |
25 | 2019年12月28日 | ○ | ゲーオ・ウィラサクレック | 3R+延長1R 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~ | 【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】 |
24 | 2019年6月30日 | ○ | ゲーオ・ウィラサクレック | 3R+延長1R 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~ | 【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】 |
23 | 2019年3月10日 | ○ | 佐々木大蔵 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~ | |
22 | 2018年12月8日 | ○ | 山崎秀晃 | 3R+延長1R 0:14 KO(左ハイキック) | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~ | |
21 | 2018年9月24日 | ○ | 林健太 | 3R 0:44 KO(左ストレート) | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~ | |
20 | 2018年6月17日 | × | ゴンナパー・ウィラサクレック | 2R 1:48 KO(左ストレート) | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~ | |
19 | 2017年11月5日 | ○ | 恭士郎 | 3R終了 判定3-0 | Krush.82 | |
18 | 2017年7月16日 | ○ | ドン・ザーチー | 1R 1:53 KO(飛び膝蹴り) | Krush.77 | |
17 | 2017年4月1日 | ○ | ワン・チーウェイ | 3R終了 判定2-1 | 武風林2017 〜中国vs欧州対抗戦〜 | |
16 | 2017年2月25日 | ○ | 水町浩 | 2R 0:06 KO(二段蹴り) | K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~ | |
15 | 2016年12月23日 | × | シンマニー・ゲーオサムリット | 3R終了 判定 | EM Legend 15 | 【65kg級トーナメント決勝】 |
14 | 2016年12月23日 | ○ | ラスル・カチャカエフ | 3R 1:15 KO(三日月蹴り) | EM Legend 15 | 【65kg級トーナメント準決勝】 |
13 | 2016年11月3日 | ○ | 東本央貴 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2016 JAPAN ~初代フェザー級王座決定トーナメント~ | |
12 | 2016年8月20日 | × | 岩崎悠斗 | 3R+延長1R終了 判定1-2 | Krush.68 ~in NAGOYA~ | |
11 | 2016年7月9日 | ○ | ジャオ・チュアンリン | 2R KO(左フック) | EM Legend 10 | 【65kg級トーナメント準々決勝】 |
10 | 2016年7月9日 | ○ | アレクサンドロス | 3R終了 判定2-0 | EM Legend 10 | 【65kg級トーナメント1回戦】 |
9 | 2015年10月3日 | × | 海人 | 2R 2:59 KO(前蹴り) | SHOOT BOXING THE LAST BOMB | |
8 | 2015年8月1日 | ○ | 橋本正城 | 2R 2:12 KO(右フック) | BLADE.2 | |
7 | 2015年2月6日 | ○ | 細越智貴 | 3R終了 判定3-0 | Krush.51 | |
6 | 2012年11月23日 | ○ | 加藤港 | 3R終了 判定2-0 | Krush-EX 2012 vol.6 | |
5 | 2012年8月26日 | × | 平塚大士 | 2R 2:06 KO(右ローキック) | Krush.22 ~in NAGOYA~ | |
4 | 2011年12月4日 | ○ | 倉石祐馬 | 3R終了 判定 | ZIHAD cup STIR KING 2011 | 【60kg級トーナメント決勝戦】 |
3 | 2011年12月4日 | ○ | 不明 | KO | ZIHAD cup STIR KING 2011 | 【60kg級トーナメント準決勝】 |
2 | 2011年12月4日 | ○ | 不明 | KO | ZIHAD cup STIR KING 2011 | 【60kg級トーナメント1回戦】 |
1 | 2011年8月7日 | × | 白鳥大珠 | 3R終了 判定0-3 | ムエローク2011 -3rd- |
MMA試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会 | 備考 |
1 | 2023年12月31日 | × | 久保優太 | 1R 4:29 リアネイキッドチョーク | RIZIN.45 |
エキシビション
戦 | 日付 | 勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会 | 備考 |
6 | 2023年2月19日 | ○ | シリル・アビディ[8] | 3R 0:57 KO(左フック) | BREAKING DOWN 7 | |
5 | 2020年12月23日 | ○ | 啓之輔 | 2R 0:15 TKO(タオル投入) | K-1 DX『安保瑠輝也、誰とでも戦います。』 | |
4 | 2020年12月23日 | ○ | 北村克哉 | 1R 1:53 TKO(左ジャブ) | K-1 DX『安保瑠輝也、誰とでも戦います。』 | |
3 | 2020年12月23日 | △ | 涼真&渋谷春 | 2分2R | K-1 DX『安保瑠輝也、誰とでも戦います。』 | |
2 | 2020年10月28日 | ○ | シバター | 1R 0:04 KO(二段蹴り→パウンド) | 愛媛プロレス | |
1 | 2019年11月16日 | △ | 野杁正明 | 2分2R | Krush.108 |
ファイトスタイル・能力
安保は、右オーソドックススタイルである。恵まれたフィジカル・高い身体能力を駆使した攻撃力が非常に魅力的な選手だ。近年では、その積み上げてきたキャリアからか無駄打ちの少ないまとまりのある戦い方をおこなうことが可能となった。
パンチ
ストレート攻撃が主体となり、特に右ストレートはスピードが速く強力なパワーを有する。しかし、体格やリーチの面で恵まれたフィジカルを持っている割には、一発で相手を沈めるほどの爆発力には少々欠けている印象である。
攻撃スピードの速さには長けているが、パンチのみでKOを奪える威力があるのかは不明である。
キック
長い足を活かしたキック攻撃は彼の最もな強みである。
左の速いロー・ミドル・ハイキック。上・中・下へのバランスの良い打ち分けが非常に上手い。時折見せる左の突き蹴りも非常に威力がある。
右のキックは、左よりさらに速く、威力がある。相手に致命的なダメージを与えることが可能な非常に強力な武器である。
さらに二段モーションの蹴り、突き蹴り、飛び膝蹴りなど、高い身体能力によるイレギュラーなキック攻撃も可能である。
ディフェンス
キック攻撃に対してはカット、パンチに対しては両手ガードをおこなう。ディフェンスも丁寧におこなう印象だ。
しかし、相打ち覚悟の打ち合いをすることも見られるため、危険な場面をこれまでに何度も経験している。それがマイナスに働く可能性もあるのではないだろうか。顔がつき上がるほどのクリーンヒットをもらっている場面も少なからずみられる印象だ。
また、身体の厚み、特に腹の厚みが薄くボディを嫌がることが時々見られる。あまりボディ打ちに対する耐性は少ないのではないだろうか。
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