本記事では、タイトルにある通り日本初のボクシングのビデオ判定について解説します。
よろしくお願いします。
日本初のビデオ判定導入の経緯
この衝撃の導入については、亀田興毅選手が主催する3150FIGHT vol.5にて、日本初のビデオ判定を正式に決定しました。
導入の経緯としては、昨年行われた3150FIGHT vol.4にて重岡銀次郎選手のタイトルマッチが関係しているとのこと。
その試合では、王者バラダレス選手へのバッティングにより試合続行不可能となり、まさかの無効試合となってしまいました。
試合終了後も、世間では納得いかない声が多数あがり、故意によるものか偶然の行為なのか議論を呼んでいました。
正直、あの試合の判断に関しては、ボクシングファンの私も納得できる内容ではありませんでしたね。
重岡銀次郎選手はアマチュアから負け無しの本当に天才的なボクサーでしたので、無効試合という実績が残るだけでも可哀想だと思ってしまいました。
そこで、そのような経緯から今回、ビデオ判定の導入に踏み切ったというわけですが、そもそもどのように、どのタイミングで判定するのかとても気になるところですので解説します。
ボクシングビデオ判定の方法
ビデオ判定を行う方法は、Abemaが映像基盤となるシステムを構築し提供するとのこと。
おそらくは他のスポーツと同様に複数台のカメラ映像により判定の判断をされるものと考えられます。
ビデオ判定のタイミング
また、どのタイミングで見るのかについては、恐らく判定やTKOの判断に対するビデオ判定の抗議というのは、これまでのボクシングの歴史を見て、中々難しいのではないかと思います。
特にTKOに関しては、選手の生命にも繋がりますので、後からビデオで判断するなど時間をかけて判定するのは非常に現実的ではないです。
今回の重岡選手のように1部の行為に対して、それが故意によるものか、反則行為なのかを判断し、減点することや試合の中断を判断する材料として用いられると考えられます。
いずれにせよ今回が初の試みですので、実際にどのようなタイミングで用いられるのか、他のスポーツと同様、どのようにルール改正されるのかについては、今後注目してみてみましょう。
本記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。