本記事では、2023年12月31日におこなわれたにゃんこ大戦争 presents RIZIN.45 の一戦、77kg級ワンマッチ、イゴール・タナベ vs 安西信昌の両選手のプロフィール・ファイトスタイル、見どころ、試合結果を解説していきます。
両者データ比較
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— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) December 21, 2023
ブラジリアン柔術vs.ジャパニーズレスリングの構図。RIZINに出場してから無類の強さを見せているタナベに、世界を知り世界の競合と拳を交わしてきた安西が立ち塞がるウエルター級の一戦。… pic.twitter.com/PuiE66cEq4
イゴール・タナベ (Igor Tanabe) | 名前 | 安西 信昌(あんざい しんしょう) |
2000年5月9日 | 生年月日 | 1985年12月1日 |
ブラジル | 国籍 | 日本 |
サンパウロ州サンパウロ | 出身地 | 埼玉県 |
184cm | 身長 | 172cm |
200cm | リーチ | 178cm |
スキニー忍者 | 異名 | アニマル |
オーソドックス | タイプ | オーソドックス |
ブラジリアン柔術 | スタイル | レスリング |
セラヴィー | チーム | TEAM CLIMB |
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見どころ
新柔術家の怪物、イゴール・タナベ、7歳から始めた柔術を武器に昨年にMMAデビュー。いまだキャリア4試合ではあるもののデビューから全て1ラウンド1本勝ちの素晴らしい成績を残している。
今回初のウェルター級への挑戦となるが、この勢いのまま1本勝ちできるのか、非常に注目の選手である。
対するは、ベテランファイターの安西信昌。レスリングを得意とするキャリア14年のベテラン。UFC、BELLATORなどと世界にも渡り合き経験を積んだファイターだ。
新人にMMAの厳しい制裁を与えるか、はたまた、イゴールが勝利し、1本勝ちの記録を継続するのか。非常に注目の1戦である。
試合結果
1ラウンド
開始早々、イゴールがタックルによるテイクダウン。かがみ込んだ安西のバックを瞬時にとった。バックから右腕をかけにいくイゴール。安西は右手を押さえ込みにいき、なんとか腕をほどこうとするが、イゴールが四の字ロックで逃がさない体勢をキープする。
残り時間 3分49秒
隙をみて、右腕を回してリアネイキッドチョークをかけにいったイゴール。首へのかかりが甘く1度腕を外す。
残り時間 3分41秒
外した腕とは逆の左腕を首に回し、再びリアネイキッドチョークをかける。今度も入りが浅いようにみえたが、四の字ロックの体勢からブリッジのように安西の身体を反らせ、上体をひねることで、チョークの入り方をコントロールし、首を絞めている完璧なリアネイキッドチョークをかけることに成功した。
腕の入れ替えや身体の入れ方などイゴールがいかに判断能力に優れているかが証明された試合となった。
結果
1R 1分32秒 SUB(テクニカルサブミッション:リアネイキッドチョーク)によりイゴール・タナベの勝利となった。
この勝利により、イゴールタナベは、MMAデビューから5連勝、さらには全ての試合で1ラウンド1本勝ちの素晴らしい記録を継続させた。
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