本記事では、スウェーデン出身の世界3階級制覇達成者・バドゥ・ジャック選手について、戦績やファイトスタイル、特徴など、バドゥ・ジャックのその強さについて解説していきます。
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プロフィール
Throwback with @MikeTyson & @AshleyTheophane pic.twitter.com/Pvtc89g2QY
— Badou Jack (@BadouJack) June 28, 2023
名前 | バドゥ・ジャック(Badou Jack) |
生年月日 | 1983年10月31日 |
デビュー | 2009年6月6日 |
出身地 | スウェーデン ストックホルム |
身長 | 185cm |
リーチ | 193cm |
タイプ | 右ボクサー |
階級 | ライトヘビー級 (79.38キロ) |
実績 | 世界3階級制覇 |
戦績
アマ戦績 175戦150勝25敗
プロ戦績 34戦28勝(17KO)3敗3分
※2023年2月26日時点
ファイトスタイル・能力
ジャックは右オーソドックススタイルのボクサータイプである。
世界3階級制覇を成し遂げたことは素晴らしい実績である。しかし、現在は全盛期ほどの動きは見られない。スピードやパワーは全盛期よりもやや劣っており、2018年から2019年にかけて、3連敗した試合結果がキャリアに深い傷をつけてしまった。今後はブリッジャー級への転向を発表しているが、年齢も40歳という大台に乗っており、動きやキレを見ると、引退するのもそう遠くないのではないだろうか。
オフェンス
基本的なスタイルは、前手のジャブで牽制しつつ、左のストレート強打でダメージを狙うようなオフェンスが得意なタイプである。
しかし、重量階級では馴染みのある破壊力というものがあまり感じられない。
スピードも全盛期ほどは感じられない。
良き点としては、12ラウンドを戦い抜く豊富な運動量が健在であることだ。スタミナ面に関しては、年齢を感じさせないほどの高い能力を有している印象である。
2023年におこなわれたイルンガ・マカブ戦では、12ラウンドにラッシュをかけてTKOにまで追い込み勝利した。王座を獲得し3階級制覇を達成。年齢的にも厳しい中で、この勝利を生み出せたことは、彼の中でかなり大きい転機となったのではないだろうか。
ディフェンス
両手ガードとバックステップが主なディフェンステクニックである。
近年の試合ではやや被弾が目立ち、反応速度、動きのスピードに鈍さが感じられるため、ディフェンス面には穴がある印象だ。
クルーザー級主要選手
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