本記事では、2023年12月31日におこなわれたにゃんこ大戦争 presents RIZIN.45 の一戦、70kg級ワンマッチ、久保優太 vs 安保瑠輝也の両選手のプロフィール・ファイトスタイル、見どころ、試合結果を解説していきます。
両者データ比較
#RIZIN45 大晦日をより楽しむための#RIZINチャーリーガイド📝#久保優太🆚#安保瑠輝也
— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) December 23, 2023
キックボクシングからMMAに転向(?)した者同士による総合格闘技の一戦。グラウンドの知識や技術では久保に一日の長があるだろうが、元キックボクシング王者同士による対戦はグラウンドの展開になるのだろうか… pic.twitter.com/Y8lO1VCJJ6
久保優太(くぼ ゆうた) | 名前 | 安保 瑠輝也(あんぽ るきや) |
1987年10月19日 | 生年月日 | 1995年10月29日 |
日本 | 国籍 | 日本 |
東京都立川市 | 出身地 | 兵庫県姫路市 |
175cm | 身長 | 180cm |
176cm | リーチ | 185cm |
闘う投資家 | 異名 | ダークヒーロー |
サウスポー | タイプ | オーソドックス |
テコンドー・キックボクシング | スタイル | キックボクシング |
PURGE TOKYO/BRAVE | チーム | CLUB es/team ALL-WIN |
久保優太のファイトスタイル
久保は、サウスポースタイルである。元K‐1ウェルター級チャンピオンという輝かしい実績を残しており、キックボクシングでの打撃センスは、MMAに転向後も良く活かされている。
MMA戦績は、まだまだ少なく、グラウンドの対応やスタミナ面での課題が多くあるが、経験がないだけに致し方ないことだ。ただし、彼は客観的に分析する賢さを持つファイターである。苦手部分に関しては、彼のファイトIQを駆使すれば克服できるのではないだろうか。
久保優太の詳細な記事はコチラ↓
安保瑠輝也のファイトスタイル
今回の試合がMMAデビュー戦となり、総合格闘技のデータがないため、ここではキックボクサーとしてのファイトスタイルを紹介する。
安保は、右オーソドックススタイルである。恵まれたフィジカル・高い身体能力を駆使した攻撃力が非常に魅力的な選手だ。近年では、その積み上げてきたキャリアからか無駄打ちの少ないまとまりのある戦い方をおこなうことが可能となった。
ストレート攻撃が主体となり、特に右ストレートはスピードが速く強力なパワーを有する。しかし、体格やリーチの面で恵まれたフィジカルを持っている割には、一発で相手を沈めるほどの爆発力には少々欠けている印象である。
長い足を活かしたキック攻撃は彼の最もな強みである。左の速いロー・ミドル・ハイキック。上・中・下へのバランスの良い打ち分けが非常に上手い。時折見せる左の突き蹴りも非常に威力がある。右のキックは、左よりさらに速く、威力がある。相手に致命的なダメージを与えることが可能な非常に強力な武器である。
安保瑠輝也の詳細な記事はコチラ↓
見どころ
YouTube企画にて、平本蓮と榊原CEOの交渉によって安保瑠輝也がまさかのMMAデビュー決定。
さらに驚くべきは、その相手。K‐1王者同士のMMAマッチとなった。
安保の相手は、MMA戦績2勝1敗の久保優太。自信しかない安保瑠輝也へ、MMAの先輩として、この競技の厳しさを教えることができるのか。非常に注目の1戦である。
試合結果
1ラウンド
立ち上がりやはり安保は打撃戦の展開を望むようだ。安保は、遠い間合いからキックとパンチを打ち込んだ。
残り時間 3分47秒
いきなり久保が仕掛けた。タックルに入り、テイクダウン。安保の両足を久保がクラッチし抱えているため、確実に寝かされる体勢となった。安保の経験の少なさが完全に展開にでてしまっている。
残り時間 2分35秒
久保の有利なマウントポジションの姿勢になる。上体を起こされないように首を押さえる安保だが、すでに劣勢な状況だ。パウンドを打ち込まれ、為す術のない状況である。
残り時間 1分39秒
安保の押さえこみの手が外れ、久保の上体が上がり、上から強烈なパウンド攻撃が安保に何度もヒットする。
残り時間 43秒
マウントポジションから脱出しようと、不用意に動いた安保に対し、体勢を整えた久保がバックマウントポジションをとる。そして、隙をみて、安保の首に左腕を通し、リアネイキッドチョークを成功させた。安保は思わずタップアウト。
結果
1R 4分28秒 SUB(タップアウト:リアネイキッドチョーク)により久保の一本勝ちとなった。
1週間程度の練習で勝利できるほどMMAは甘くない。久保がそのMMAの厳しさを安保に伝えたような結果となった。互いに元K-1チャンピオンでありながら、その選手同士がMMAで試合をしたことは非常に良い経験となったのではないだろうか。今後の二人の活躍に注目だ。
RIZIN.45の試合記事はコチラ↓
フアン・アーチュレッタ vs 朝倉海 2023大晦日RIZIN.45
クレベル・コイケ vs 斎藤裕 2023大晦日RIZIN.45
イゴール・タナベ vs 安西信昌 2023大晦日RIZIN.45
本記事は、以上になります。本サイトでは、他にも格闘技に関する記事をたくさんアップしています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ他の記事もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。