本記事では、2023年12月31日におこなわれたにゃんこ大戦争 presents RIZIN.45 の一戦、65kg級タワンマッチ、三浦孝太 vs 皇治の両選手のプロフィール・ファイトスタイル、見どころ、試合結果を解説していきます。
両者データ比較
#RIZIN45 大晦日をより楽しむための#RIZINチャーリーガイド📝#三浦孝太🆚#皇治
— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) December 19, 2023
格闘技界イケメン対決。キックボクサーのMMA門番・三浦孝太が今回キャリアを通して一度もフィニッシュされた事のない皇治を篩(ふるい)にかける。格闘技に身を置く時間こそ皇治の方が長いが、… pic.twitter.com/lntCa9DQ3x
三浦 孝太 | リングネーム | 皇治 |
三浦 孝太(みうら こうた) | 名前 | 田中 宏治(たなか こうじ) |
2002年5月28日 | 生年月日 | 1989年5月6日 |
日本 | 国籍 | 日本 |
兵庫県神戸市 | 出身地 | 大阪府池田市 |
175cm | 身長 | 173cm |
175cm | リーチ | 168cm |
リトル・キング | 異名 | 鋼のエンペラー |
サウスポー・オーソドックス | タイプ | サウスポー・オーソドックス |
総合格闘技・ボクシング | スタイル | 空手・日本拳法・キックボクシング |
BRAVE | チーム | TEAM ONE GYM |
三浦孝太のファイトスタイル
三浦は右オーソドックススタイルである。アグレッシブさを武器とするオフェンス重視型プレイヤーである。エリートな父・三浦知良の息子といった世間からのプレッシャーがありながらも、RIZINデビューから勝利をおさめており、しっかりとした実績を残している伸びしろのある選手である。
三浦孝太の詳細な記事はコチラ↓
皇治のファイトスタイル
皇治はMMA未経験であるため、ここではキックボクサーとしての戦型を紹介する。
皇治は右オーソドックススタイルだ。キック、パンチの打ち分けのバランスが良い選手である。彼のプレイスタイルは、手数の少ない消極的な戦法に見えるが、その特徴をひっくり返すように不思議なほどギアがかかって積極的な選手に見えることもある。
皇治の詳細な記事はコチラ↓
見どころ
鋼のエンペラー・皇治、2020年K-1からRIZINに転向。根性で戦うキックボクシングが人気を呼び、出場するたびに話題となる人気選手である。
今年4月から青木真也とともにMMAの練習に打ち込む日々。遂に今回の試合でMMAデビューとなる。優秀な打撃センスを武器としながら、寝技・絞め技・グラウンドの攻防にどこまで対応できるのか非常に注目の試合である。
対するは、三浦知良の息子、三浦孝太。MMA戦績は3戦2勝であり、MMA未経験の相手に、総合格闘技の経験をどこまで活かせられるのか注目だ。今回の試合は、YA-MAN戦に敗北した以来の試合となる復帰戦でもある。まだ若いが、負けるとかなり評価を下げることとなるだろう。
MMAデビューを見事に皇治が勝利を手にするのか、それとも、若きプリンスが総合格闘技の厳しさを教えることとなるのか。非常に注目の1戦である。
試合結果
1ラウンド
離れた距離から見合う展開から始まった。打撃では皇治に分があると思われたが、意外にも三浦の打撃も当たっており、印象は悪くなかった。
残り時間 2分52秒
三浦が右オーバーハンドを振るが、皇治がブロッキング。その後、三浦がすぐさま右ストレートを打ち、皇治のアゴをとらえる。
打たれた皇治は、距離を詰め、左フックをやり返した。ヒットされた三浦は、効いていない素振りをみせる。
残り時間 50秒
皇治の左フックが顔面をとらえる。三浦は後ろにバランスを崩したが、あまり効いていないようだ。
残り時間 22秒
皇治の左ミドルが三浦のボディに命中する。効いたのか、前のめりに倒れる三浦。皇治は倒れた三浦を押さえ込みに入り、パウンドを何度も放つが、そのまま1ラウンド終了。
スタンドの打撃や最後のパウンドの展開によって1ラウンド目は明らかに皇治が優勢だったように感じた。
2ラウンド
残り時間 4分39秒
三浦がタックルに入るも、皇治が三浦の顔を上に押し上げて、テイクダウンを阻止した。そして、膝蹴りを入れる皇治。ここの対応も見事である。
残り時間 4分13秒
三浦へショートレンジの打撃を与えると、三浦がサイドに倒れた。そして、バックからパウンドを打つ皇治。
皇治は立ち上がり、追い討ちをかけるように顔面にキックを打ち込む。サッカーボールキックを3発入れたところでレフィリーストップ。
結果
2R 59秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドキック)により皇治の勝利となった。
元キックボクシング選手でありMMA未経験の相手に対し、スタンドで勝負に出てしまった三浦の戦略が裏目にでたのではないだろうか。早めに寝技の勝負にもっていけば結果は変わっていただろう。三浦の非常に悔しい敗戦となってしまった。
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