本記事では、バルガス下す優秀ボクサー・オシャキー・フォスター選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、オシャキーフォスターのその強さについて解説していきます。
よろしくお願いします。
プロフィール
Entonces… ¿O’Shaquie Foster ya no es un paquete, no? pic.twitter.com/ZqraI4FsEC
— José Mª Stampa (@JoseMStampa) February 12, 2023
名前 | オシャキー・フォスター(O’Shaquie Foster) |
生年月日 | 1993年9月17日 |
デビュー | 2012年9月8日 |
出身地 | アメリカ合衆国 |
身長 | 174cm |
リーチ | 183cm |
タイプ | 左右ボクサー |
階級 | スーパーフェザー級 (58.97キロ) |
現在は、WBC世界スーパーフェザー級王者である。
戦績
アマ戦績 100戦以上
プロ戦績 23戦21勝(12KO)2敗
世界戦戦績 2戦2勝(1KO)無敗
※2023年10月28日時点
試合実績
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
1 | 2012年9月8日 | 〇 | 1R 0:12 | KO | テオ・ジョンソン | アメリカ合衆国 | プロデビュー戦 |
2 | 2012年9月22日 | 〇 | 4R | 判定3-0 | マヌエル・ルバルカバ | メキシコ | |
3 | 2012年10月26日 | 〇 | 1R 0:36 | KO | ステファン・ナバ | アメリカ合衆国 | |
4 | 2013年11月2日 | 〇 | 4R | 判定3-0 | アーロン・アンダーソン | アメリカ合衆国 | |
5 | 2014年5月10日 | 〇 | 2R 1:03 | TKO | マリオ・レイシー | アメリカ合衆国 | |
6 | 2014年7月12日 | 〇 | 4R | 判定3-0 | デビン・パーカー | アメリカ合衆国 | |
7 | 2015年8月22日 | 〇 | 1R 1:26 | KO | フランク・ジョーダン | アメリカ合衆国 | |
8 | 2015年9月23日 | 〇 | 1R 1:03 | KO | ダリアス・ジャクソン | アメリカ合衆国 | |
9 | 2015年11月6日 | × | 8R | 判定0-3 | サミュエル・テア | アメリカ合衆国 | |
10 | 2016年1月16日 | 〇 | 4R 2:13 | TKO | ライネル・グリフィン | アメリカ合衆国 | |
11 | 2016年2月19日 | 〇 | 7R 0:52 | TKO | ラビサス・ウィリアムズ | アメリカ合衆国 | |
12 | 2016年7月22日 | × | 8R | 判定1-2 | ローランド・キネア | アメリカ合衆国 | |
13 | 2017年12月29日 | 〇 | 1R 2:41 | TKO | アンドリュー・グッドリッチ | アメリカ合衆国 | |
14 | 2018年1月20日 | 〇 | 4R | 判定2-0 | ケイリン・アルフレッド | アメリカ合衆国 | |
15 | 2018年4月13日 | 〇 | 8R | 判定2-0 | フランク・デ・アルバ | アメリカ合衆国 | |
16 | 2018年9月21日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | ジョン・フェルナンデス | スペイン | WBC世界スーパーフェザー級シルバータイトルマッチ |
17 | 2019年2月23日 | 〇 | 3R 終了 | TKO | ファティウー・ファシヌー | ベナン | |
18 | 2019年7月17日 | 〇 | 8R 2:59 | KO | ヘスス・ブラボー | ペルー | WBAフェデセントロスーパーフェザー級王座決定戦 |
19 | 2019年12月5日 | 〇 | 10R | 判定3-0 | アルベルト・メルカド | アメリカ合衆国 | WBCシルバー防衛1 |
20 | 2020年11月19日 | 〇 | 9R 0:58 | KO | ミゲル・ローマン | メキシコ | WBCシルバー防衛2 |
21 | 2022年3月18日 | 〇 | 12R | 判定3-0 | ムハンマドフジャ・ヤクボフ(英語版) | タジキスタン | WBCシルバー防衛3 WBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦 |
22 | 2023年2月11日 | 〇 | 12R | 判定3-0 | レイ・バルガス | メキシコ | WBC世界スーパーフェザー級王座決定戦 |
23 | 2023年10月28日 | 〇 | 12R 2:38 | TKO | エドゥアルド・エルナンデス | メキシコ | WBC防衛1 |
24 | 2024年2月16日 | – | – | – | エイブラハム・ノバ | プエルトリコ | WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
ファイトスタイル・能力
オシャキーフォスターは、右オーソドックス・サウスポーの両スタイルのボクサータイプである。
珍しいスイッチボクサーであり、どちらの構えでもハンドスピードの速いラッシュが可能。オフェンス・ディフェンスのバランスが非常に良く、彼のボクシングからは負けない優秀さが伺える。相手の攻撃を丁寧に見切ってはヒッティング率の高い攻撃を仕掛ける。非常にまとまりのあるバランス型ボクサーだ。
オフェンス
スピードのある速いコンビネーションが強みだ。さらにそのスピードのあるコンビネーションをオーソドック・サウスポーと両方のスタイルから打つことが可能。インファイトではカウンター攻撃を狙い、遠い間合いではフリッカージャブで相手を牽制し続け、リーチを活かした速いコンビネーションでヒッティングを狙う。
1発はないが、ハンドスピードの速い伸びのある攻撃は非常に素晴らしい。また、アッパー打ちやフック攻撃など、手足の長さを感じられないほど近距離での攻撃もしなやかで上手い。
非常にオフェンス能力に長けた選手である。
ディフェンス
距離で外すスウェーバック、バックステップ、強固な両手ガード、クリンチワークなど、ディフェンステクニックは非常に高い。
相手の攻撃に対する対応が一つ一つ丁寧であり、よく観察しながら次の行動を判断しているようだ。賢いボクサーである。
スタミナ
スタミナやタフネスに課題があるのだろうか。前項のとおりオフェンス、ディフェンスの両面で素晴らしいテクニックを有するが、スタミナの不足、息切れがかなり感じられるシーンが見られる。
ディフェンスの精度か明らかに落ち、らしくない被弾が増えるときがあるため、スタミナの不足には注意が必要だろう。
スーパーフェザー級主要選手
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