【試合結果】平本蓮 vs YA-MAN 2023大晦日RIZIN.45

MMA試合紹介
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本記事では、2023年12月31日におこなわれたにゃんこ大戦争 presents RIZIN.45 の一戦、フェザー級ワンマッチ、平本蓮 vs YA-MANの両選手のプロフィール・ファイトスタイル、見どころ、試合結果を解説していきます。

両者データ比較

平本 蓮リングネームYA-MAN
平本 蓮(ひらもと れん)名前杉山 怜(すぎやま れん)
1998年6月27日生年月日1996年5月31日
日本国籍日本
東京都足立区出身地埼玉県富士見市
173cm身長173cm
179cmリーチ171cm
美しきドブネズミ異名キングオブストリートファイト
オーソドックスタイプサウスポー・オーソドックス
キックボクシング・ボクシング・空手スタイルキックボクシング
剛毅會チームTARGET SHIBUYA

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平本蓮のファイトスタイル

平本はサウスポースタイルだ。長年キックボクシングのエリートとして、渡り歩いてきた打撃専門のMMAファイターである。MMA戦績は、いまだ6戦経験が浅く、まだまだ絞め技やグラップリングには伸び代を感じる。

平本蓮の詳細な記事はコチラ↓

平本蓮選手の戦績と強さ分析

YA-MANのファイトスタイル

YA-MANはMMAでの試合経験が非常に少ないため、ここではキックボクサーとしてのファイトスタイルを紹介する。

YA-MANは右オーソドックススタイルである。怖いもの知らずのアグレッシブさが持ち味のパワー型ファイターだ。距離を詰めて、フック、ボディ攻撃を強振する。特に右フックが強力だ。1つ当たれば、その後に何度も同じコンビネーションを打ちまくる。テクニカルな攻撃はない、根性の打ち合いをするようなスタイルである。

YA-MANの詳細な記事はコチラ↓

YA-MAN選手の戦績と強さ分析

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見どころ

2023年11月19日、物語はここから始まった。キックボクシングルールによる朝倉未来との試合。ファンの予想をひっくり返したYA-MANの圧倒的な勝利。路上の伝説が両膝をつき、まさかのKO負け。その試合を観戦していた平本は、憧れの選手である朝倉未来を倒され、非常に悔しがっていた。

平本の目標は、朝倉未来をぶっ飛ばすこと。その目標達成に向けて、まずは朝倉未来をぶっ飛ばしたYA-MANをぶっ飛ばすことに決めた。これで勝つことができれば、いよいよ憧れの朝倉未来との試合が現実となってくる。気合いの入りがこれまでとは比べ物にならないほどガチだ。

対するYA-MANも、気合い十分。平本の煽りから怒りを爆発させ、何がなんでも全力で倒しにいく気迫だ。未来を倒し、実力は証明できた。次は、自分自身の格闘技人生を否定してきたアイツをぶっ飛ばす。MMAの経験は少ないが、YA-MANはそんなこと全く気にしていないようだ。

譲れない両者の完全決着・喧嘩マッチ。平本が勝利を手にし、朝倉未来との試合の切符を掴み取るか、はたまた、新生YA-MANが勝利し、平本の格闘技人生を完全に終わらせるのか、非常に注目の高い1戦である。

試合結果

1ラウンド

開始早々、いきなり激しい打ち合いだ。1度間合いをみる両者だが、いきなり平本の打撃がYA-MANを捕らえた。

残り時間 4分36秒

打撃を与えた平本は、すぐさまタックルに入り、テイクダウンをとった。YA-MANは立ち上がるも、瞬時に平本はバックをとる。YA-MANは正面に向くが、平本がYA-MANの左腕を離さず、近い攻防が続く。

残り時間 2分36秒

強引に攻めるYA-MAN。コンビネーションから左右のフックをヒットさせた。その後、すぐさま平本がフックをやり返す。激しい打ち合いであるが、平本は冷静さを保てているように見えた。

残り時間 1分42秒

ノーガードで攻撃を振り回すYA-MANに対して、平本が攻撃を交わしながら何発もカウンターをヒットさせる。ロープ際に追い詰められる平本だが、対応は非常に冷静であり、YA-MANへパンチをいくつも当てている。

残り時間 1分10秒

YA-MANのローキックにタイミングを合わせ、平本のカウンターの左ストレートが命中。

その後も、激しい打ち合いが続くが、明らかにYA-MANよりも平本の攻撃が良く当たっている。平本のカウンターを狙う戦略がよくハマっているようだ。

2ラウンド

残り時間 4分43秒

平本は打撃を入れながらYA-MANの身体に腕をまわし、バックをとる。総合格闘技らしい動きであり、平本の成長が伺える。

残り時間 3分57秒

平本の左右のフックがYA-MANに命中。その後もスピードのあるストレート攻撃を当て、YA-MANのカウンターは、ダッキングで交わして対応した。

残り時間 3分11秒

平本のタックルによるテイクダウン成功。YA-MANの首元を押さえ込みながら、足を抜き、サイドポジションに。なんとか立ち上がるYA-MANだが、再びバックをキープする。明らかに平本有利な展開である。

残り時間 1分36秒

YA-MANの右フックが平本の顔面をとらえる。しかし、平本も応戦し、カウンターの右フックを当てる。

YA-MANは、積極的に攻撃を打っているが、ディフェンスが甘いため、カウンターを被弾しすぎている。採点には大きくマイナスに影響しただろう。

残り時間 33秒

再び平本がテイクダウンをとる。押さえ込みからひじ、パウンドを入れ無理せずに2ラウンド終了。

3ラウンド

残り時間 4分30秒

YA-MANの強力な右ストレートが平本をとらえる。しかし、平本は冷静にYA-MANを抱きかかえ、再びテイクダウンを奪う。立ち上がるも、すぐにバックをとり平本有利な展開が続く。平本の強力な膝蹴りがあたり、YA-MANが流血する。

残り時間 2分23秒

両者足を止め打ち合いをするが、その中でも平本の攻撃が良く当たった。YA-MANはスタミナ切れか、口が空いており、パンチにもキレがない。

残り時間 22秒

最後の力を振り絞り、パンチを振り回す両者。YA-MANの右ストレートが当たるも、もう威力がなくなっている。

激しい打ち合いのまま、試合が終了する。

結果

判定結果は、3-0で平本の勝利となった。テイクダウンを何度もとりグラウンドでの攻防もよく、なおかつ、カウンターを多く当てていたため、この判定は妥当な結果だろう。

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