本記事では、2023年12月31日におこなわれたにゃんこ大戦争 presents RIZIN.45 のメインイベント、フライ級タイトルマッチ、堀口恭司 vs 神龍誠の両選手のプロフィール・ファイトスタイル、見どころ、試合結果を解説していきます。
両者データ比較
やったります!!#Rizin pic.twitter.com/feaKAHNF0q
— Kyoji Horiguchi (@kyoji1012) October 26, 2023
堀口 恭司(ほりぐち きょうじ) | 名前 | 神龍誠(しんりゅう まこと) |
1990年10月12日 | 生年月日 | 2000年7月5日 |
日本 | 国籍 | 日本 |
群馬県高崎市 | 出身地 | 宮城県仙台市 |
165cm | 身長 | 165cm |
169cm | リーチ | 165.5cm |
史上最強のMade In JAPAN | 異名 | 日本のラフ・ダイヤモンド |
オーソドックス | タイプ | サウスポー |
伝統派空手 | スタイル | レスリング |
アメリカン・トップチーム | チーム | 神龍ワールドジム |
堀口恭司のファイトスタイル
堀口は右オーソドックススタイルだ。相手や距離間によってはサウスポースタイルになることも見られる。足を大きく開き、体勢を沈めながら戦うオープンスタンスである。重心が非常に安定しており、フィジカル面では恵まれていない体格ながらも堀口独自のプレイスタイルを作り上げ、多くの強者を倒してきた逸材である。
堀口恭司の詳細な記事はコチラ↓
神龍誠のファイトスタイル
神龍はサウスポースタイルである。狭い足の開きのスタンスで戦う、寝技、立ち技、打撃と三位一体バランスの良いプレイスタイルである。アグレッシブさを兼ね備えつつも冷静な判断能力にも優れている印象だ。
神龍誠の詳細な記事はコチラ↓
見どころ
2023年大晦日を締めくくるRIZIN.45のメインイベント。5ヶ月前、超RIZIN.2にて、BELLATORフライ級タイトルマッチをおこなうも、アイポークによって、25秒でまさかのノーコンテスト。そこで今回、RIZINはフライ級の新ベルトを大晦日に用意した。この試合の勝者がRIZIN初代フライ級王者を獲得する。
フライ級世界NO.1との呼び声もある史上最強のMADE IN JAPAN 堀口恭司がRIZIN初代フライ級王座を勝ち取るか、はたまた若き日本のラフダイヤモンド神龍誠が世代交代を告げる大番狂わせを果たすか、非常に注目の試合である。
試合結果
1ラウンド
開始直後は冷静な見合いから静かに始まった。
早速、神龍がシングルレッグを狙うも距離が遠く堀口が冷静な対応をみせた。
残り時間 3分15秒
堀口が神龍の頭を抱えた体勢からギロチンチョークを狙うが神龍が体を伸ばし、お尻を引いて冷静に頭を抜き対応した。
残り時間 2分40秒
再び堀口が頭を抱え、ギロチンチョークを狙う。しかし、足が固定できず、1度諦める。しかし、その後、すぐに足をまわし入れることに成功。体勢を整え、再びギロチンチョークを狙った。しかし、上手く首に入っていなかったようだ。神龍はすぐさま頭を抜き、バックの体勢に切り替えた。
バックテイクをとられるも堀口は冷静に対応。神龍もクラッチの状態から冷静に攻撃を狙っていく。
両者ポジショニングが上手く、緊張感のある掛け合いが続くも、どっちつかずの接戦で1ラウンドを終えた。
2ラウンド
開始早々、堀口の右ハイキックが神龍を捕らえた。そして、コンビネーションから左ジャブを当て、神龍たまらず前向きに倒れる。
明らかにダメージをおった神龍だったが、再び積極的にバックポジションを狙いにいく。
その状況から堀口は冷静に支え釣込み足によって神龍の体勢を崩させた。しかし、そこから神龍は、身体をまわし、マウントポジションに瞬時にもっていった。素晴らしい技術である。
残り時間 3分53秒
神龍が上になり、ガードポジションになった堀口は、1ラウンドと同様またもや神龍の頭を抱え、足でクラッチし、ギロチンチョークを狙っていった。しかし、首の入りが甘く、すぐさま堀口は諦めた。
揉み合いになり、堀口が神龍の顔を押し上げて立ち上がった。その立ち上がり直後、堀口は強烈なワンツー攻撃を打ち込む。明らかに効いたが、神龍は、なんとか攻撃を返した。非常に緊迫した打撃戦である。
残り時間 2分37秒
堀口が神龍をテイクダウン。堀口がバックをとる。スキをみて神龍はすぐに前向きになるも、堀口は足をかけて再びテイクダウン。堀口は強烈なパウンドを打ち込みながら、バックポジションの体勢に。
残り時間 1分26秒
バックポジションからパウンドを打ち込む堀口、打撃を与えつつ、腕を神龍の首にいれ、リアネイキドチョークをかけた。完璧に首を絞められ、神龍たまらずタップアウト。
結果
2ラウンド3分44秒SUB(タップアウト:リアネイキッドチョーク)により、堀口恭司の勝利となった。この勝利により、堀口はRIZINバンタム級に次ぐ、RIZINフライ級タイトルを獲得。RIZIN2階級制覇という偉業を達成した。
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