こんにちは、格闘技ファンの皆さん！2024年7月28日にさいたまスーパーアリーナで行われた超RIZIN.3、誰もが注目する中で繰り広げられた試合の結果についてお届けします。今回のメインイベントは、元K-1ファイターの平本蓮と「負ければ引退」を公言していた“路上の伝説”朝倉未来の因縁マッチ。この試合でどんなドラマが展開されたのか、詳しく見ていきましょう。
試合結果
超RIZIN.3のメインイベントは、元K-1ファイターの平本蓮（剛毅會）が、朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）との因縁マッチで1回TKO勝ちという結果に終わった。この試合のために特別に作られたLMS（ラストマンスタンディング）の記念ベルトを見事に勝ち取った平本は、見事なパフォーマンスで観客を魅了した。
試合は始まるとすぐに緊張感が漂い、距離がじりじりと縮まる中、平本は朝倉の右ストレートに対して見事な左フックのカウンターを合わせた。その後、平本は冷静に朝倉の右フックを避け、強烈な左ストレートでダウンを奪った。最後は、平本が朝倉の力が抜けたところを見計らい、パウンドをまとめ、レフェリーが試合を止めた。
試合後のインタビューで平本は「なんもいえねぇ。練習してきた技が見事にはまった。やってきたことに間違いはなかった。やってきてよかった。1ラウンドから勝負だと思ってた。勝負の瞬間が絶対生まれるので、しっかり決められてよかった。RIZINチャンピオンになったんですけど、別のベルトがあるみたいなので取りに行きたいと思います」と喜びを語った。また、朝倉に対しては「引退しないで」とコメントした。
平本蓮の経歴
平本蓮は、1998年6月27日、東京都生まれ。14年11月にK-1甲子園2014 -65kgの決勝戦で佐野天馬を破り、高校1年生で優勝。15年にプロデビューし、K-1、Krushのリングで活躍。17年にはK-1ライト級世界トーナメントで準優勝。18年には日本人初となるゲーオ・ウィラサクレックからKO勝利を収めた。20年大みそかのRIZIN.26で萩原京平戦でMMAデビューも黒星。22年7月の沖縄大会で鈴木博昭からMMA初勝利を掴んだ。
また、平本は朝倉未来に憧れてMMAデビューしたが、なかなか結果が出ず落ち込んでいた時期もあった。しかし、次第に努力が実を結び、今回の試合で憧れだった選手を越えるチャンスを手に入れた。今回の勝利は、平本が長年の夢を叶えた瞬間でもあった。
朝倉未来の経歴
朝倉未来は、1992年7月15日、愛知県生まれ。12年にDEEPで総合格闘技デビュー。13年からTHE OUTSIDERに参戦し、15年に65-70キロ級王座、60-65キロ級王者を獲得。THE OUTSIDER史上初の二階級制覇を達成した。18年8月にRIZIN初参戦し、元UFCファイター・日沖発、リオン武、ルイス・グスタボ、矢地祐介らを破った。20年11月のRIZIN.25で修斗王者の斎藤裕と対戦し敗戦。21年6月の東京ドーム大会ではクレベル・コイケと対戦し一本負け。21年大晦日で斎藤裕と再戦しリベンジを果たした。22年9月の超RIZINではフロイド・メイウェザーとも対戦。23年7月の超RIZIN.2でヴガール・ケラモフとのタイトルマッチに挑むも一本負けを喫した。
今後の展望
今回の勝利で平本蓮は、格闘技界で新たな位置を確立した。彼の今後の展望としては、さらなるベルトの獲得を目指すことが挙げられる。平本自身がインタビューで述べたように、彼には別のベルトがあることを目指している。この勝利をきっかけに、彼のキャリアは新たなステージに進むことだろう。
一方、朝倉未来にとっては、この敗北はキャリアの一つの節目となるかもしれない。彼が「引退」を口にしていたことからも、今後の動向には大いに注目が集まるだろう。彼が再びリングに立つのか、それとも別の道を歩むのか、ファンとしては見守りたいところだ。
さらに、この試合は世代交代の意味合いも含んでおり、平本蓮が新たな時代の担い手として登場したことを象徴している。格闘技界は常に進化し続けるものであり、新しい才能が次々と出現する中で、平本のような若い選手が活躍することは非常に重要だ。
まとめ
2024年7月28日に行われた超RIZIN.3は、平本蓮の見事な勝利で幕を閉じた。彼は朝倉未来との因縁マッチを1回TKOで制し、記念ベルトを獲得した。この試合は、平本が新たな位置を確立し、格闘技界での世代交代を象徴するものとなった。今後の彼の活躍に期待が高まる一方で、朝倉未来の今後の動向にも注目が集まる。
これからも格闘技界は熱い戦いが続くだろう。ファンの皆さんも、ぜひとも選手たちの応援を続けてください。
